1976-10-28 第78回国会 参議院 逓信委員会 第7号
また、台風など災害の多い九州の農村で、非常用無線電話が設置されたことは住民に大きい安心感を与えている、などの事例を挙げられ、このように農村こそ電話の必要性が高いにもかかわらず、福岡県では磁石式局が三十七局も残っており、地集電話が二万五千もあって非常におくれていると思う。
また、台風など災害の多い九州の農村で、非常用無線電話が設置されたことは住民に大きい安心感を与えている、などの事例を挙げられ、このように農村こそ電話の必要性が高いにもかかわらず、福岡県では磁石式局が三十七局も残っており、地集電話が二万五千もあって非常におくれていると思う。
それからまた自動化があるということは、一種の事業の合理性追求といいますか、そういうような面から見ると、避けたいという感じも非常によくわかるわけでございますけれども、まあそれらに関連しまして数年前——三、四年前に年間増設四万というようなこともあったと記憶しておりますが、磁石式局が年々減少して、相当減少している今日、五万の増設をされるということについては私は非常にその関係の皆さん方の御努力に対して敬意を
それからこれは直接この法律そのものの関係じゃありませんが、従来磁石式局への加入電話の増設の割り当てがかなり少ないことが続きました。
○長田裕二君 この磁石式局を全部改式にしてしまうのはいつごろになりますか。あるいはそれが完全になくならない状態というものがまだ非常に続くなら、どういう状態でこの改式がなされていくか、そこのところをもう少し詳しくお答え願います。
ほんとうならば、資金的には自動化することができるわけでございますけれども、先ほど総裁が御説明しましたような趣旨で自動改式が残りました場合でも、隣接の自動局の加入区域を暫定的に拡大して救済する方法でございますとか、あるいはその磁石式局そのものの加入区域を拡大する方法でございますとか、そういう形で——御疑念のマグネットの局の積滞は全体的にみんな残ってしまうのじゃないか、少なくともこれから出てくる需要というものに
五十二年度末の総需要が二百程度の局以下と見込んでおりますので、磁石式局についても、これらの局につきましては当然積滞をなくして充足をしてまいる。また五十三年度以降なるべくすみやかにサービスの面からこれを自動改式にしていく、こういうふうに考えておる次第でございます。
これはもちろん平均的な加入者でございますので、これよりも多い人、少ない人があるわけでございますが、少なくとも定額料金制局におきましては、今回定額使用料につきまして全然触れておらないわけでございまして、近距離通話の値下げだけをまずしておるということでございますから、現在全国で四千三百局ほどございます磁石式局の加入者は、今回の措置によって値下げのほうだけを受けられるということになろうと思います。
特に電話事業におきましては、建設費の中で六割程度のものが磁石式局を自動式局にするとか、あるいは待時通話を即時化するというように、既設加入者のために投資されている性質の事業でございます。
そこで、まず過疎地域の問題でございますが、いま四千六百局ほどございます磁石式局は定額料金制を採用しておりますが、それは料金を上げておりません。そして、いま御指摘のございましたように準市内あるいは近郊通話とはいっておりませんけれども、近郊通話と同じような値下げを行なっております。
○武田説明員 いまの御指摘の点でございますが、電信電話事業の建設工事費の中には、既設の、たとえば磁石式局を自動式局にするとか、待時の市外通話を即時にするとか、あるいは手動即時を自動即時にするといったように、既設加入者のために投資されている部分が相当ございます。
同じくそのときに、農集の交換設備が二つ以上ありまして、その農集の交換設備がそれぞれ違った電話取扱い局の区域内にあります場合でございましても、農集相互間は自動中継によって、磁石式局の交換手の手を経ないで通話ができるように改正をいたしました。 同時に、秘話装置を付しておりますものと秘話装置のないものとの間の料金は、級局にかかわらず、百円の料金差に改めたわけでございます。
たとい磁石式局になっても作業に新しい要素が入って実際の事務量というものはふえておって、実際には現在でも毎年少しずつその要員をふやすべき段階に立っていると判定されるのか、このことをお伺いいたします。
当局の見込では直通通話が一回線分以上であれば、磁石式局相互間、磁石式共電式相互間等ではこの取扱に改善することは十分成算があるとのことでございました。 電電公社関係としましては、利用者懇談会その他においていろいろ利用者の意見を伺い、又関係の向きの陳情等がありましたが、その主なるものを申しますと、1料金値上げは殊に公益事業では各方面に影響するが、国会における審議模様の説明を求められたこと。
磁石式交換機をすべて共電式とすることにつきましては、現在全国には局舎あるいは交換機の収容余力がなく、加入者の増設が不可能となり、さらに設備の老朽はなはだしく、通話サービスが低下し、かつ加入申込みの積滞が著しく、早急に改式しなければならない局のみにても約百局に達しているにもかかわらず、年々これに必要な資金が十分でないため、わずかに数局を実施し得るにすぎない状況にありますので、目下のところでは県下の磁石式局