2019-06-07 第198回国会 参議院 本会議 第24号
新大綱、新中期防では、「いずも」型護衛艦を改修し、必要な場合には短距離離陸、垂直着陸が可能なSTOVL機の運用を可能とすることとされました。公明党は、「いずも」型護衛艦を改修しても憲法上保有が認められない攻撃型空母とはならない旨の確認書を与党間で交わし、その趣旨は新中期防の本文にも明記されました。
新大綱、新中期防では、「いずも」型護衛艦を改修し、必要な場合には短距離離陸、垂直着陸が可能なSTOVL機の運用を可能とすることとされました。公明党は、「いずも」型護衛艦を改修しても憲法上保有が認められない攻撃型空母とはならない旨の確認書を与党間で交わし、その趣旨は新中期防の本文にも明記されました。
そこで、海域及び空域の防衛力の増強を図っていく上で、常時の運用とはせず、必要な場合にのみ、短距離離陸・垂直着陸戦闘機、STOVL機を運用することと考えている「いずも」型の護衛艦の運用をどのように考えているのか、防衛大臣にお尋ねします。
ヘリコプター搭載護衛艦として運用されている「いずも」型については、改修して、短距離離陸垂直着陸性能を持つ戦闘機の運用が検討されています。固定翼機の戦闘機が搭載可能となれば、航空母艦と呼ぶべきものでしょう。 総理に伺います。 日本が航空母艦を配備することになった場合、東アジア地域における軍事バランスに対する影響はどのようなものになるとお考えでしょうか。
政府は、この提言を踏まえ、新たな大綱、中期防の中で、短距離離陸垂直着陸が可能な戦闘機を運用できるよう、「いずも」型護衛艦を改修することを決定いたしました。 その意義と、これが憲法に違反しない、専守防衛の範囲内であることを、改めて国民にわかりやすく御説明を願います。 防衛力の中核は人であり、優秀な人材を確保し、その能力、士気の維持向上を図っていく必要があります。
短距離離陸垂直着陸機、いわゆるSTOVL機につきましては、現在、具体的な機種を選定中でありまして、まだ決定をいたしておりません。 STOVL機は、空自の装備として導入する予定でございますので、空自のパイロットが運用する予定でございます。 その配備地は、現在、戦闘機を配備している空自基地を中心に検討しておりますけれども、その配備地を拠点として各種の訓練を行うこととなります。
次に、昨年十二月に国家安全保障会議で決定した、閣議了解を得た、F35Aの取得数の変更についてという文書の中で、新たな取得数のうち四十二機については短距離離陸・垂直着陸機能を有する戦闘機に替え得るものとすると書かれており、護衛艦「いずも」を改良することと併せてSTOVL機を運用するのであろうと言われております。
安倍政権が決めたF35の追加取得、百五機のうち四十二機はSTOVL、短距離離陸垂直着陸ができる機体だと書いてあります。岩屋大臣は、F35Bは有力な候補機の一つと言っております。ところが、米国検査院の報告を見ると、F35Bのタイヤに耐久力がないと書いているんですね。着陸回数、十回以下しかもたないと書いています。
新型機種としては、こういう意味で、このカテゴリーごとに調査をしており、具体的には、米軍が運用しているものとして、まず固定翼有人機のうち艦艇に離発着できる短距離離陸・垂直着陸機の代表例としてF35B、それから回転翼無人機の代表例としてMQ8Cファイアースカウト、固定翼無人機の代表例としてRQ21Aブラックジャックを調査しておりますが、自衛隊がこれらの機体を導入することを前提としているわけではありません
今御指摘いただきましたF35Bの性能につきましては、アメリカ側より正式に通知を受けているわけではございませんが、一般的に申し上げますと、F35Bは、AV8ハリアー等の後継機として海兵隊向けに開発されました短距離離陸垂直着陸型の戦闘機でありまして、我が国に導入されるF35Aと比較いたしまして、兵器搭載量や最大離陸重量等が少なく、戦闘行動半径が短い機種である、そのように認識いたしております。