1949-05-22 第5回国会 衆議院 商工委員会 第22号
その時分の話はそうでありましたが、その際に政府当局の方で御答弁なさつたことと、私が質問したことと及び参議院で田中大藏事務官が答弁したことと食い違つておる。この点を今日は聞いておるのでありますが、その田中事務官の答弁によると、これは一つの例でありますが、麻生鉱業株式会社の経理内容、復金の使い方、こういう問題についてはこの報告書に特に特記事項というものがある。
その時分の話はそうでありましたが、その際に政府当局の方で御答弁なさつたことと、私が質問したことと及び参議院で田中大藏事務官が答弁したことと食い違つておる。この点を今日は聞いておるのでありますが、その田中事務官の答弁によると、これは一つの例でありますが、麻生鉱業株式会社の経理内容、復金の使い方、こういう問題についてはこの報告書に特に特記事項というものがある。
○川上委員 そこがちよつと妙なんですが、田中大藏事務官と、それから眞鍋商工事務官、鳥取商工事務官、こういう方々が監査されたはずなんです。この監査の報告書というものが大藏省並びに商工省にはあるはずだ。これがないというのですか。
ところがこの内容と同じことを田中大藏事務官が答えた。その通りであるということを答えた。だからこれはないはずはない。この証言が合つておる。これがないというのはおかしい。これがなければ田中大藏事務官がこれと同じ答弁をするはずはない。これはあると思うのですが、ありませんか。
○中西功君 その点について大藏大臣にもう一度はつきりおききいたしますが、大藏省、並びに商工省によつて、共同に調査された復金融資先の中、大口投資の麻生鉱業株式会社に行かれた田中大藏事務官、並びに商工省の方々の現実の報告書においては、可なり詳細に会社の経理内容というものに触れておる、そこから結論としてこういうことも言われておる。