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146件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-06-03 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号

マグロの議定書についてもお聞きいたしますが、大西洋では、クロマグロについて、二〇〇〇年代にICCATが総漁獲可能量設定など様々取り組んだ結果、近年資源量の回復見られますが、メバチマグロ悪化が問題になっております。メバチマグロについて、日本漁獲枠TACとどう変化をしていくのか。

井上哲士

2021-04-28 第204回国会 衆議院 外務委員会 第11号

その上でなんですが、クロマグロについては、改正漁業法に基づく管理対象となる前の平成三十年から、海洋生物資源保存及び管理に関する法律に基づいて、漁獲可能量制度対象とされてきております。正確かつ迅速な漁獲量の把握は非常に重要であると認識しておりまして、今後、改正漁業法に基づく数量管理基本とした資源管理を実施していくに当たり、管理透明性確保、これが重要と考えています。  

葉梨康弘

2021-04-28 第204回国会 衆議院 外務委員会 第11号

まず、魚種ごとの総漁獲可能量を定めたTAC制度について。  日本漁業の九四%は小規模沿岸漁業経営体で、その経営体数は約二万。片や、ニッスイやマルハニチロなど大手水産関連会社も参加する大型、中型のまき網漁業経営体数は二十程度しかありません。しかし、クロマグロ漁獲規制漁獲枠の上限は、まき網、大規模漁業優遇となっていて、日本企業の九四%を占める小規模沿岸漁業者に不利な枠組みとなっている。  

穀田恵二

2021-02-25 第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号

この統計、調査目的というのは、漁獲可能量、TAC設定する際の基礎資料等水産行政に係る資料を整備することを目的としているわけですので、TAC設定するに当たって、その大本の数字であるところがみんな秘匿されていては、やはり、何を根拠としてその数値が出てくるのかが漁業者からしたらさっぱり分からないわけなんですけれども、なぜ秘匿する必要があるのでしょうか。もう一度お答えください。

亀井亜紀子

2020-12-03 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第6号

また、まだよく分からないという声もあるわけですけれども、このときに附帯決議も盛り込まれ、衆議院附帯決議盛り込まれましたけれど、特に法案にある資源管理の強化について、船ごと漁獲量を割り当てることとなったわけなんですけれど、漁獲可能量、漁獲割当て設定等に当たっては、漁業者及び漁業者団体意見を十分かつ丁寧に聴き、現場実態を反映することが求められました。

田名部匡代

2020-12-03 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第6号

なお、今お話がございました改正漁業法による漁獲可能量設定等に当たっての漁業者団体意見を聴くというお話附帯決議内容でございます。これについては、先ほど申しましたように、改正漁業法内容等については三百回以上の説明会を行い、周知を図ってきたところでございますが、実際にTAC魚種漁獲可能量設定する、こういう手続を今進めているところでございます。  

山口英彰

2020-12-01 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

ちょうど本日、十二月一日にこの改正漁業法が施行され、漁獲可能量、TACによる管理原則となります。現在、TACによる資源管理対象は八魚種となっており、漁獲量全体の六割がカバーされていますが、政府はこれを八割まで拡大することを目標にしています。  TACによる管理対象魚種にはクロマグロのように国際的な機関で各国・地域漁獲可能量を決めて資源管理を行っている魚種もあります。

須藤元気

2020-03-10 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

前年が六万七千トンの漁獲可能量ということになっておったんですが、前年が、やはり資源が非常に厳しい、それからこういう違法な操業もあることによって実績ベースで三・一万トンしか捕れていない、ですから、枠の中の数量しか捕れていないということでございます。  ですから、今回、廃船に伴う国からの助成のようなことも出させていただきましたけれども、決して廃船を奨励するということではありません、国としてですね。

江藤拓

2020-03-06 第201回国会 衆議院 外務委員会 第2号

ただ、一方で、魚種をふやしていくと、確かに漁業者の負担、またいろいろな、これは日本全体でやりますし、各地域での漁獲可能量配分調整といったものも必要になってきますので、いわゆる漁業者間の中での調整がより必要となってきます。今既に数量管理が行われているクロマグロなどについては、漁業者理解が十分に進んでいる状況じゃないので、混乱、また調整がうまくいっていないということも、今現時点であります。  

小熊慎司

2019-06-11 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第15号

また、水産政策審議会資源管理分科会の下に設置されたくろまぐろ部会からの指摘を受けまして、我が国漁獲可能量有効活用を図るように配分量融通に関するルールを定めまして、本年四月には国が仲介して、大臣管理漁業、これ巻き網漁業ですけれども、これと知事管理漁業沿岸漁業との配分量融通を実施したところでございます。  

長谷成人

2019-05-22 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号

また、法律成立に際しまして、衆議院附帯決議におきましては、漁獲可能量及び漁獲割当て割合設定等に当たりましては、漁業者及び漁業団体意見を十分かつ丁寧に聞き、現場実態を十分に反映するものとすることとされておりますので、新たな資源管理措置導入に当たりましては、沿岸漁業者を含めた関係者意見をしっかり聞きつつ、この検討も進めてまいりたいと思います。

