2020-11-19 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
もう一方では、北海道の各海域等において、海獣被害、トド、アザラシ、オットセイ、非常にこれが減らない。私も、衆議院に初当選して一番最初のころの質問でもこれを取り上げて、政府にいたときにもこのことについての施策を推進してきた一人でもございますが、改めて、こうした海獣被害についても、今後、国による強力な支援も求めておきたいと思います。
もう一方では、北海道の各海域等において、海獣被害、トド、アザラシ、オットセイ、非常にこれが減らない。私も、衆議院に初当選して一番最初のころの質問でもこれを取り上げて、政府にいたときにもこのことについての施策を推進してきた一人でもございますが、改めて、こうした海獣被害についても、今後、国による強力な支援も求めておきたいと思います。
私どもといたしましても、環境省に対しまして、これまでトド被害対策で蓄積した関連情報、ノウハウ、こういったものの提供、あるいは専門家の派遣等により協力してきたところでございますが、引き続き連携しながら海獣被害対策にしっかり取り組んでいきたいと、このように考えているところでございます。
特に今、トドやオットセイ、こういった海獣被害は漁師の方々が頭を抱えるようなことになっております。政府としましても、強化網の対策事業などもしておりますけれども、なかなか、効果は残念ながら限定的であるというふうに私は思います。
農林水産省としても、環境省に対し、これまで蓄積したトド被害防除に関する情報提供、専門家の派遣等によって協力してきたところでありまして、引き続き連携をしながら、海獣被害対策に取り組んでまいります。 以上でございます。(拍手) 〔国務大臣古屋圭司君登壇〕
その上に立ってちょっと話、今日の質問の中身として、本来しようと思っていた中身についていたしますけれども、海獣被害、とりわけトド被害についてお聞きしたいと思います。 今年の二月に北海道でトド被害の対策緊急集会が、主に日本海側の十九の漁協から百名以上の方が参加して行われました。ちょっとこの大規模にやられたというのは私も初めてだったんですけれども。
省庁間の交渉もこれあり、大変だとは思いますけれども、この海獣被害の中でもゼニガタアザラシについては現在どういう状況になっておられるでしょうか。
現地の混乱を早く回避をする、そしてまたこの問題を早く解決をしていくという立場に立っておるわけでございまして、今後とも環境省と連携しながら海獣被害対策に取り組んでまいりたいと思っております。
そして、北海道では海獣被害は本当に大変で、ゼニガタアザラシだけではないんですね。トドやオットセイ、ゴマフアザラシの被害も大変に深刻であります。 例えばトドの被害、平成四年度以降、毎年十億円超の漁業被害が出ています。二十三年度は約十五億円の被害がありました。オットセイは、二十三年度、四億六百万円の被害です。そして、ゴマフアザラシは約二億四千万円、更に先ほどのゼニガタアザラシの被害であります。
次に、問題となっている海獣被害対策について、水産庁にお伺いをいたします。 近年、トド、キタオットセイ、ゼニガタアザラシによる漁業被害が深刻であります。先ほど申し上げましたように、ただでさえ水揚げ量が減少しているサケが、さらに海獣たちによって食い荒らされているのであります。私たち人間と違って、頭と卵しか食べないゼニガタアザラシは、極めて乱暴で横暴、かつ、お行儀の悪い食べ方をしております。
次に、鳥獣被害、海獣被害についてお伺いをしてまいります。 北海道では、鳥獣被害といえば、主にエゾシカによる被害が多いのでありますけれども、一生懸命、畑に出て、毎日世話をしてきて、やっと出荷できる、一番おいしくなったところでやられてしまう。朝起きたら、大切な作物がなくなってしまう。そのやり場のない怒り、落胆。
この多面的機能の中に、これも以前から私は取り上げ続けている話でございますけれども、やはり北海道、極めて北海道的な話題になりがちですけれども、海獣被害というのが非常に深刻でございまして、いわゆるトド、アザラシですね。
ちょっと国有林野を離れまして、岩本副大臣にお聞きをしたいんですが、先日、北海道にいらっしゃったということで、礼文島、稚内を訪れて海獣被害の視察をされたというふうに伺っております。そこで御自分の目でトドやゴマフアザラシの群れを御覧になって、また、漁協の組合長さんたちからも被害の実態を伺ってどのような感想を持たれたのか、お伺いいたします。
従来は対策ということで何とかその漁業被害を抑える、あるいはその海獣被害を抑えるということを考えていたわけですが、そうではなくて、共存という、ちょっと見方を変えるときに来ているのではないかというふうに思うわけですが、その共存に向けた漁業活動ということを模索する場合に、やはり多面的機能というのをどのように評価するかということが私は必要だというふうに思っております。
そこで、先ほど申し上げたような掛かり増し経費あるいは遺失損益ということの補償ということを考えていただきたいと思っているわけなんですが、休漁補償共済の仕組みを利用してこうした海獣被害に遭っている刺し網業者を救済することはできないだろうかと、この点についてはどうでしょうか。
トドの方も学習をして、駆除の状況になるとすぐに逃げてしまうとか、言ってみたら、まさにトドなどによる海獣被害というのは、繰り返しになりますけれども、漁業者の方々の経営そのものを脅かす状況になっております。 こういうことを今私が簡潔に示させていただいたんですけれども、このトドなどの野生動物による漁業被害をどのように認識されているか、この点について、まずお伺いしたいと思います。
○稲津分科員 ぜひ、農水省として、北海道ともよく連携をとっていただいて、この海獣被害の実態というのをさらに御認識いただければなと思います。 その上で、次は、資源管理・漁業所得補償対策についてということでお伺いさせていただきたいと思います。