2020-11-06 第203回国会 参議院 予算委員会 第2号
科学技術立国である日本の未来には若手研究者の育成が重要であるけれども、例えば四十歳未満の方々が国立大学の教員においては任期付きで採用される割合が増加するなど、研究ポストの不安定な状況、課題となっていると認識しております。
科学技術立国である日本の未来には若手研究者の育成が重要であるけれども、例えば四十歳未満の方々が国立大学の教員においては任期付きで採用される割合が増加するなど、研究ポストの不安定な状況、課題となっていると認識しております。
これは私は非常に我が国の研究力の低下を示すものだと危惧しておるわけでございますが、その要因として考えられることが、研究資金が厳しいということが一つございますが、博士後期課程への進学率の減少、研究ポストの不安定な状況、研究者のキャリアパスの不足、そして研究時間の減少など、研究者の魅力が低下していることが課題でございます。
我が国の研究力の低下が非常におっしゃるように危惧されているところでございますけれども、特に博士後期課程への進学率の減少、それから研究ポストの不安定な状況、研究時間の減少など、状態は非常に厳しくて、研究者になること自体に魅力が余り感じられない、ここがやっぱり一番問題だろうと思っております。
○国務大臣(竹本直一君) 研究力強化の鍵は競争力のある研究者の活躍に尽きるわけでございますが、実際のところは、先ほど来話題になっておりますように、研究時間の減少、それから研究ポストの不安定な状況など、研究者を取り巻く状況は非常に厳しくて、研究者の能力、研究者になることの魅力が低下しているのが事実であります。
○竹本国務大臣 注目度の高い論文の数において日本の順位が非常に低下している、これは非常に危惧されているところでありますが、IT技術でおくれているか、進んでいるかということについてお答えするわけですけれども、博士課程への進学率が減少して、研究ポストの不安定な状況など、研究者の魅力が非常に低下しているのも事実であります。
それから、研究ポストの不安定な状況があります。例えば、任期は、五年の任期だとか十年の任期だと、それを越すと先がわからないという不安があります。それから、研究時間が非常に少ない、雑務に六割ぐらいとられるという話もあります。状況はそういうふうに非常に厳しくて、そんな苦しい、魅力のないポストだったらやめようかというふうになって、なかなか研究室に進む人が少ない、これが非常に問題であります。
医学部を新設することになれば、地域から、臨床医、本当に患者さんを地道に診ておられた市民病院の先生たちが、教授ポストがあるから、研究ポストがあるからということで、その場を去って大学に入ってしまうというようなことも考えられます。
○石井(郁)委員 大学院の博士課程を修了しても安定した研究職というか研究ポストにつくことができない、パートタイムのポストドクター、また非常勤講師、派遣社員として働く、不安定で劣悪な雇用に置かれている人たちなんですね。高学歴難民、高学歴ワーキングプアというふうに呼んでおります。こうした方々が今急増している、社会問題化しているということはいろいろ報道されているとおりです。
それから、産業政策に関する調査研究、ポスト九・一一時代の我が国の安全保障政策、次世代ロボット、バイオマス。これは経済産業大臣がおやりになる仕事ですよ。 そして、事業計画を見ても、えらい大上段から、るる日本の経済を憂い、安全保障を含めて、こういうことをやらないかぬと。最後に、「国等の事業との役割分担を明確にしつつ、厳正な審査を行う」。
最後に、日本人だけでいわゆるたこつぼにこもって研究するのではなくて、外国の研究者等とも一緒になって創造的な研究をさせる、いわゆる研究ポストをオープン化するなどのことをしなければ、日本の科学技術の発展はあり得ないということをおっしゃっておられます。 そういうことを踏まえまして何点かお尋ねをしたいと思います。