2015-05-19 第189回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
産学官連携ですが、ノーベル賞を受賞しました青色発光ダイオードの名古屋大学の赤崎先生、これも、もともとは豊田合成との共同、まさしく産学官連携で、国が数十年前に補助金として産学官連携プロジェクトで助成したものがこうして大きな成果になったというものだと伺っております。 産学官連携は、今少しずつ着実にはふえているんですが、ただ、問題は、いずれも小規模だ、非常に小さい規模でしか育っていない。
産学官連携ですが、ノーベル賞を受賞しました青色発光ダイオードの名古屋大学の赤崎先生、これも、もともとは豊田合成との共同、まさしく産学官連携で、国が数十年前に補助金として産学官連携プロジェクトで助成したものがこうして大きな成果になったというものだと伺っております。 産学官連携は、今少しずつ着実にはふえているんですが、ただ、問題は、いずれも小規模だ、非常に小さい規模でしか育っていない。
このため、総合科学技術会議において産学官連携プロジェクトを設け、国立大学の法人化に際しての非公務員型の導入や私立大学等の受託研究収入の非課税措置の創設など、産学官連携のための具体的方策について集中的に検討を進めるとともに、全国レベルで産業界、大学、研究機関等のトップが一堂に会し対話、交流する産学官連携サミットを実施する等、産学官連携の抜本的改革に取り組んでまいります。
一方、NEDOの既存の産業技術開発制度は、国として行うべき重要な研究開発テーマをNEDOが設定した上で、主に産業技術総合研究所等の国立研究所や大学等と民間を組み合わせて産学官連携プロジェクトとして委託により行うものであり、新たな委託制度とは重複しない、このように私どもは思っております。
ただし、情報通信プロジェクトの分野や、あるいは産学官連携プロジェクトにしましても、科技庁、文部省、通産省、郵政省、農林省、建設省がそれぞれに科学技術に取り組むことになるわけでございます。大切なことは、重複することなしに本当に効果的に効率的に予算が執行できるのか、また横の連携がうまく調整できるのかということなんです。また、そういったことをどこの機関で統括するのでしょうか。