1954-02-10 第19回国会 参議院 本会議 第8号
この点について政府のほうでもいろいろと詭弁を前国会においても弄しておられましたけれども、やはり政府のほうでも痛い点があるというので、公労法の改正を意図しておる模様でありまするけれども、その改正の要点というのは、仲裁委員会を骨抜きにしてしまつて、中立性を失わしてしまつて、そうして政府の思うような仲裁の裁定を出させよう、そうして仲裁裁定を実施した、争議はやつちやいかん、こういうふうに理論付けようとしているのであります
この点について政府のほうでもいろいろと詭弁を前国会においても弄しておられましたけれども、やはり政府のほうでも痛い点があるというので、公労法の改正を意図しておる模様でありまするけれども、その改正の要点というのは、仲裁委員会を骨抜きにしてしまつて、中立性を失わしてしまつて、そうして政府の思うような仲裁の裁定を出させよう、そうして仲裁裁定を実施した、争議はやつちやいかん、こういうふうに理論付けようとしているのであります
でその数字をよく検討して見ると、具体的にいろいろの損失は、こういう点が損失になるだろうということを考えて見て、それで出た数字が、多少数字の訂正を私したと思うのですけれども、その数字は九円何十銭、こういう数字が出たので、初めから十円出して、それをこういうふうに理論付けようというのじやなくて、むしろ帰納的にそういう数字にしたと私は思つております。
それは大体十円という数字をきめるのに何か理論付けよう、十円を出すのに理論付けるというのじやなくて、理論的に考えよう、いい加減の数字を出すおけには行かない。ただそのときに事務局の側の資料を拜見して、その資料に対して先ほど申しました手数料の問題だけは申上げてきまつたという話は何か端数株式の問題を討議しておるときにそういうことを伺つておつたと思います。