2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
これまで上空飛行禁止と通知されてきた川崎の石油コンビナート上空を離陸時に通過する羽田新ルートの運用が、昨年三月二十九日から開始されました。市民から、騒音と墜落事故、落下物事故への心配の声が寄せられています。羽田新ルートは撤回すべきです。しかも、航空機の墜落や落下物による石油コンビナート事故の被害の想定すらされていない状況です。
これまで上空飛行禁止と通知されてきた川崎の石油コンビナート上空を離陸時に通過する羽田新ルートの運用が、昨年三月二十九日から開始されました。市民から、騒音と墜落事故、落下物事故への心配の声が寄せられています。羽田新ルートは撤回すべきです。しかも、航空機の墜落や落下物による石油コンビナート事故の被害の想定すらされていない状況です。
川崎市でいえば、離陸直後に石油コンビナート上空を飛行するという重大な危険性があります。一たび墜落事故が起きれば大惨事です。 国は、一九七〇年、東京国際空港長に対し、東京国際空港に離着陸する航空機について、川崎石油コンビナート地域上空を避け、適切なコースをとらせることと通知いたしました。 国がこの通知を出したのは、そもそもなぜですか。
六つ目に、石油コンビナート上空飛行の安全確保、これについては、早期に高度上昇を図り海側へ抜ける運用に努める、安全管理の徹底と落下物未然防止策強化を図る、飛行制限の取扱いについて川崎市にも示していくとなっていると私は承知をしております。
それから安全の問題の中でもう一つ問題になるのは、川崎市におきましては、石油コンビナート上空の飛行制限についてかなり厳しい態度をとっておる。これはなかなか飛行する方の側の問題もございますし、いろいろ問題があったようでありますが、結局上空を通らないということでとにかく抑えているようでありますが、しかし、この協定に違反して、今日まで一件あったそうですね。