1960-04-26 第34回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
育成するようなことばかり言っておられたら、非常に情勢の変わった今日、工業会は何を考えておられるのだろうか、こういうような疑問も浮かぶわけなんですが、これはここで議論してもしようがないですから、私の言いましたことを工業会内で一つ皆さん方ようく研究していただきまして、そうして今の新事態に即応した結晶ブドウ糖あるいは精製ブドウ糖の行き方、業界の伸び方、そうして国家的にはできるだけ自給甘味を多くする、また滞貨澱粉
育成するようなことばかり言っておられたら、非常に情勢の変わった今日、工業会は何を考えておられるのだろうか、こういうような疑問も浮かぶわけなんですが、これはここで議論してもしようがないですから、私の言いましたことを工業会内で一つ皆さん方ようく研究していただきまして、そうして今の新事態に即応した結晶ブドウ糖あるいは精製ブドウ糖の行き方、業界の伸び方、そうして国家的にはできるだけ自給甘味を多くする、また滞貨澱粉
林原さんの言をかりて言いますと、五千八百万貫程度の滞貨澱粉というものはすぐ使ってしまうから、農林省としてはイモの増産計画を新たに作ってもらって、そうして原料がなくなったために工場がストップするような心配がないようにぜひやってもらいたい、こういうことを言っておられるくらいでありますから、私は、この酵素糖化の方法によってイモの問題を根本的に解決する、これが最も近道だ、かように考えておるのでございます。
こういうようなことで、今酵素糖化の結晶ブドウ糖の方法ができてぐんぐん伸びようとしておる時代でございまして、業者からいたしますと、この滞貨澱粉をしばらく持っておいてくれ、また、将来工業が伸びる上に原料が途中で切れるというようなことがあってはいけないから、一つイモ作の奨励も思い切ってやってもらいたい、こういうような意向を言っておる状態でございますから、今四千五百万貫滞貨澱粉を持っておられても、これを今年放出
この事実と今政府が持っておられる滞貨澱粉の数量を比較研究してみますと、この減産した部分だけで今の滞貨澱粉は補うて余りある、こういうような観点にあるのでございますから、この滞貨澱粉はむしろ今度の減産によって減少したその分ととんとんであるというような結論になるのでございます。
それから滞貨澱粉につきましては、大臣も御承知の通り、昨年は、滞貨澱粉の半分を原料の供給量として算定をいたしまして二十四円五十銭という数字が出たのでありますが、今年は、イモの減産によりまして、大体今政府が持っておられる澱粉滞貨数量程度がこのいわゆる減産によるものとほぼ同じ数量であるというようなこと、及び滞貨澱粉の処置を今までの用途でなしに新しい結晶ブドウ糖の方向に持っていくということで、これは一般澱粉
このものは大部分を結晶ブドウ糖の原料として供給する、こういうようなお考えであると思うのでございますから、この滞貨澱粉によって、滞貨澱粉があるからといって原料の供給量にそれを全部入れて計算をするということは、食糧庁のお考えからいってもまたその差引の問題から申しましてもさようなことはすべきものでない、従って私は今年のカンショあるいはバレイショのなま及び澱粉の価格決定につきましてはこの滞貨澱粉ということが
○田口委員 私が申しますことは、昨年の価絡決定に当りましても、昨年の滞貨澱粉の二分の一、いいかえますと、昨年は三千万貫の滞貨である、従ってこの価格決定に、原料として供給されるとして要素になったものは千五百万の滞貨澱粉である。
この滞貨澱粉があるために、イモ及び澱粉価格を下げる、そういうような一つの要素になると思うのでございますが、昨年のカンショなんかの二十四円五十銭というものを決定した場合におきましても、この滞貨澱粉は大よそ半分だけは昨年の生産量の中に入れて計算をされてある、この事情が一つと、それからもう一つは、この滞貨澱粉につきましては、どうしてもこのままではいかないから、結晶ブドウ糖工業を育成いたしまして、滞貨澱粉のみならず