2021-06-02 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第29号
現在、有識者においてはヒアリングが行われており、皇室制度、歴史の専門家など、また様々な世代の方からもお話を伺っているところであります。 有識者会議における議論は、その進め方、スケジュールを含め、会議のメンバー皆さんでお考えいただくこととしておるところであり、ヒアリングを踏まえ十分に議論を行っていただきたいというふうに考えております。
現在、有識者においてはヒアリングが行われており、皇室制度、歴史の専門家など、また様々な世代の方からもお話を伺っているところであります。 有識者会議における議論は、その進め方、スケジュールを含め、会議のメンバー皆さんでお考えいただくこととしておるところであり、ヒアリングを踏まえ十分に議論を行っていただきたいというふうに考えております。
今回の有識者会議においては、先ほど総理からも御説明をさせていただきましたけれども、衆参両委員会の附帯決議に示された課題について、皇室制度や歴史の専門家などの幅広いお考えを聞きながら予断を持つことなく議論を行っていただく、まさにこの方針で取り組んでいただけるものと考えております。
○国務大臣(加藤勝信君) まず、当面ヒアリングを通じて皇室制度や歴史の専門家などのお考えをお聞きしていただくことにしておりますから、まずこうしたヒアリングをしていただいた上で、それをどうまとめていくのか、またどのくらい、それ以外に何か必要なのか、こういった議論をしていただくということですので、今の段階でここで、ここまでだということ、これを明示するのは、政府側からとしてはそうしたことは申し上げてはおりません
有識者会議のメンバーには、予断を持つことなく、安定的な皇位継承を確保するための諸課題などについて、皇室制度や歴史の専門家などの考えをお聞きしながら十分議論していただき、様々な考え方を国民の皆様にとっても分かりやすいように整理をしていただきたい、そういう趣旨で申し上げたものであります。
天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議が行ったヒアリングについては、皇室制度、歴史、憲法などの専門的な知見を有する方々から幅広く御意見を伺うべく、同会議において対象者を決定したものと承知をしております。
私は、この皇室制度というのは、国民の中にいろいろな気持ちがあって、それは、やはり伝統という観点から極めて保守的な感覚の人もいれば、皇室自体には大変親しみを持って敬意を払っているけれども、少しその制度については慎重という方もいると思います。 ただ、私は、憲法を前提にすると、このことを申し上げたいんです。
これも検討しているか聞きたかったですけれども、具体的なところはということになろうと思いますので、私の考えだけ申しますけれども、これは、皇族と国民の区別をどうつけるかというのは、今イギリスでも似たような議論があって、それぞれの皇室制度というのはそれぞれの国柄がありますので安易に引きつける必要はないんですけれども、やはり、日本でこの境界線を曖昧にするということ、皇族と国民の境界線を曖昧にするということは
それで、政府は去年、皇室制度に詳しい有識者四人から意見を聞いた。それで、その際には、前例踏襲を支持しつつも、同時に、国内外の通念とも調和し得る在り方として、未成年の男女も参列するのが望ましいという意見を出しているんですね。そしてさらに、現行の皇室典範では、女性皇族は皇位継承権を持たないものの、摂政やそして国事行為の臨時代行の資格は認められているんですよね。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今既にお答えをさせていただいているわけでございますが、野田政権当時、政府が平成二十四年十月に取りまとめた皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理は、女性皇族の婚姻後の身分について、婚姻後も皇族の身分を保持することを可能とする案や皇籍離脱後も皇室の御活動を支援していただくことを可能とする案について考え方を整理していただいたものと承知をしているところでございます。
野田政権当時、政府が、平成二十四年十月でございますが、取りまとめた皇室制度に関する有識者ヒアリングにおきまして各種の論点整理が行われております。 私どもといたしましては、女性皇族の婚姻等による皇族数の減少等に係る問題につきましては、これまでの様々な議論の経緯を十分に検証する、さらには、最近の議論の動向等を踏まえ、こうしたものを含めて政府部内で検討を行っておるところでございます。
