運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
112件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-04-15 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号

だから、余り期待し過ぎるのもちょっと申し訳ないという思いがあるのと、保安庁だけに任せておかないで、どうして、自衛隊がなぜ出ていかないのか、あるいは出ていけないのかということについてお尋ねしたいんですけれども、そこ行く前に、国連海洋法条約無害通航権ということについて御説明をいただきたいと思います。

浅田均

2020-04-02 第201回国会 参議院 国土交通委員会 第8号

もう一つのテーマとして、無害通航権について確認をさせていただきたいと思っております。  国連海洋法条約十七条は、領海航行中の外国船舶について無害通航権を保障しております。ただ、無害でないということであれば、その沿岸国は何らの制限なく管轄権行使し得ると、領海からの排除も可能というふうにされております。  

伊藤孝江

2020-02-05 第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号

無害通航権を取るか通過通航権を取るかということになってきますが、例えば航行の難所と言われるマラッカ海峡の場合ですと、沿岸国領海を放棄せずに領海として管理をしていくと。ただし、日本の場合は、真ん中を公海とする形で他国の船が自由に通過できるような体制を取っております。  

山田吉彦

2020-01-17 第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号

河野大臣は、ホルムズ海峡はイランやオマーン領海が多く、沿岸国航行の安全の責任を持つのが現在の旗国主義である、領海の中での情報収集活動無害通航権と相入れない可能性があると言われました。  しかし、昨年七月の英国タンカーイスラム革命防衛隊に拿捕された場所はオマーン領海内です。ホルムズ海峡最狭部は分離交通帯が設けられ、そこを通航する義務があります。それは全てオマーン領海内にあります。

中谷元

2015-05-20 第189回国会 衆議院 外務委員会 第11号

無害でない通航、今、中国公船がやっているのは、無害通航権行使ではありません、有害通航権です。これを、侵入を防止するために、日本は必要な措置をとることができるんです。ところが、政府は、防止するために必要な措置はとっていない。今回の閣議決定も、中国公船侵入に対して防止するようなこと、論点は、全く含まれていません。  この点について、政府の見解を伺いたいと思います。

武藤貴也

2014-11-12 第187回国会 衆議院 外務委員会 第6号

いろいろな議論があることは私も当然承知しておりますが、しかし、無害通航権というのは単なる通航に対して適用される考えであって、私は、この周辺で密漁をする、あるいは徘回をしているという状況を、単に航行している、通航していると捉えるのは、少し無理があるのではないかと感じております。  

阪口直人

2014-04-01 第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号

無害通航権すら他国には与えられていないという主張をする国があったりとか、あるいは、本来であれば、EEZ排他的経済水域の範囲の中では自由な通航ができるわけですが、例えばロシアの場合は、このEEZの中を通るときにはロシア砕氷船を先頭にしていかなきゃいけない、そしてまた通航料も払わなきゃいけない、こういうようなロシア措置がなされている。

伊佐進一

2014-03-27 第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号

まず、この十九条において、領海内では無害通航権というのが各国の船舶について認められている。これは、領空とか領土とはまた違って、領海だけ特別に無害通航権というものが認められている。この第一項を読みますと、「沿岸国の平和、秩序又は安全を害しない限り、無害とされる。」と。第二項で、害する場合、「次の活動のいずれかに従事する場合には、沿岸国の平和、秩序又は安全を害するものとされる。」というふうにあります。

伊佐進一

2014-02-05 第186回国会 参議院 予算委員会 第2号

一方で、全ての国の船舶他国領海において無害通航権を有しており、沿岸国当該船舶無害通航妨害してはならない、このようにされております。そして、具体的にいかなる航行国際法無害通航に当たるのか否かにつきましては、国連海洋法条約関連規定に基づいて個別具体的な状況に応じて判断する必要があります。  

岸田文雄

2013-05-14 第183回国会 参議院 予算委員会 第17号

一つは、国際法では、総理も御存じかと思いますけれども、無害通航権というのがありますから、領海通航することはできます。しかし、通航目的ではなくて、滞在してしまう、あるいはある目的を持って動かないと、こういう場合は、これは領海侵犯です、はっきり言って。その場合は、国際法上も攻撃する権利があると思います。認められておると思います。

