2021-05-18 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
昨年度、全国百九の一級水系に設置をされました全ての流域治水協議会に農林水産省としても参画をさせていただきまして、三月末に各協議会で策定をされました流域治水プロジェクトに、水害が予測される際に事前に農業用ダムの貯水位を低下させる事前放流、水田に雨水を一時的に貯留させる田んぼダムの取組、大雨の際に雨水を一時的に貯留するため池の活用による洪水被害リスクの低減、さらには、この農作物のみならず市街地や集落の湛水被害
昨年度、全国百九の一級水系に設置をされました全ての流域治水協議会に農林水産省としても参画をさせていただきまして、三月末に各協議会で策定をされました流域治水プロジェクトに、水害が予測される際に事前に農業用ダムの貯水位を低下させる事前放流、水田に雨水を一時的に貯留させる田んぼダムの取組、大雨の際に雨水を一時的に貯留するため池の活用による洪水被害リスクの低減、さらには、この農作物のみならず市街地や集落の湛水被害
また、水害が予測される際に、事前に農業用ダムの水位を下げて雨水を貯留する事前放流や、水田に雨水を一時的に貯留させる田んぼダムによる湛水被害リスクの低減等に取り組んでいます。 これらの取組に当たっては、水系ごとに設置されている流域治水協議会に農林水産省も参画し、具体的な連携を進めています。
一方、本地区に隣接いたします城東川では佐賀市が河川改修工事を行っているところでございますけれども、大雨のときには城東川への排水が一時的に圃場整備事業の地区内に流入してまいりまして、農地の湛水被害が発生している状況ということを承知をしているところでございます。
お尋ねのあった八ツ場ダムは、試験的に水をためるオペレーション、いわゆる試験湛水を令和元年十月一日から開始しており、その結果、八ツ場ダムを含め、利根川上流で整備してきた七つのダムで、合計約一億四千五百万立方メートルの洪水を貯留することができました。
この点で、福岡県では、大規模かつ長時間農地が湛水した昨年、令和二年七月豪雨災害、これを踏まえて、内水氾濫が発生した山ノ井川、これは私、山ノ井川の氾濫の様子を見に行きました、久留米市城島町というところの地域なのですが、辺り一面、湖のように化しておりました。牛舎が浸水をして牛が一頭死んだというふうなことも私は聞きました。とにかくすごい湖のような状況で、農地どころじゃない有様を目の当たりにしました。
農林水産省では、このために、例えば、大雨が予想される際に、あらかじめ農業用ダムですとかため池の水位を下げる事前放流の取組ですとか、あるいは、水田に雨を一時的に貯留させる田んぼダムによる下流域の湛水被害リスクの低減ですとか、あるいは、農作物の湛水被害だけではなくて、市街地や集落の湛水被害も軽減、防止するための排水施設の整備、活用などに取り組んでいるところであります。
福岡県におかれましては、今委員から御指摘ございましたように、令和二年七月豪雨など、過去の豪雨災害が発生した際の降雨の状況あるいは筑後川等の河川の水位状況を踏まえました湛水シミュレーションを実施をいたしまして、このシミュレーションの結果に基づきました、土地利用の見直し等の湛水被害軽減に向けた計画を策定をされる予定というふうに伺っているところでございます。
例えば、利根川上流域では、試験湛水を行っていた八ツ場ダムを含め、上流ダム群や渡良瀬遊水地などの調節池において、合計約四億立方メートルの洪水を貯留いたしました。 また、勾配が緩く水がたまりやすい地形の中川、綾瀬川流域においては、首都圏外郭放水路や三郷放水路などにより、流域内の降水量の約三割を流域外の江戸川等に安全に排水いたしたところでございます。
また、八ツ場ダムは、本体が完成して試験湛水を行っているところでありましたが、七千五百万立米もの水をためて下流への流下を阻止しましたし、渡良瀬遊水地を始めとする遊水地群も大いに働き、合計二億五千万立米もの水を貯留いたしました。
台風十九号において、これまでに整備をしてきた治水施設がどのような効果を発揮したかということでございますけれども、例えば、利根川では、試験湛水を行っていた八ツ場ダムを含め、上流ダム群が約一億四千五百万立方メートルの水を貯留し、これらによる利根川本川の水位低下量は、群馬県伊勢崎市にある八斗島地点において約一メートルと推定しているところでございます。
また、この地方自治体、滋賀県以外では、同じような取組として、埼玉県で、河川整備状況を踏まえ、過去の洪水の状況を基に、湛水することが想定される区域、水がたまることが予想される区域について条例を定めて、湛水想定区域図を作成して公表をされております。
