2000-03-15 第147回国会 参議院 総務委員会 第3号
そういう認定のもとに、そうすると復員の時期はいつだろうと、現地復員であるなと、二十一年の三月の何日かを期して一斉に現地復員したんだと、こういう形になっております。
そういう認定のもとに、そうすると復員の時期はいつだろうと、現地復員であるなと、二十一年の三月の何日かを期して一斉に現地復員したんだと、こういう形になっております。
現に、最後まで残って全体の指揮をとった今村大佐という方がおられますけれども、全員帰還の手続をとって、司令官にだまされた旨の述懐をして自決をした方の奥さんであると伺っております、東京地裁にこの問題で、現地復員処理認定無効確認等請求事件というのを提訴しておられるようであります。十分な調査を今までやっていただいておればといううらみは残ります。
第一四二二号外一一件) ○元日赤救護看護婦に対する慰労給付金に関する請願(第一四九五号外三八件) ○湾岸危機に伴う避難民の輸送に関する暫定措置に関する政令の即時撤回の国会による促進に関する請願(第一五八七号外三六件) ○旧満洲航空株式会社職員を恩給法令に外国特殊機関職員として追加規定することに関する請願(第一七四四号外六件) ○山西省残留犠牲者の救済措置に関する請願(第二〇二二号外九件) ○中国山西地区残留同胞の現地復員処理無効確認
これらの方々に全部、全員の方に調査が全部行き渡ったわけではございませんけれども、この方々の場合、私どものほうの得たところでは、帰りたくない、こっちへ残りたいという積極的な現地における現地復員といいますか、希望が表明されまして、その後帰りたい御希望はないかということはさらに追跡調査をいたしておりますけれども、そういう意思がない、こういうようなことを私どもとしては確認をいたしまして、したがいまして、その
その人たちを、厚生省では現地復員という名前をつけたものですから、軍人の籍からはずされましたから、もちろんその親も遺族扶助料をもらっていなければ、本人も何の処遇も受けていない。全く南方の地域で消えてなくなったというケースがあります。しかし、それはかわいそうではないか。いまのゲバ棒をふるっている青年と同じように二十一から五でございます。非常におとなに見えますけれども、全く子供でございます。
今申し上げたような、これは具体的な事実でございますけれども、これは好意的に私は見た場合には、決してその土地に永住をしたいというような気持でもって現地復員をしたものではないと思うのであります。
ところで、外地でいわゆる現地復員をいたしましたものは、そうした内地に一定の計画に従いまして正々と帰還するというようなことを好まないでいろいろの御事情があると思いますけれども、ともかく日本に帰りたくないか、あるいは隊から自発的に離れていったか、あるいは少なくともしばらくは模様を見たいということであえて現地にとどまるということで、ともかく自分の何らかの理由による意思によって離れていった者につきまして、現地復員
○山本(淺)政府委員 非常に特異な環境に置かれまして、一たんは現地復員をした者につきましても、特別な事情があって本人が辞退した事情で当時やむを得なかったと認められるものが絶無ではございません。そういう方につきましては、現地復員の取り消しをした例も、過去にきわめて少数ではございますが、あることを承知いたしておりますが、今の個別のケースにつきましては、よく事情を承りまして善処いたしたいと思います。
○河野政府委員 一口に現地復員と申しますが、ただいま問題になっておりますのは、昭和二十四年に南方等で除隊したまままだ帰ってきておらないというふうな人に対しまして、当時の引揚援護庁におきまして復員処理をしたというふうな事実がございますが、その措置に関連して、いろいろただいま御質問にございましたような問題が各方面から取り上げられておるわけでございます。
この間当委員会に付託されまして、委員長以下われわれ委員も非常な努力をいたしまして、解決をいたしました未帰還者に関する特別措置法の制定に当りまして、できればその際に片づけたいと思っておりました現地復員の問題がございましたが、事の性質上、その際同時に片づけることができませんでしたので、これは後日必ず善処するという政府当局の意思もあり、われわれもまたこれを了といたしまして、その際に取り残したのでございますが
――――――――――――― 十月十七日 現地復員措置取消に関する陳情書 (第一一九 号) を本委員会に参考送付された。 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 理事の互選 ――――◇―――――
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 海外同胞引揚に関する件(ソ連地区残留同胞引 揚に関する問題) 遺家族援護に関する件(山西及びヴェトナム地 区現地復員者の処理に関する問題、沈船遺骨の 引揚に関する問題及びフィリッピン方面戦没者 の遺骨収集並びに慰霊に関する問題) ――――◇―――――
終戦後の現地復員処理につきまして、非常に不合理があるというふうに考えますが、政府から出されました資料を見ますと、現地復員の手続上の区分としましては、「現地軍司令官が、復員に関する軍令の規定に基き、本人の申し出に応じて召集を解除した者」、これが一つ。そのほとんど全部は内地に帰りました。
現地復員は取り消しとなっておる。期限内にやったから、そして軍人の身分として公報は出されたが、かつての現地復員、逃亡理由がもとで、死因は在隊中のマラリアの再発であるにかかわらず、それを平病死とされておる、こういうことは、一体合理的な認定とお考えになりますか。戦争中にマラリアにかかって入院しておったという証拠があるのですよ。それから死んだときの医者の診断書がついている。
