2018-03-15 第196回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
大体金融機関というのは、長期運用、短期調達ですね。当座預金とか普通預金で調達して長期に貸すということで、長短金利差がなくなっていれば明らかに苦しくなるわけですね。異次元の量的緩和、質的・量的緩和、質的というのは長期債を買うということで、長期国債をたくさん買いまくった。
大体金融機関というのは、長期運用、短期調達ですね。当座預金とか普通預金で調達して長期に貸すということで、長短金利差がなくなっていれば明らかに苦しくなるわけですね。異次元の量的緩和、質的・量的緩和、質的というのは長期債を買うということで、長期国債をたくさん買いまくった。
これ、日銀がもし四十年債も買っていくようなことがあれば、たしか今もう買っているのかな、増やした分もまた買っていっちゃうと、せっかく低金利の時代を活用するために長期国債を発行しても、日銀がそれを買うことによって、政府と日銀のバランスシートを合算するとまさに超短期調達になっちゃうわけですよね。
特に、預金というのは短期調達で長短の金利差を取って長期の国債を買うとか、若しくは長期の住宅ローンを貸出しすることによって利ざやを上げていたところも多いと思いますが、だんだん長期金利も下がってきたと。こういったことが影響しているのかなと思います。 じゃ、どうして長期金利が下がってきたのかと。