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74件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-05-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第13号

そして、その犯罪を取り扱う刑事司法制度でございますが、罪を犯した者が将来、及び、犯罪に及ぶことを防止する、いわゆる特別予防に資するだけではなく、私的制裁を禁止し、国家刑罰権を独占する以上、被害者社会応報感情にも適切に応え、制裁威嚇により犯罪を抑止する、いわゆる一般予防にも資するものであること、このことが求められるものでございます。  

上川陽子

2021-04-14 第204回国会 衆議院 法務委員会 第13号

そもそも、この刑事司法犯罪を取り扱う刑事司法制度ということでありますが、まず第一に、罪を犯した者が将来再び犯罪に及ぶことを防止する、いわゆる特別予防に資する。そして第二に、私的制裁を禁止し、国家刑罰権を独占する以上、被害者社会応報感情にも適切に応える。三番目として、制裁威嚇により犯罪を抑止する、いわゆる一般予防にも資するもの、これが求められている制度でございます。

上川陽子

2021-04-14 第204回国会 衆議院 法務委員会 第13号

また、刑事司法制度ということでの御質問でございますが、犯罪を取り扱うということでございますので、その制度につきましては、罪を犯した者が将来再び犯罪に及ぶことを防止する、いわゆる特別予防に資するだけではなく、私的制裁を禁止し、国家刑罰権を独占する以上、被害者社会応報感情にも適切に応えていく、そして、制裁威嚇により犯罪を抑止する、いわゆる一般予防と言われるものでございますが、にも資するものであるということが

上川陽子

2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号

特別予防の一側面ということでございますが、重要な機能を私は持っているんだろうなというふうに思っておりますので、更に問いを進めたいと思います。  さらに、日弁連が、「知ってほしい刑罰のこと」、今の冊子ですね、で、裁判員の皆様に刑罰について考えてほしいこと、今度は被告人改善更生というテーマで、その最後の部分文章が非常に私は心を打つすばらしい文章だと思いまして、またここで引用させていただきます。  

吉田宣弘

2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号

そして、今申し上げた犯罪予防と言われる中には、その犯人刑罰を科すことによる威嚇力によって犯人以外の一般人の将来における犯罪予防する一般予防というものと、その犯人自身が将来再び犯罪に陥ることを予防しようとする特別予防が含まれるものと承知しております。  委員が御指摘になった教育というものにつきましては、一般的に、今申し上げた特別予防考え方の一側面であると理解しております。

川原隆司

2015-08-28 第189回国会 衆議院 法務委員会 第38号

そして、犯罪予防と言われる中には、犯人刑罰を科すことによる威嚇力によって、犯人以外の一般人の将来における犯罪予防しようとする一般予防、さらに、その犯人自身が将来再び犯罪に陥ることを予防しようとする特別予防が含まれているものというふうに承知をしているところでございます。  刑罰の一種であります死刑につきましても、基本的には同様な考え方であるというふうに考えております。

上川陽子

2014-04-08 第186回国会 参議院 法務委員会 第8号

参考人川出敏裕君) 不定期刑の捉え方ですが、今回の法制審での議論の中で大体共通の理解ができたかなというふうに思っておりますのは、不定期刑長期部分、これが責任に対応するということで、その短期部分というのは、少年が非常に可塑性に富んでいて教育によって改善更生がより多く期待されるということから、その処遇弾力性を持たせるという点から言わば特別予防のことを考慮して短期を定めるということですので、それは

川出敏裕

2014-04-08 第186回国会 衆議院 法務委員会 第10号

ただ、刑の機能というのは、いろいろ言われておりますが、犯罪行為に対して、その行為に応じて非難をする、罰を加える、そういういわゆる応報機能、それから、社会一般の人々が犯罪に及ぶことを予防する、こういうことをやると罰せられますよといういわゆる一般予防機能、それから、犯罪の実行をした人、特定犯罪者に、将来再び犯罪を犯すことを防止しようという特別予防機能、こういう三つ機能があると言われておりますが、こういう

谷垣禎一

2014-03-25 第186回国会 衆議院 総務委員会 第9号

○門山委員 訴訟提起のメルクマールを詳細に公表するということは、かえって受信料回収率を下げるということになるかもしれないので妥当ではないと思いますけれども、NHKの内部の基準として、未収金の多寡であるとか、時効の関係があるから未収期間、あるいは未収者からの回収可能性回収容易性未収者悪質性、あるいは特別予防効果、すなわち、訴訟を提起することによって将来の未納者を生むことを抑止できるかといった

