2021-04-26 第204回国会 参議院 決算委員会 第5号
綾町は、一九六七年に照葉樹林の交換伐採計画が持ち上がったときに、町民の八〇%を超える署名が集まって、農水大臣に直訴した結果、町の宝である照葉樹林を守ることになりました。
綾町は、一九六七年に照葉樹林の交換伐採計画が持ち上がったときに、町民の八〇%を超える署名が集まって、農水大臣に直訴した結果、町の宝である照葉樹林を守ることになりました。
例えば、令和三年度は、多くの固有種が集中して分布する、国内最大規模の亜熱帯照葉樹林の生態系を有してございます奄美群島国立公園の一部を買い上げる予定としてございます。 一方で、国立公園等における買上げの対象は、今議員が御指摘のとおり、自然環境保全上特に重要な地域である特別保護地区及び第一種特別地域としておりまして、潜在的な買上げ候補地は一定程度、面積、たくさんあるというふうに考えてございます。
○亀澤政府参考人 環境省では、米軍の北部訓練場の返還地におきまして、平成二十八年と二十九年の二カ年にわたって自然環境調査等を実施し、当該地域にはやんばる国立公園の既存の公園区域と同等の自然環境、とりわけ広大な亜熱帯照葉樹林や希少な野生動植物の生息、生育地が広がっていることを確認しております。
関東や関西の低地におきましては、これを放置しますと陰樹林ということになりまして、これはいわゆる照葉樹林、シイやカシから成る林でございます。 陽樹林は、日本の特徴は、下にササが生えていることでして、だんだん下からササが生えてきたりします。
ただ、難しいのは、沖縄は、照葉樹林帯になるんですけれども、また温帯林で常緑樹なんですね。ただ、常緑樹林帯だからといって、里山でなかったとは言い切れない。人はやはり燃料を採取しなきゃいけないので、きっと常緑樹であろうとも、まきを採取するということはやっていたのではないかということですね。
○山本(公)国務大臣 沖縄北部の三村、国頭村、大宜味村、東村、ここに広がる山原地域は国内最大級の亜熱帯照葉樹林でございまして、ヤンバルクイナなど多様な固有種や希少種が生息、生育する、豊かな生態系を有する重要な地域であると認識いたしております。
○丸川国務大臣 沖縄本島北部の山原地域は、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、ヤンバルクイナなど多種多様な固有種が生息また生育するなど、我が国を代表する傑出した自然の風景地でございます。
その結果、海域部分で国立公園に指定したり、さらには既存の国立公園の拡張が必要だというところ、さらには、これは西の方でございますけれども、いわゆる照葉樹林、気候が温暖で一年中葉っぱを落とさないような林、照葉樹林といいますけれども、この照葉樹林の貴重性、景観としてのすばらしさ、それが国立公園としてはまだ十分指定されていないのではないかなという指摘がなされたところでございます。
また、地勢的には、沖縄県の北部ではありますけれども、亜熱帯の照葉樹林の生態系ですか、原木みたいなものがそのまままとまって比較的健全な状態で残っていると認識をしているところでございます。
これを全国展開ということでございますが、私ども国有林を持っておりますが、例えば九州森林管理局におきましては照葉樹林で有名な綾というところで綾の照葉樹林プロジェクトといったようなことをやっておりますし、また北海道の森林管理局でも、台風で風倒木が出ました野幌で野幌森林再生プロジェクトといったようなことを推進させていただいています。
これまでの検討の中で、生物多様性の豊かな地域、例えば照葉樹林に覆われた地域につきましては、国立・国定公園の区域として積極的に今日評価すべきである、そういう方針を見定めたところでございます。
それはいろいろな植物学者や何かにも聞いても、これだけの照葉樹林を持ったすばらしい山が、そして里山的な山が都心からわずか一時間で行けるというところで、この至便性。今、ミシュランの三つ星になってからはまた人がふえまして、現在ではオーバーユースかと思われるぐらい、年間三百万人を超えているんですよ。こんな山ありませんよ、富士山が二十万人ですからね。
環境省としましては、アマミノクロウサギを初めとした多くの希少種や固有種が生息、生育しております亜熱帯照葉樹林に世界自然遺産としての価値があるというふうに考えておりまして、価値の精査と推薦範囲の検討を進めているところでございます。 また一方で、貴重な亜熱帯照葉樹林が保護地域に指定されていない区域がある、あるいは、希少種や固有種が外来種による影響を受けているなどの問題も抱えているところでございます。
○冨岡政府参考人 先生お尋ねの提言に関しましては、生物多様性豊かな照葉樹林の地域はすぐれた自然の風景地として評価すべきとされておりまして、中でも、沖縄県の山原地域につきましては、鹿児島県の奄美群島と並びまして、国立公園の指定も視野に入れたより詳細な評価を行う必要があると提言されておるところでございます。
神奈川県の池子の森の米軍住宅の建設問題についてお聞きしたいんですが、私も現地へ行ってまいりまして、本当に首都圏有数の照葉樹林であると。市長さんともお話をしました。実感したのは、本当に後世まで残すべき自然の宝庫だということであります。
しかも、北は亜寒帯の樹木、南は照葉樹林の樹木というものがありまして、その意味におきまして、世界の自然生態系のミニアチュアという面がございます。そうしたものを一堂に集めることによって、木造にするという意味であります。これはむしろ樹齢が何年、その樹名が何か、どこに生えていたかというように、ある意味で床柱のようにして、各府県から百本出せば四千七百本ですから、四千七百本の床柱が並びますと壮観であります。
高尾山は、国定公園で、都民のオアシスであるとともに、照葉樹林帯と落葉広葉樹林帯の境目に当たる学術的にも貴重な自然である。国際的な学者の方々も、ここは非常に重要だということを言っておられます。地下水にどういう影響が、分からない大規模なトンネルを掘るということ自体が大変な事態を引き起こすことが危惧をされます。
○説明員(小林光君) 先ほど御説明申し上げました環境庁の調査の結果では、奄美大島の希少野生鳥獣の生息環境として高樹齢の照葉樹林が重要という結論を得ているところでございます。調査目的はそれでほぼ達成できたというふうに考えております。
植林は環境庁の問題ではないわけでございますが、日本は、照葉樹林文化の雲南省から始まるその最後の部分が日本である、こういうふうに言われております。日本の植生を考えた場合に、杉ばかりを植える、ヒノキばかりを植える、杉の植林も行き着くところまで行き着いて、直径三、四十センチでしょうか、植林ですから、植木鉢を中に植えているようなものですぐ倒れる。
今、東部地域でも県道の一部手直しをやっているようで、それによって斜面にあった大変すばらしい照葉樹林が破壊されているというようなことが問題になっております。それから、南西部では大規模林道の建設が進行しているやに話を聞いております。道路が必要なところであることには間違いないと私も思っています、行って。
日本には名立たる照葉樹林文化というのがあって、ところがもう杉やヒノキばっかりになってしまって、結局落葉しないんですね。そういうふうなことで、片一方でいそ焼けというふうな現象が三陸沖あたりで起きてくる。 どうか、総合的に大きなトータルの各省庁の縦割り行政を超えた形のプロジェクトチームというものが一つ必要じゃないかな、そんな思いをしているんですが、ひとつ大臣の御所見をお伺いいたしたいと思います。