2019-01-30 第198回国会 衆議院 本会議 第2号
先日発表された厚生労働省の特別監察報告の会見では、組織的隠蔽は認定されなかったとの説明がありました。しかし、厚生労働審議官などが聞き取りに同席するなど、全く第三者性を欠いたものであることは既に明白であり、到底信じられるものではありません。調査が不十分であっただけでなく、組織的隠蔽が認定されなかった合理的理由について何ら説明できず、結論ありきのアリバイづくりにすぎません。
先日発表された厚生労働省の特別監察報告の会見では、組織的隠蔽は認定されなかったとの説明がありました。しかし、厚生労働審議官などが聞き取りに同席するなど、全く第三者性を欠いたものであることは既に明白であり、到底信じられるものではありません。調査が不十分であっただけでなく、組織的隠蔽が認定されなかった合理的理由について何ら説明できず、結論ありきのアリバイづくりにすぎません。
ところが、この特別監察報告の中には統幕長は一切出てこないんです。二月の十五から、十三、十六の辺りで次官と陸幕長とそれから総括官などがいろんな対応を協議をするということもありましたけど、この経過に一切統幕長出てこないんですね。
しかし、特別監察報告ではこのことが明確に述べられたわけですね。 まず、監察本部に聞きますが、この報道にあった陸自幹部、ばか正直に出せばいいものじゃないという発言は極めて私は重大だと思いますけれども、こういう発言は確認されたんでしょうか。
このときに、この特別監察報告に書いてございますように、日報が該当文書から外れることが望ましいというCRFの副司令官が意図を持ったと。 その意図の理由は何かというと、部隊情報の保全や開示請求の増加に対する懸念と記載されています。後段はとんでもない理由ですね。開示情報が、開示が多くなるからそういうのはできないと。
もう一度日報問題に戻りたいと思いますが、今回の特別監察報告においては、この監察結果とともに、改善措置が数多く、先ほど一部紹介もありましたが、盛り込まれています。
特別監察報告書、七月二十八日、これを読まれて大臣はどういう感想を持ちましたか。
それから、局長も注意できないわけですから、多分この特別監察報告書がきちっと作成されたとしたら、その中にもこういう事態は発覚しなかったら記載されなかったのかもしれません。特別監察する人間が監察される人間にぴったり付き添われてマージャンまでしているのですから、そういうことはそもそもできないわけであります。