門山宏哲

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

それと同時に、具体的に犯罪を犯した人が、つまり特定犯罪者ということになりますが、将来再び犯罪を犯さないように、刑罰を受けることによってもう二度とやらないぞというふうに持っていく特別予防と、大体三つ目的というか意味があるというふうに言われておりますが、これは少年の事件に関しても当てはまることだと思います。  そこで、今回の立法は、ではこれによって何がもたらされるかと。

谷垣禎一

2013-11-13 第185回国会 衆議院 法務委員会 第6号

実は、刑罰法規というものには、いわゆる一般予防特別予防そういうような二つの観点がございまして、実際に起こったことを処罰していくということで、同じようなことをするなよというような、個別の、本人に対する予防効果といいますか特別予防効果というのは、もちろんそれはあるんだろうと思うんですけれども、ここで私が立法的に対策をとると言うことは、そういうことをやっちゃいけないんだということを社会に知らしめていくというような

三谷英弘

2013-06-11 第183回国会 衆議院 法務委員会 第17号

ただ、他方で、私どもの考え方は、まず刑の量定をするには、当該被告人刑事責任というものを基本に置いて、その上でどういうふうにすることが再犯予防ということも含めて有用なのかという観点で考えておりますので、刑事責任程度ということを度外視して再犯防止等を考えている、特別予防だけを考えているというものでは全くないということは御理解いただきたいと思います。  

稲田伸夫

2013-05-30 第183回国会 参議院 法務委員会 第7号

しかし、こういった要件判断に当たりましては、裁判所において刑事責任に見合った科刑の実現という観点、それから被告人再犯防止改善更生を図るといういわゆる特別予防観点から、事案ごと個別的事情を勘案してその該当性判断することになりますので、一律に示すのはなかなか、今お問いかけでございますが、難しいなと、概括的に申し上げると今のようなことになるのかなということでございます。

谷垣禎一

2011-11-24 第179回国会 参議院 法務委員会 第4号

○国務大臣(平岡秀夫君) 裁判官について言いますれば、これまでも刑の量定を行うということについては、全部執行なのか、全面執行猶予になるのかというようなことで判断もされてきておられるわけでありますけれども、今回の刑の一部執行猶予の導入に当たりましては、その言渡しについていえば、刑事責任観点から相当と認められるかどうか、かつ、その者の再犯防止改善更生を図るという特別予防観点から必要かつ相当と認められるということが

平岡秀夫

2011-11-24 第179回国会 参議院 法務委員会 第4号

法律の中でも明記してありますように、この刑の一部執行猶予の言渡しに当たっては、その言渡しをすることが刑事責任観点から相当と認められ、かつ、その者の再犯防止改善更生を図るという特別予防観点から必要かつ相当と認められることが要件とされておりまして、刑事責任に見合った刑を科すという観点もしっかりと明記させていただいているということでございます。

平岡秀夫

2009-02-19 第171回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

犯罪予防につきましては、一般に、犯人刑罰を科することによって一般社会に警鐘を鳴らして将来における犯罪予防しようとする一般予防としての機能と、また、特定当該犯人が将来再び犯罪に陥ることを予防しようとする特別予防としての機能があると解されているものと承知をしておりますが、いずれにしても、刑罰のあり方については、このような種々の観点を踏まえつつ、社会情勢の変化なども見据えながら、必要な検討を行っていくべきものというふうに

森英介

2007-06-05 第166回国会 参議院 法務委員会 第17号

この特別予防目的を完成すれば、結果として社会保護という一般予防目的が完成できる。そして、その上で、個人と社会福祉の増進というものが果たせるんだというのが、今回の更生保護法案の作られた本来の意味ですよね。  ほかの省庁は、官から民へ、官から民へと言っていますが、今回は民から官へという動きなんですよ。

藤本哲也

2007-06-05 第166回国会 参議院 法務委員会 第17号

刑務所に入れた段階で我々は既に改善更生社会復帰を目指して努力しているわけでして、その改善更生社会復帰刑務所でした処遇というものを更に受け取って社会内処遇でどう展開していくかというこの連携が大切なものですから、そういう点では改善更生というのは実は矯正の基本的な理念でもあり、保護の基本的な理念でもありますので、その辺りのことを考えますと、やはりどうしても保護の方は再犯防止ということももう一つの特別予防目的

藤本哲也

2007-05-25 第166回国会 衆議院 法務委員会 第20号

そして、犯罪予防目的としては、犯人刑罰を科することによって一般社会人威嚇し、警戒させて、その将来における犯罪予防しようとする一般予防としての機能と、その犯人自身が将来再び犯罪に陥ることを予防しようとする特別予防としての機能があるというふうに言われていると承知をいたしております。  

長勢甚遠