○櫻井委員 今の山下委員の御意見に私も全く賛成なのでありまして、特に太原の問題などは南方とは違いますが、やはり現地復員という形で取り扱われております。あの問題はこの委員会へ証人を呼んで相当真相がはっきりしたと思います。ところが、その後やはりこれに対して適切な措置がどうも講じられていないように見受けられるのですが、太原の問題はその後何らか前進がございましたか。
○石塚説明員 太原の現地復員は、それぞれの所属部隊で現地復員の処置をとっております。南方地域につきましては、終戦当時の混乱の状態から、人によって若干事情は違いますが、もっとわかりやすく言いますれば、逃亡みたいな方もかなりあると思います。そういうような実情から見まして、部隊を放棄して行かれた方もかなりあるのですが、そういうふうな事情も考慮しまして、現地復員にすることが適当であると考えたのであります。
○山下(春)委員 その通り、その二つを一緒にして言っておるのですが、現地復員を取り消すかどうかということで、取り消すことがうまくないとおっしゃれば、取り消さぬでもいいじゃないか。ということは、とにかく一般邦人として二十七年以後に帰ってきたのですから、それでもそのケースに入るじゃないかということで二様の方法で私は申し上げておるので、現地復員を取り消せば余儀なくの方がずっと生きてくるのです。
私は、現地復員を取り消すという措置については、単なる私どもの方の便宜論だけではいかぬ点があるのだということを申し上げておるのであります。それはそれとしておいて、かりにやむなく現地復員をしたことを是認するとしても、ここにいう「外地に残留することを余儀なくされた者」の中に入るかどうかということについては、十分考慮して参りたい、こう申し上げておるのであります。
先ほど局長は、山西問題で、現地復員をした者は、抑留をやむなくされた事情が判明すれば別途に考える、こう言われましたね。ところが、六カ月外地におった者となると、現地復員でもいいじゃありませんか。あの終戦のときに、現地復員の形になってしまった。
本委員会は、海外同胞引き揚げ及び遺家族援護に関する各般の問題を調査いたしておりますが、今回、終戦後、閻錫山軍に加わる等特殊な事情で残留され、現地復員として処理されておる方の問題について、その実情を調査いたすことになりましたので、本日皆さんより事情をお聞きいたし、その参考にいたしたいと思います。
山西地区残留同胞の現地復員処理に関する件について、調査を進めます。 この際、お手元に配付いたしてあります厚生省提出の山西軍参加者関係の資料について、末帰還調査部長より発言を求められておりますので、これを許します。吉田未帰還調査部長。
○原委員長 午前の会議はこの程度にし、午後は二時より再開し、山西地区残留同胞の現地復員処理に関する件について、参考人より事情を聴取することとし、暫時休憩いたします。 午後零時四十六分休憩 ――――◇――――― 午後二時四十三分開議
山西地区残留旧軍人の現地復員取扱いに関する問題について調査するため、山西地区に残留されて引き揚げてこられた関係者を本委員会の参考人として出席を求め、事情を聴取したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
同月二十七日 保健所新設に関する陳情書 (第二五二号) 私立保育所並びに私立母子寮の措置費基準額引 上げに関する陳情書 (第二五三号) 国立公園部の昇格に関する陳情書 (第二五五号) 南島町の国立公園伊勢志摩に編入の陳情書 (第二五六号) 国立公園施設整備に対する国庫補助制度復活の 陳情書 (第二五七号) 伊勢志摩国立公園の施設整備に関する陳情書 (第二五八号) 現地復員元軍人軍属
なお、旧満州国官吏については、日本軍人同様の取扱いをしてもらいたいとの要望があり、太原関係釈放戦犯については、政府は、これらの人々を現地復員として処理しているが、これらの人々の話によると、個人の自由意思によって残留したのではなく、強制的に残留させられたのである。
日本の降伏後は、部隊長に相談し、現地復員の形で兵器廠の同僚十二名とインドネシア軍に入ったのであります。当時インドネシア軍に入った元日本軍人の数は約千三百名程度とのことでありますが、その後現在でもなお約百名がジャワ島に残留しているようであります。これら約百名の残留同胞は、今では大部分軍人をやめて、日本商社の人人と一緒に商業を営んでいるようであります。
なおただいまの御答弁によりますと、七月一日現在の五百九十四名のうち二十二名を除いた五百七十二名は、部隊が地域を引き揚げるときに、いわゆる現地召集解除になって、現地復員をしたような状況にあるということまで調査されておるということになれば、現地で復員をした人たちは、現在どういう状況にあるか、お調べになっておることと思いますので、その状況をできるだけ詳細御答弁を願いたい。
このうち二十二名が未復員者ということになっておりまして、そのほかの差し引きました五百七十二名は部隊がこちらに帰還いたします際、御当人の希望等によりまして残留した方々が大部分でありまして、この方々は現地復員ということで処理されておるわけであります。それでこの方々の詳細な調査につきましては、通信あるいは時折帰って参ります復員者の方々等から状況を承わって調査を進めておる状況でございます。
○佐藤専門員 本請願の要旨は、政府は、十一万に上る厖大な南方諸地域の残留者に対して、推定死亡者、現地復員者として一括処理したのであるが、最近少数ながら便船を求めて帰還してくる実例により、またこれらの人々の情報によって今なお相当数の人々が生き残っていることはきわめて明らかである。ついては、全南方諸地域に捜査隊を派遣し、一日も早く残留者を救出されたいというのであります。