1976-05-08 第77回国会 参議院 本会議 第8号
これに対し福田副総理並びに関係各大臣より、「景気は輸出が大幅な増加を示し、回復のリード役を果たしているほか、鉱工業生産は昨年十月を底に、三月までの各月がいずれも前月比二%程度の増加となっており、出荷も順調に伸び、滞貨整理が進んでいる。
これに対し福田副総理並びに関係各大臣より、「景気は輸出が大幅な増加を示し、回復のリード役を果たしているほか、鉱工業生産は昨年十月を底に、三月までの各月がいずれも前月比二%程度の増加となっており、出荷も順調に伸び、滞貨整理が進んでいる。
それと並行しまして出荷も順調に伸び、したがって滞貨整理、これが初めて整理の方向で動き出しておる。そういう経済の諸般の状況を受けまして、雇用の情勢もずいぶん改善をされてきておるように見、特に時間外勤務、これがかなりの増加を示しつつあるのであります。 そういう状況でありますから、いま不況、不況と言う。どこに不況の原因があるか。経済は上昇をずっとしておるにかかわらず、不況だ不況だと言う。
鉱工業生産が非常に落ちてきた、あるいは滞貨整理これが思わしく進行しない、あるいは雇用環境が悪化してきておる、非常に大きな景気現象が出てきておるわけでございまするけれども、さて、これをここで道を誤ると、また物価問題に非常なはね返りになってくる。
これは限時的な、いま先生がおっしゃいました滞貨整理だとか、明治期出版物の目録刊行とかいった、あるいはその他限時的な仕事が図書館にはございまして、その部分につきましては、正規の職員というわけにもまいりませんので、そういう意味で、非常勤の臨時職員を採用いたしておるというのが実情でございます。
○国立国会図書館副館長(岡部史郎君) まあ、いままでのところは、この滞貨整理は、そういうわけでありますから、今明年度には軌道に乗る、そうしますと、それ以外の年々のカレントな図書の整理というものは、これは大体順調にいくという見通しでございますが、今後ますます図書の流入数量というものがふえてまいりますし、仰せのとおり、図書の整理というものは専門的な技術を要します。
○国立国会図書館副館長(岡部史郎君) 四十一年に、ただいま木村先生から要約してお述べになりましたような御質問がございまして、その御意向をできるだけ私どもといたしましては指針といたしまして、過去四年間やってまいりまして、滞貨整理につきましては本年度で第五年度に入りました。それから明治期のものにつきましては、これは当初から八カ年計画でございます。
○国立国会図書館長(河野義克君) 以前からやっておる図書館の業務と並行して昨年からやり出した明治期の所蔵図書の目録の刊行の問題、あるいは滞貨整理の問題等につきましては、四十一年の実績が出ておりまするから、これに即しまして四十三年度の予算要求としては必要な修正は行なって、なるべく予定された計画を年度内に成就をしたいということを考えております。
○国立国会図書館長(河野義克君) 先ほど申し上げましたとおり、現在御審議願っております四十二年度予算を策定する作業は昨年の六、七月ころにしたわけでございまして、そのときにおきましては、滞貨整理の事業が発足したばかりでございまして、その実績がどうなるか、計画どおり進行するか、そういうことは予測が困難な時期でございました。
○国立国会図書館長(河野義克君) もちろん、正規の職員もこの滞貨整理に当たり、かつこれを指導しておりますけれども、滞貨整理というのが五カ年の期限をもってやっております関係上、やはり臨時的な性質を持ちますので、常勤職員という形の者及び賃金形態の人というかっこうでその大部分の仕事をやらざるを得ないかっこうになっております。
○河野国立国会図書館長 滞貨整理につきましては、昭和四十一年度から五カ年計画をもってこれを行なうということにいたしております。
○中嶋小委員 時間がないから簡単に申し上げますと、滞貨整理をやる人々は、整理されたあとも国立図書館で国民の前に生きていくのだ、しかも将来ともおるものとして愛着を持って整理するのと、アルバイトで臨時に来て——事務的にはそれはいいだろうけれども、何か図書館行政として、ただ整理するだけでなく、あと生きるわけですから、そういう点で何かいま五カ年臨時の形のものを、五年たって滞貨がなくなるかもしれぬということだけでなくて
その滞貨整理も、ただ粗末に整理するなら幾らもできるのですけれども、整理のしかたがやはりあるわけです。十分内容の充実した整理をしていただきたいと思う。その点についてもお伺いしたい。
○河野国立国会図書館長 ただいまの滞貨整理の問題について十分の自信を持ってやっておるか、あるいは、アルバイト等臨時の人が大事な仕事をする上において不安はないのかという御趣旨の御質問であったと存じますが、私ども基本的な考え方といたしまして、国立国会図書館が開設早々からいろいろな理由で未受け入れ、未整理の本がたまってまいりましたけれども、これはやはりある計画をもってすればある年度で処理し得るものでございますので
ところが現行のこの物資の扱い方を見ると、労務用物資の上述の性格が曲げられて報奨的に、または滞貨整理の一手段に使われておると見られるようなところもあり、下部配給機構においても、この誤りに基く不明朗な事件が起り、労働者の非難を買つている幾多の事実もある。従つてこれらの不合理を除去して、現段階においても労務用物資の果すべき性格を正しく確立するために次の諸点を実施されたい。