2017-06-08 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
昔だったら、藤原家に乗っ取られるおそれがあるとかそういったこともあったと思いますし、また、これに関連づけて言えば、日本の精神的な帰属意識、アイデンティティーそのものでもございまして、多分、一番日本が歴史の中で国家意識が明確になったときは蒙古襲来の後だというふうに思っておりますが、その後に北畠親房さんが「神皇正統記」という本を著しておりまして、この中にも、大日本は神国なりという文章で始まっておりますけれども
昔だったら、藤原家に乗っ取られるおそれがあるとかそういったこともあったと思いますし、また、これに関連づけて言えば、日本の精神的な帰属意識、アイデンティティーそのものでもございまして、多分、一番日本が歴史の中で国家意識が明確になったときは蒙古襲来の後だというふうに思っておりますが、その後に北畠親房さんが「神皇正統記」という本を著しておりまして、この中にも、大日本は神国なりという文章で始まっておりますけれども
そこに源氏物語やら神皇正統記やらいろんなことを書き並べましたけれども、例えば根本枝葉花実説というのは、先ほど言いましたように、日本の神々とそのほかの宗教との関係を考えたところで出てきた考えですけれども、根本は日本である、枝葉は中国である、花や実はインドである、こういうふうな格好で日本中心の世界というものを描き出そうと。
○竹内(猛)分科員 私は、つくば市にありますところの、南北朝時代に北畠親房が神皇正統記を書いたということで大変有名な城跡があります。小田という城でありますけれども、この城の保存について何回か質問してきました。けれども、管理、規制だけは厳しくやるけれども、住民の声を聞くということについてはなかなか、まことにお粗末だ、こういうことでは非常に困るという立場から質問します。
それから大池という池がありまして、この大池が北畠親房が神皇正統記を書いたと言われている。なお平沢観音、それから関城町という町がありますがここに関城という城がある。ここもまた神皇正統記を書いたんだ、そこには地下壕もあるし土塁もある。それから下妻市には大宝城というお城がある。こういうのが集まってこの地域の文化をつくっている。小田城だけじゃない。
北畠親房が神皇正統記で天皇制を擁護したんだな、その歴史だ。それから今の国際都市つくば研究学園、これを一体としてあの辺にしっかりしたものをつくっていく、そのくらいの考え方を文化庁も持ったらどうだ。どうです、余り抑えることばかりしない方がいいよ。
これは、南北朝時代の北畠親房がそこで神皇正統記を書いたという由緒のある、歴史のあるお城です。今、城は焼けてありませんが、昭和十年、天皇制憲法のもとで何とそこを国の指定文化財にしたのですね。それで、本来、指定文化財にする場合には、その地域を守ってきたその地域の人たちがこれを残していこうじゃないかということで要請をして、地域も一体となってやるべきものでしょう。
そこはかって北畠親房が「神皇正統記」を書いた小田城の堀なのです。その堀のところに菊池作一郎という方がいらっしゃいます。そのほかにも鴻巣義男という人がいらっしゃいますが、六十年六月に、家が古くなったからその家を建てかえようというわけで建てかえようとしたところが、県あるいは町の教育委員会から、あるいは国からも来たのでしょう、文化庁の方からの指示があって調査が入ってきた。
——文化庁に要請をしたいと思うのですが、茨城県筑波郡の筑波町の小田というところに南北朝時代ですか北畠親房が神皇正統記を書いたと言われる小田城がございます。その小田城には第一、第二、第三の堀がある。
分かれて、文化の中心となったというようなことを言われて、そしてまた同時に、南朝、北朝に分かれて、文化の中心になったというふうな表現からすると、文化というものは何か権力と同じについているような感じの表現をされましたけれども、南北朝の場合は、文化と言えば文化でないと言えないかもしれませんけれども、やはり一つの支配権の分裂でありまして、なるほどその中に、正統性を主張しようという立場から北畠親房の立場で神皇正統記
それから、現在の歴代天皇の代数の確定のその経緯といいますか、ということでございますが、明治以前におきまして、古くは六国史あるいは神皇正統記あるいは本朝皇胤紹運録と、こういったような各種の記録によりまして、明治以前におきましてすでに百二十代程度のそれぞれの代数というものがあったわけでございます。
○内藤誉三郎君 私はそれは民間でもけっこうでございますが、昔聖徳太子のころには、天皇記、国記が編さんされ、奈良朝時代には有名な古事記、日本書紀、中世では北畠親房の神皇正統記、いまお話の水戸光圀の大日本史、昭和の御代になりますと、国史概説、明治維新の資料、こういうようなやっぱり歴史ものが出ておりますので、民間でやられる場合には私は、ぜひ大幅に国のほうから財政援助をしていただきたいと思いますが、総務長官