1960-03-01 第34回国会 衆議院 法務委員会 第5号
今これを全部申し上げることもどうかと思いますが、富士茂子に対する有罪と認定された重要な証言をした証人について申し上げますと、一人は富士茂子の店に働いておりました西野清という者、それから同じく店員の阿部守良という者、それから阿部守良にあいくちを渡した篠原澄子、それから石川幸男、阿部幸市、大体こういう人が検察庁あるいは法廷で述べたことは、実はその通りではないということを申しております。
今これを全部申し上げることもどうかと思いますが、富士茂子に対する有罪と認定された重要な証言をした証人について申し上げますと、一人は富士茂子の店に働いておりました西野清という者、それから同じく店員の阿部守良という者、それから阿部守良にあいくちを渡した篠原澄子、それから石川幸男、阿部幸市、大体こういう人が検察庁あるいは法廷で述べたことは、実はその通りではないということを申しております。
○猪俣委員 それから先ほどおつしやいました石川幸男、これは元店員であつて、そして西野と知り合いであるわけです。これが一度検事に、西野はこう言っているというので認めておる。そして勾留の判事じゃないかと思うのですが、今あなたのおっしゃった高大判事の前に行って、それは知らぬ、そんな話をしたのじゃないと言っておる。
石川幸男の件は、私が現地に参りまして、昨年の八月十二日に、本人に徳島地方法務局に来ていただきまして事情をお聞きしました。その後に九月十二日に安友課長も調査いたしております。それを総合いたしまして、先ほど人権擁護局長からお答えいたしましたように、第二審の裁判所、第六回の証言について明確に西野についての証言をいたしておるのであります。
石川幸男の件について実際調査された方から、簡単でいいが、自白の動機をちょっと御説明願いたい。
まず三枝亀三郎、この方は殺されたという被害者でありますが、三枝亀三郎の実の姉の久保キクノという方、その次には、今加害者となっております冨士茂子の実の子であります三枝佳子、その次に事件発生当時三枝ラジオ店に住み込んでおりまして、本件の訴訟における重要な証人となっております阿部守良、その次には同じく三枝ラジオ店の店員でございました石川幸男、その次には事件当時徳島市警察署の刑事課長をいたしておりました松島治男
さらに傍証としては、阿部幸市、石川幸男、この二人の証人も、証言は検事の強制によるものであるということを言っておる。こういう点について、わざわざ出張して調査をした以上は、さらに検事に会っておる以上は、何らかの結論を持たなければならぬと思うのです。