吉川貴盛

2019-04-02 第198回国会 衆議院 環境委員会 第4号

今回の改正法案前提となりました中央環境審議会の答申におきまして、回遊する漁業対象種海生哺乳類等保全につきましては、関係する省庁が協力して漁業資源管理取組種レベルでの保全管理等を中心に行っており、今後も引き続きその保全に取り組むことが適当であるとされておるところでございまして、例えば漁獲可能量設定等による漁業資源管理取組が重要だと考えておるところでございます。  

正田寛

2019-03-14 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

漁業者は、TAC漁獲可能量というものを信用しておりません。昨年の議論でも、このTACが果たして有効なものなのか、科学的根拠があって、これを導入すれば資源管理が適切にできるのかという議論がありました。諸外国と違って日本は多種多様な魚をとっていますから、そんなに単純に管理できるものじゃないという指摘もあるわけですけれども、そのほかに、漁業者TACを信用しないことにはやはり理由があります。  

亀井亜紀子

2018-12-07 第197回国会 参議院 本会議 第9号

しかし、これまでの審議において、政府からは、漁獲可能量及び漁獲割当て割合設定等に当たって、漁業者及び漁業者団体意見を十分丁寧に聞き、現場実態を十分に反映するという答弁があるなど、現場の懸念を受け止めた上で、しっかりと説明をし、関係者の声に耳を傾けながら丁寧に進めていくことが明らかになっております。  

岩井茂樹

2018-12-06 第197回国会 参議院 文教科学委員会 第6号

現行の捕り放題、早い者勝ち漁業から最大持続生産量に基づく国際水準資源管理、そして厳格な総漁獲可能量に基づく数量管理へ移行することになります。これは先進国では既にスタンダードとなっていますので、一日も早い成立が望まれています。今回の改正日本漁業が持続可能な漁業となるための大変に重要で時代に沿った改正であり、関係者の御努力に敬意を表するとともに、速やかな成立を心から期待しています。  

大野泰正

2018-12-06 第197回国会 参議院 農林水産委員会 第6号

この目的を達成するための具体的な措置については、漁獲可能量設定等による漁獲規制を通じて将来の資源量を増大させること、新設の沿岸漁場管理制度による水産動植物生育環境保全を通じて稚魚の生育等を促すこと、漁業調整委員会指示等を通じて重層的に利用されている水面における秩序ある漁業生産確保することなどが該当すると思っております。  

長谷成人

2018-12-06 第197回国会 参議院 農林水産委員会 第6号

この点、本法案におきましては、IQ設定前提といたしまして、漁業種類ごと設定されている管理区分ごと漁獲可能量配分されることとなっておりまして、異なる管理区分の間でのIQの移転はできないこととなっております。このため、例えば沖合漁業者管理区分の異なる沿岸漁業者IQ船舶とともに買い取って沖合漁業者大型漁船に移転する申請があった場合には、これは許可しないことといたしております。  

吉川貴盛

2018-12-04 第197回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

そういう国際交渉をする上においても、何を、国内も国外もですけれども、科学的根拠に基づいてその資源管理していくというのが水産庁基本的な考え方でありますが、その中で、この漁獲可能量設定は、漁獲量データ資源調査で収集された親魚量親魚の量、産卵量、成長といった生物的情報も利用して、コンピューターによるシミュレーションなども行いまして、どの程度漁獲が可能かを算定することにより行っております。  

長谷成人

2018-11-29 第197回国会 衆議院 本会議 第10号

第四の理由は、TAC漁獲可能量IQ、いわゆる個別割当てを用いる資源管理導入日本沿岸漁業を衰退させるおそれがあるからです。  そもそもIQとは、個人主義の欧米で、先取り競争を防止するために生まれた制度です。  例えば、十隻の船があり、百トンのTAC設定された場合、日本であれば、一隻十トンのIQを割り当て、おおよその出漁日数を定め、自主的に管理できるでしょう。

亀井亜紀子

2018-11-29 第197回国会 衆議院 本会議 第10号

先ほどの漁業権のほか、漁獲可能量、TAC個別割当てIQ譲渡権、ITQの課題、船のトン数制限の見直しなど、論点は山積しています。この法案が大事だというのであれば、この議論を丁寧に行うことを通じて、漁業関係者水産加工業者の方々の意見も伺いながら、真に彼らに必要な中身にしていこうではないですか。  

近藤和也

2018-11-29 第197回国会 衆議院 本会議 第10号

しかし、今回の、魚種ごと漁獲可能量設定し、個々の漁船ごとに割り当てる制度導入は問題です。法案に先行して導入されたクロマグロ資源管理では、政府沿岸漁業者意見を聞かず、大規模漁業を一方的に優遇し、小規模な漁業者が生活できない事態に陥りました。  本法案においても、漁獲割当て配分沿岸漁業者意見を反映する仕組みはなく、禁漁を余儀なくされた場合の補償もありません。

田村貴昭