歴史が育んできましたこの日本における皇室制度を今後も維持していく、継承していくという前提に立てば、是非とも、この問題を避けては通れないのではないかというふうに思っています。繊細かつ細やかな、丁寧な論議を重ねながらも、急ぐべき、待ったなしの案件であるという御認識の下でまた論議を加速していただきますよう、お願いを申し上げておきたいと思います。
また、天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典については、政府において、平成に行われた式典の実例や皇室制度に詳しい有識者から聴取した御意見なども踏まえて、式典準備委員会において慎重に検討を行い、本年四月三日に閣議決定した基本方針において、憲法の趣旨に沿い、かつ、皇室の伝統等を尊重したものとすること、平成のお代替わりに伴い行われた式典は現行憲法下において十分な検討が行われた上で挙行されたものであるから
私は、皇室制度の問題、これは三権分立とあわせて権力と権威の分立をもたらすものであり、日本社会の安定と安寧のために手放しがたい重要性を持つものだと思っています。しかも、歴史が育むものですから、一度途絶えたらつくり直すことのできない繊細さを持つ制度で、だからこそ、みんなで丁寧に守っていく必要があると日ごろから思っています。
でも、皇室制度というのは、制度を人に担っていただくものです。しかも、担っていただく方々は政治との距離が厳しくはかられており、御意向の表明にもさまざま重たい制約があっておられます。
我が国の伝統を踏まえつつ、現代社会にもふさわしい安定した天皇、皇室制度をどう構築するか。象徴天皇制のもとで、何よりも国民の理解と支持が不可欠であります。政府にしっかりと検討してもらうことを要請するとともに、私ども国会においても引き続き丁寧かつ慎重な議論を積み重ねていきたいと考えます。 以上です。
男系を基本としてきた日本の皇室制度には、八方十代の男系女子の女性天皇の前例がございます。皇位の安定的継承のためのリスクを大きく回避し、伝統を維持する当面の現実的な方策として、女性天皇の容認は急ぐべきテーマであると考えます。 旧宮家の皇族復帰の問題点につきましては、先ほど船田元委員から御指摘がございました。 一つは、男系の血統で見れば、現在の皇族の方々と三十親等以上離れた方々であります。
皇室をいただくこと、日本の国の成り立ち、歴史、日本及び日本人の歩み、物の考え方を体現するということを見られることは、日本国及び日本国民統合の象徴である天皇、皇室ということで、私たち日本及び日本人にとって皇室制度が持続可能な制度として広く国民の支持を得られることが極めて肝要である、このように考えます。
○国務大臣(菅義偉君) ただいま御指摘をされた方策も含めて、皇室制度に関して各種の議論があることは承知をしております。政府としては、これまでの議論の経緯を十分検証するなど検討を行ってきているところであります。
○森ゆうこ君 今お話しになりましたその伝統、天皇制、そうして皇室制度の伝統について確認をさせていただきたいと思います。 天皇制、皇室制度の百二十五代にわたる長い歴史の中、伝統、先例を踏まえて様々な原則が打ち立てられ、明治期に旧皇室典範が制定され、今日、日本国憲法の精神の下に現在の皇室典範に至っていることと理解しております。
だから、内閣マターであると同時に、天皇制、皇室制度は私は国会マターでもあると思っている。そういう意味で、国会で常時議論する場が要ると思うんですよ。それを、今回の、正副議長さんおられますけれども、会議でも私は何度も言いましたよ。余り取り上げませんが、まあ取り上げているのかもしれない、何となく書いてくれるんだけれども、ちょっと正副議長さんを含めて検討してくださいよ。
○菅国務大臣 平成二十四年十月に当時の野田内閣において取りまとめました皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理においては、女性皇族の婚姻による皇籍離脱の問題の対応策として、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することを可能とする場合において、配偶者及び子に皇族としての身分を付与する案と付与しない案、女性皇族に皇籍離脱後も皇室の御活動を支援していただくことを可能とする案、この三案が示されましたが
