2006-04-19 第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
したがいまして、そこから、宗教上の問題から、インドネシア国においては一部の州の独立紛争の問題もございますし、フィリピンのモロ・イスラム解放戦線、それらに伴うテロの問題は深刻であります。 第四は、どこの国が主導するかということであります。形式上ASEAN主導ということであると思いますけれども、大変失礼ながら、ASEANのどの国を見ても、果たして指導力を発揮できる国があるかどうか疑問であります。
したがいまして、そこから、宗教上の問題から、インドネシア国においては一部の州の独立紛争の問題もございますし、フィリピンのモロ・イスラム解放戦線、それらに伴うテロの問題は深刻であります。 第四は、どこの国が主導するかということであります。形式上ASEAN主導ということであると思いますけれども、大変失礼ながら、ASEANのどの国を見ても、果たして指導力を発揮できる国があるかどうか疑問であります。
ところで、この内戦をだれがどうやって認定するのか、この辺もなかなか難しいところがあるんですが、まず具体的に、例えばチェチェン紛争だとか東ティモールの独立紛争だとか、あるいは旧ユーゴスラビアの一連の紛争、こういったものについて、どれが内戦でどれが内戦でないのか、その考え方というのか、具体的にちょっと挙げていただきたいと思います。
また、最近の南アフリカ地域における代表的な紛争を見てみましても、南ローデシア紛争、ナミビア独立紛争、アンゴラの内紛とかザイールの紛争もございます。また我が国が最も頼りにいたしております南アフリカ共和国にいたしましても、人口の大部分が黒人であるということ、そして徐々に黒人の皆さん方の自覚と力が増加し、国内の混乱を招く可能性があるのではないかと言われておるわけでございます。