2018-05-29 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
事業の成果の検証に当たりましては、藻場の保全や干潟の保全などは、対象水域での生物量の増加をその指標とするようにしております。
事業の成果の検証に当たりましては、藻場の保全や干潟の保全などは、対象水域での生物量の増加をその指標とするようにしております。
瀬戸内海の漁獲量と魚種組成の推移から海の変化を例えるなら、一九六〇年ごろまでを富栄養化以前で表層も底層も生物の種類が豊かな多様性の高いマダイの海、それ以降、一九九〇年ごろまでを富栄養化時代で表層の生物量が多いイワシの海、それ以後現在まで、富栄養化により生態系がバランスをやや欠いたクラゲの海、こういうふうに時代区分ができると言っているわけですね。
そうして資源管理をするわけですが、この資源管理についての生物学的な、あるいは漁獲という行為と生物の量との関係、あるいは自然のさまざまな要因による生物量の変動、そういうものを予測して、それできちんとした科学的根拠に基づいて資源の管理あるいは将来の資源の動向の予測、そういうことをやるわけですが、そういう研究を引き続き続けていかなければならない。
ここの調査でも干潟の浄化機能をはかるのに、まず生物がどのくらいいるかという基本的なものを調べているんですが、そこではスミス・マッキンタイヤという方式を使われて、機械で干潟の表層を満潮時に船の上から落として深さ十センチ分、十センチ平方の泥をとる、そういうことでその中の生物量を調べているんです。 しかし、干潟にはいろんな生き物がいます。
南極の海のプランクトンの生物量は日本近海の海の生物量よりもうんと多いというふうに伺っておりますが、本当なんでしょうか。
このように、衛星画像を用いて全地球規模での生物量を見積もるということが八〇年代の人工衛星の技術によって可能になったということで、初めて全世界規模の海洋での炭素循環をある程度定量的に見積もることができるようになったということで、これは非常に画期的な手法の開発であります。
さらに、これがこのまま進むとどういうことになるかということでございますが、これから先は全くわれわれが東京湾を適正に管理するかしないかということにかかっているのですが、もし、このままいけば、生物量はまだ多くなるでありましょうが、やがて生物が全然いない事態、この事態というのは、東京湾は底が浅いために、表層で非常に生物がふえますと、それが下へ落ちて、それが分解するために酸素を食って、酸素がなくなって生物が