また、そのための方策について、今御披瀝ありましたけれども、野田政権当時まとめられた皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理、この中にも示されておりますとおり、いろいろな考え方やいろいろな意見がある。国民のコンセンサスを得るために、十分な分析、検討と慎重な手続が必要であるというふうに考えています。
○菅国務大臣 女性宮家の創設など、皇室制度に関して各種の議論があることは当然承知をしており、これまで、議論の経緯を十分検証するなど、検討を行ってきたところであります。ですから、今、野田政権の際のことについても、私ども、もちろん検証をいたしております。
また、野田政権当時、政府が平成二十四年十月に取りまとめました皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理というものがございまして、この中では、女性皇族の婚姻後の身分について、婚姻後も皇族の身分を保持することを可能とする案や、皇籍離脱後も皇室の御活動を支援していただくことを可能とする案につきまして、その考え方を整理したものだというふうに承知しております。
その上で、憲法審査会で今の時点で取り上げることにつきましての御提案であったというふうに思いますが、まず、生前退位に係る問題を憲法論として議論するには、それに必要な、皇室制度あるいは天皇行為に関する立法事実に関する資料が必要となるわけでございます。
野田内閣において皇室制度に関する有識者のヒアリングを行い、女性宮家創設を柱とする論点整理をまとめましたが、当時、安倍総理は月刊誌に寄稿し、民主党議員には皇室問題を任せるわけにはいかないなどと主張されました。このような偏狭な立場に固執するのではなく、もっと広い心で静かに議論を進めていくべきです。国権の最高機関である国会でも静かに議論を進め、立法府の責任を果たしていこうではありませんか。
我が国の皇室制度も諸外国の王室制度も、それぞれの国の歴史や伝統があり、そうしたものを背景に国民の支持を得て今日に至っているものであり、そもそも我が国の皇位継承の在り方は、条約の言う女子に対する差別を目的とするものではないことは明らかであります。委員会が我が国の皇室典範について取り上げることは、全く適当ではありません。
理由も、その記事では、ジュネーブの日本政府代表部を通じて、十分な議論もない中で皇室典範に対する意見を突然盛り込むのは手続上の欠陥があるという理由と、国民の支持を得ている世界の王室、皇室制度を取り上げるのは不適切だという反論で削除を求めたというのがありますけれども、この最終見解案について削除を求めたというのは事実ですか。
そして、最終的にはこれは最終見解の中には入らなかったわけですので、今後とも、我が国の皇室制度の在り方等について、我が国のこの国内のありようについてしっかりと説明をし、理解を得るべく、努力は続けていきたいと考えます。
○国務大臣(岸田文雄君) 皇室典範について、女子に対する差別に関して言及があったわけでありますが、我が国の皇室制度あるいは諸外国の王室制度もそれぞれの国の歴史や伝統が背景にあるということ、女子に対する差別を目的とするというようなこととは全く別の事柄であるというようなことを我が国の方から説明をさせていただいた、こういった次第であります。
飯尾先生の資料の中に、参議院の長期的視点からの調査提案として、例えば生命倫理問題、死刑制度の是非、皇室制度などの問題は、激しい党派対立から離れてじっくり議論されることが望ましいということが書かれてあったんですけれども、そこで、皇室制度について御質問をさせていただきたいんですけれども、私は、皇室典範を改正して、日本でも女性天皇が認められるというような状況というのはあってもいいのではないかというふうに考
しかも、この「JAPANデビュー」の第二回の放送がまたあったんですけれども、その「JAPANデビュー」の第二回の放送は、二〇〇九年の五月三日、「天皇と憲法」で、皇室制度廃止をほのめかすようなプロパガンダ放送がされたということであります。 皇室の批判といいますか、これを主な目的にしていたんじゃないかなというふうに思われて私は仕方がないんですね。
いずれにしろ、皇室制度に関する課題については、男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みを考えながら、これから対応していく必要があるのではないかなというふうに思います。