今お答えいただいたんですけれども、それでは、最初にこの区域区分の概要ということを御説明していただいたんですが、例えば、今述べられた二つの要件に該当すると判断されようという土地、地域に、集団的優良農地、あるいは溢水、湛水、津波、高潮等のおそれのある危険な地域が仮に含まれているとか、あるいは住民の皆さん方、宅地権者の方々が、それは困る、例えば災害があったときの広域避難場所なんかに考えているんだ、残しておいてほしいというような
その八ツ場ダムが、本体工事が完了して十月一日から試験湛水を行っていましたけれども、約五百五十万トンたまっていた状態で今回の出水を迎え、約七千五百万トンの水を貯留をいたしました。資料十一、十二に写真とデータをお示しをいたしております。
そのことを振り返りますと、今御質問の中にあったとおりでございますが、八ツ場ダムでは、この十月一日から試験湛水というオペレーションを始めていたということもありまして、結局、最終的には七千五百万立米の洪水を貯留することができたというふうに認識をしております。加えて、既設の六つのダムと試験湛水中の八ツ場ダムとで、合計約一億四千五百万立米の洪水を貯留することができました。
○馬淵委員 すなわち、八ツ場ダムでは試験湛水が始まっていたということであります。しかし、そこにたまった水の量は五百五十万立米ということでありますから、この配分図から見ても、ほとんどゼロに近いところ。そこに大量の雨水が流れ込んできたということになります。これは、もう既に出ておりますように、七千五百万立米ということであります。
○赤羽国務大臣 私、これは国会で答弁したとおり、予定では六千五百万というところがたまたま試験湛水という時期もあって七千五百万立米をためられたということは、あの時点で利根川の越水とか氾濫を食いとめることの要因の一つだったというふうにお答えをさせていただいたところでございます。
八ツ場ダムでは、令和元年十月一日から、本格的な運用の前に安全性を確認する試験湛水を始めており、台風第十九号による降雨が降り始める十月十一日午前二時までに約五百五十万立方メートルを貯水していたところでございます。
本体打設の完了後は、仮設備の撤去等を終えた後に試験湛水を開始をいたしまして、来年度中には事業を完了する予定でございます。 引き続きまして、一日も早く完成させ、治水、利水面での事業効果を発現できるよう、着実に進めてまいりたいというふうに考えております。
大変すばらしい取組をしておりまして、今、水稲三十二ヘクタール、そのうちの三分の一、これを湛水直播で栽培しているということで、しかも、十アール当たりの収量も約六百三十キロということで、かなり上がってきている。品質も高くて、値段も随分上がってきております。 お話を伺いますと、以前、若いころにイタリアに直播栽培を見に行って研修して、そこから一人で今日まで取り組んできた。
特に、低平地における農地の湛水を防ぐために、常設のポンプ機場による排水を基本として、湛水被害が発生した場合には、先ほどのお話がありました移動式ポンプによる排水も有効であります。 今後も、農地の湛水被害の状況等を踏まえまして、必要な排水機場の整備を積極的に推進するとともに、また、現地の要請等に基づきまして、国が所有する災害応急用ポンプを貸し出すなどの取組を行ってまいりたいと思っております。
農林水産省におきましては、これらの計画に基づきまして、米については高温でも白濁などの品質低下が起きにくい品種や技術の開発や普及、果樹につきましては、例えば福島などでも栽培されておりますリンゴにつきましては、高温でも着色の良い品種の導入や着色不良を防止する技術の普及、さらには農地の湛水被害等の防止のためのハザードマップの策定や排水機場、排水路等の整備等、科学的知見に基づく取組を推進しているところでございます
この中で、先生当然御案内だと思います、冬期湛水管理など、生物多様性に資するような営農活動について一定の御支援も申し上げておるところでございます。
平成二十七年八月に策定いたしました農林水産省気候変動適応計画に基づきまして、まず米につきましては、高温でも白濁などの品質低下が起きにくい品種や技術の開発や普及、ミカンにつきましては、高温により皮が浮いて品質低下することを防止する技術の普及、ブドウにつきましては、高温下でも着色不良が起こらないシャインマスカット等の導入、また、温暖化がもたらす機会を利用したアボカド等の亜熱帯・熱帯果樹等の導入実証、さらには、農地の湛水被害等
本計画に基づきまして、高温により米に白濁が起きる等の品質低下につきましては、高温でも品質低下が起きにくい品種や技術の開発、農地の湛水被害等の防止のためのハザードマップの策定や、排水機場、排水路等の整備等に取り組んでいるところでございます。
○横山信一君 乾田にしても湛水にしても、直播は恐らくこれからどんどん、もっともっと広がっていくでしょうから、人手不足と相まって広がっていくでしょうから、是非ともその技術開発、そしてまた技術の確立についてもより一層お願いしたいと思います。 それでは、愛媛県文書について私からも伺ってまいります。