丸山和也

2013-04-15 第183回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号

これは無害通航権が確保されているかと思います。ただ、こうした尖閣に近いEEZなり、あるいは接続水域なり、領海へ入ってきたら問題ですけれども、例えばそういった中での航行というのは軍事活動に当たるのではないか、そういう認識もできなくはない、つまり武力による威嚇と捉えられなくもない、そんなことだと思うんです。  

大野敬太郎

2012-08-28 第180回国会 参議院 国土交通委員会 第11号

それで、併せてなんですけれども、実はこれ重要だと思いますのは、海洋法に関する国際連合条約におきまして、領海通航する外国船舶には無害通航権が認められているんですね、無害通航権また、同条の、第十九条第二項では、沿岸国にとって無害でない通航が例示されております。ただし、ということなんでしょうが、同規定に基づき国内法が整備されていることもこれ承知しております。  

藤原良信

2012-08-28 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号

二年前は、まあ本当かどうか分からないですけれども、中国人の漁民、漁師ですね、が漁船でもってやってきて我が国領海内で漁をやったから、それは無害通航権に当たるものではないということで、領海侵犯ですよということで対処しようとしたらいろいろ妨害をされたので公務執行妨害で捕まえた、ですよね。つまり、相手はただの漁師です。自分のなりわいをするに当たって法律に触れたので日本に捕まった、そういう話ですよ。  

宇都隆史

2012-08-03 第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号

今回改正をお願いしております外国船舶航行法は、無害通航権のうち、通航に当たるかどうかというところに着目いたしまして、これを領海から退去させようとするものでありまして、通航というのは迅速にすっと通り過ぎるということでありますので、正当な理由もないのに停留したり徘回したりするのは通航ではないということで、立入検査をし退去命令をかける、あるいは今回お願いしているように、勧告をして退去命令をかけて追い出すということをやろうとするものでございます

鈴木久泰

2009-11-20 第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号

無害通航権制限はあるけれども、この安保理決議によって国際法上の問題がクリアされるということで理解をさせていただきました。  次に、領海内はいいんですけれども、いわゆる公の海、公海に出たときに、これは今政務官がおっしゃった旗国同意が必要になるんですけれども、この同意は、具体的にどのような手続、そして形式において求めるのか、これについてお聞かせください。

黒岩宇洋

2009-11-20 第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号

委員御指摘のように、世界のそれぞれの国が船舶航行する場合、国連海洋法条約に基づきまして、それぞれの国の領海通航する場合に認められる権利、すべての国の船舶が有する権利というものとして、無害通航権というものがあります。  今回、この法律で定める、我が国領海内における旗国同意を得ずに貨物検査を行うということについては、この無害通航権制限する関係になります。

三日月大造

2009-11-20 第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号

これはまず、我が国の内水においては、この検査はもちろん何の問題もなく我が国の権限で行えるんですけれども、では、我が国領海においてこの検査を行うときに、外国領海においては、国際法上、どの国の船舶においても無害通航権要するに、害がなければ通航する自由な権利が与えられておるんですけれども、この法案のスキームですと船長の承諾が必要です。

黒岩宇洋

2009-07-14 第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第11号

領海外国船舶については、国連海洋法条約上、第十七条、第十八条、第十九条の無害通航権があるわけでございます。すなわち、沿岸国の平和、秩序、安全を害することなく、継続的かつ迅速に行われる通航を行う船舶に対しては立入検査を実施することはできない、そのようになっているわけです。その無害通航権を超えて外国船舶検査ができる、そういう理由、根拠というのは何かということです。

佐藤茂樹

2009-04-15 第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号

武正委員 日本海洋国家として、そして貿易立国として、世界の海が、特に公海が、無害通航権ですか、あるいは旗国主義、要は、船がどこへ行ってもそこは日本なんだという、これはすばらしい法律というか、お互いの共通のルールだと思うんですね、主権尊重ということも含めて。

武正公一

2006-12-14 第165回国会 参議院 国土交通委員会 第7号

他方、冒頭の御質問に対して私申し上げましたように、国際法上の観点からいたしますと、船舶航行の自由という観点から、領海においては無害通航権というものが国際法上あるということになっているわけでございます。この無害通航権というのは、十二海里の領海の中を止まらずにこう抜けていくと、港に寄るというような行為はこれはまた別でございます。これは無害通航の対象ではございません。

小松一郎