2021-04-05 第204回国会 参議院 決算委員会 第1号
演劇の町の特性を生かし、劇団の方にも参加してもらいながら、男性上司が女性部下を演じる、その逆もやってみる、そうする中で固定的な性別の役割分担、決め付け、思い込みに気付きを与えていく、そうしたワークショップが本当に数多く行われている中で、現実に女性が声を上げていいんだと、町が変わろうとしているとの声が若者女性から出始めています。 こうした取組は、是非、国としても全国的に展開していくべきと考えます。
演劇の町の特性を生かし、劇団の方にも参加してもらいながら、男性上司が女性部下を演じる、その逆もやってみる、そうする中で固定的な性別の役割分担、決め付け、思い込みに気付きを与えていく、そうしたワークショップが本当に数多く行われている中で、現実に女性が声を上げていいんだと、町が変わろうとしているとの声が若者女性から出始めています。 こうした取組は、是非、国としても全国的に展開していくべきと考えます。
マタハラの加害者、一番多いのは直属の男性上司なんですけれども、同僚においては、男性よりも女性の方が二倍近い、多いんですね。ですので、よく知られるセクハラは異性からされることが多い、よく知られるパワハラは上司からされることが多い、ところが、マタハラにおいては、異性、同性問わず、上司、同僚問わず、四方八方が加害者になってしまうという悲惨な状況です。
実際に、産後職場に復帰したいということを男性上司に伝えたら、子供を産んでからも働くのと言われて精神的に追い込まれるケース、これはまさに労働者間のマタハラということになるわけです。今回検討されるマタハラの防止の中で、不利益取扱い以外の嫌がらせや、こうした労働者間のハラスメントに関しても対応すべきであると。
その中で直面している課題といたしましては、ある意味、管理ですね、組織管理といったところが、従来ですと年輩の男性上司が部下を指導していくという形だったものが、例えば成果主義を導入していることとも相まちまして、非常に若い人材が抜てきされて管理職になっていく、それで若い上司が同年輩の部下を使うというふうなところから、そしてまた部下の方も多様な、例えば育児中だからすぐに帰らなければいけない社員ですとか、あるいは
そして、総合職という女性というのを一般の女性に置きかえても同じだと思うんですけれども、男性上司の対応が不適切、総合職ですから、一般職とのあつれきがある、それから取引先が男性中心でやりづらい、このような指摘があったということです。そして、企業が女性を総合職で採用しても生かし切れていない、そういうことが言えるのかなというふうに思います。
男性上司による女性教員へのセクシュアルハラスメントというのは規制されますけれども、しかしながら、生徒や学生に対する教員によるセクシュアルハラスメントは規制の対象外ということになります。 現在、いろいろなところで学校におけるセクシュアルハラスメント、あるいはまた高等教育におけるセクシュアルハラスメントの問題というのは非常に大きな問題になっております。
男性上司による部下の女性に対する性関係の強要が半数近くを占め、拒否した女性が解雇されるなど職場を失うケースがそのうち二割以上あった、そのように報道をされております。そのほかまた、言葉による嫌がらせとか身体にさわられるなどの扱いで、毎日職場で嫌な思いをして深く心が傷ついて退職に追いやられる、退職せざるを得ない、そういう状況があります。