1961-10-13 第39回国会 衆議院 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第1号
多くありませんが、このくらいがいいのではないかということでありますと同時に、内容のイモ類で言いますと、澱粉含有率で、上の方も下の方も、含有量が多い方も少ない方も初めて今度表わしてきめようといたしますので、何円と書いたのは、たとえば二二%、こういう農民の努力で澱粉量が多い場合、相当の値上げになると思うのであります。
多くありませんが、このくらいがいいのではないかということでありますと同時に、内容のイモ類で言いますと、澱粉含有率で、上の方も下の方も、含有量が多い方も少ない方も初めて今度表わしてきめようといたしますので、何円と書いたのは、たとえば二二%、こういう農民の努力で澱粉量が多い場合、相当の値上げになると思うのであります。
従いまして政府の手持ち澱粉量は相当の量になるわけでございます。これに対する澱粉の処理対策、ひいてはカンショ及びバレイショの価格支持対策といたしまして、澱粉の新規用途の開拓ということを、二年ばかり前から農林省で積極的に取り上げたわけであります。
○兒玉委員 それから、発表されましたこの政府の買上数量というものが、一万九千トンでございますか、貫目で五百万貫ということになろうかと思いますが、この程度の買い上げでは——特に先ほども長官もみずから言われましたように、非常にことしは豊作である、そのことが買いたたきの原因となっている以上、いま少しこの買上澱粉量をふやすべきではないか、こういうことを考えるわけであります。これは絶対に五百万貫では少ない。
そうして当然澱粉量の増大、こういうようなことが起きてくれば、おのずからブドウ糖などの精製の方法も考えられるのですからこれと合せてやってもらう。もう少し事前に計画的に考えられて、そうして農民はその計画に従って自分の作付を決定する。
これを澱粉に換算いたしますと大体四千五百万貫程度の澱粉量になる。全部が澱粉にいかない。こういうような考えからいたしまして、イモの今年の減産数量の三分の二が澱粉にいく、こういうことを計算いたしましても、とにかく三千万貫程度のものが減産されておる。
○田口委員 あなたの方の役所の発表といたしまして、昨年の全国の澱粉の含有量は、当初価格決定のときは二一%、こういうような数字を使ったけれども、実際にやった結果は二〇%四か五程度で、予想よりも澱粉量が下回った、こういうような結果が出ておるのでございますが、その点は長官お調べでございますかどうか、重ねてお伺いいたします。
で、特にカンショ等は、あのような山地でできますものは澱粉量が非常に少いために、高価に売れないというようなことで、そのために非常に痛手をこうむっておる。それに加えて、例の災害が参りましたために、ペしゃんこになってしまった、こういうことなんです。 ここに提案されております改正法の一案につきましても、私はこういうような、しょせんコップの中の水を動かすだけで救い得る問題ではないと思う。
価格安定法の施行になりましたここ数年間のやり方は、カンショの値段をきめます際に、それがその年の標準歩どまりの澱粉量を持つイモの値段、こういうふうに観念いたしております。従ってそういう精神から申しますと、澱粉含有量が高いイモは、それよりも高めに買い得る性質のものであるし、澱粉含有量が少なければ、それより低めになる性質のものである、こういうふうな考え方であります。
ことに、かんしよというものは、最近非常に嫌われ始めておりますけれども、かんしよは、現在日本が畑作として耕作いたしておりまするあらゆる作物のうち最も澱粉量の多い、最もカロリーの高い作物であることを考えたときに、最近かんしよというものを軽々しく見過ぎてはおらないかということを考えておるものであります。