1952-04-18 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第43号
養老院にしても孤兒院にしても、その他の浮浪兒をあずかつておるところにしても、これは非常に経営者も困難に陷つております。これは大蔵当局は考えておると思うのですが、こういう当せん金附くじを売り出す場合に、どうして困難を防禦できるか、その点が一番重要な問題だと思うのですが、これに対する一つ賢明な施策があるならばお教え願いたいと思います。
養老院にしても孤兒院にしても、その他の浮浪兒をあずかつておるところにしても、これは非常に経営者も困難に陷つております。これは大蔵当局は考えておると思うのですが、こういう当せん金附くじを売り出す場合に、どうして困難を防禦できるか、その点が一番重要な問題だと思うのですが、これに対する一つ賢明な施策があるならばお教え願いたいと思います。
それでこの次までに資料をお願いしたいのですが、それは今不良兒、浮浪兒、孤兒、こういうものの現在の数やら、これに対する施設、それから昨年度こういうものに対してどれだけの施設が予定されておつて、それが現在までどれだけできているか、これについて見通しはどうであるかというようなこと、こういうふうな資料を出していただきたい。
たとえば不良兒、孤兒及び浮浪兒等の保護に必要な経費というのが先年度も予算に組まれておりまして、今年度はこれに対しまして一億九千五百万円余りのものを要求しておりますのが、新しい予算書には全然入つていないということや、保育所及び母子寮等に必要な経費というものがやはり今年度は——保育所のことはちよつとお話がありましたが、その他は別の項目に入つておれば私の思い違いですが、どういう項目に入つておるかということを
○苅田委員 先刻の質問の中でも申しましたのですが、昨年度も計上されており、今年度は昨年度の二十八倍になる一億九千五百万円余の予算を要求されておつた不良兒とか孤兒とか浮浪兒等の保護に必要な経費はどういうふうになつておりますか。この問題について、兒局としては、どういうふうに処置なさるおつもりですか。お聞きしたい。
○高田政府委員 今日私どもがやつております行政の対象といたしまして、落伍者というお言葉をお使いになりましたが、私どもの方で申せば、孤兒とか浮浪兒とかいう特殊な人ということになるかと思うのでありますが、私どもの仕事といたしましては、そういう特殊な兒童に対する仕事と、そうではなく、一般勤労家庭の子供でありまするとか、一般大衆の普通の子供さん方を扱う仕事と二つあるわけであります。
○梅津錦一君 大体短期で一年三カ月を経ると結局世の中に出るわけになるのでしようが、大体そういう人たちがこの家庭に帰れば、まあ要保護者というので、帰つて来ても職がない限り職業の問題ですぐに困るというようないろいろな場合で、その帰るべき親許ですか、それがないような子供も相当私はいると思うのですが、浮浪兒が特にそうですが、そういうような者の身許引受の機関といますか、授産所みたいなものがあれば非常に結構だと
そうして各県或いは都道府県下におけるところのこういうふうな厚生省の施策の対象になるような家族は何人おるか、浮浪兒は何人おるか、未亡人は何人おるか、傷い者は何人おるか、遺族は何人おるか、そういうものを一々調べてそうして各県の対象方針を樹立するということは以前の局長が命令しておるわけですから、各県は必らず答申しております。
(拍手)生きる道を失つた婦人はやみの女として、子供は浮浪兒として街頭にあふれております。特に窮迫した農村では子供の身売りが盛んになり、山形県では、かんぴよう一貫匁で子供を売つたという話さえ伝えられているのであります。(拍手)民族の宝であり希望である子供たち、日本の将来をになう子供たちが、まるで日本人としての誇りを失つているのであります。
兒童福祉法が実施されたのにもかかわらず、その対策が何ら見るべきものがないところに、このような悲しむべき結果が生じつつあるのではないでしようか、私は先日、ある外国の友人から、上野公園付近になぜあれほど多くの浮浪兒を日本では放置しておくのかと聞かれて、赤面いたしました。
第六問——未亡人、孤兒、浮浪兒対策どいたしましては、母子寮、見堂幅礼施設の増設、関係職員の増加、訓練等、厚生省といたしましては極力努力中であります。ただ未亡人につきましては、單に厚生省所管のみでなく、税減免の問題、職業補導の問題等、総合的に解決をはからなければならないのでありまして、関係各省と連絡をはかり、遺憾なきを期する所存であります。
と申のますのは兒童福祉法によります施設に收容されております浮浪兒だとか、孤兒だとか或いは精神薄弱兒だとか不良兒だとかその外に聾盲唖という人たちですね、ああいうふうな人たちの施設に收容されております子供が、まあちよつと三十万人ほどございます。
保護費の未拂いや新らしい保護兒童の認定や、新施設認可の取止めや、入所兒童の制限や、富裕兒への置き替えや、さては保護費が低下し出したというふうな事柄で、施設に收容されておりますところの孤兒、或いは浮浪兒、或いは棄子、精神薄弱児、盲聾唖兒など、三十万保護兒童の生活が今脅かされております。
○高橋進太郎君 そこで先程の養老院とか、浮浪兒はあれなんですが、どうも私は養老院とか、浮浪兒とかというそういう厚生施設というものは今お話の結果だと、金のある町村だけがそういうものをやり得て、府県がやり得て、金のないところはそれを持ち得ない、例えば災害があつて実際にそういう施設が非常に必要であるけれども、どうにもならんというような府県ではそれができないと思うのですね。
まあ例を挙げて申しますと孤兒でありますとか、浮浪兒でありますとか、或いは身体不自由兒でありますとかいろいろあるわけでありますが、そちらの方がむしろ重点になつております。従いまして後の方の一般の子供さんを対象にいたしまする仕事と申しますのはむしろ今後に仕事が伸びて行かなければならん状態にあるのでございます。
ちまたに歩む浮浪兒の姿に、また倫落一歩手前の女性に、はたまた一家心中の記事に、政治がどれだけ直接手を差伸べておるでございましよう。政治は冷厳なリアリズムであり、ときにはマキアベリズムである必要もありましようけれども、底を流れるものは愛情でなければなりません。はだ温かいヒユーマニズムでなければなりません。
に今日まで政府が十分な対策ができない場合に、地方の民間社会事業というものがあつて、そうして政府の政策の欠陥を補つておつたのでありますが、そういうようなものも今後はでき難い非常に経費がかかるのででき難いのでありますから、政府は少くともこの法律を生かすためには施設の完備を図るために一段の努力を頂きたいことを私は希望しておるのでありますが、四倍くらいの予算では到底施設が私は殖えないと思うのでありますが、浮浪兒
只今伺つております浮浪兒とか肢体不自由兒、そういつた者の施設は大事でありますが、これから生まれて来るところの健康な子供を大変沢山持つことが必要で、母子衛生には大変妊産婦に対する保健対策が沢山出ておりますのですが、伺いますところによりますと、まだ産院あたりでは遺伝梅毒を持つた子供が産院に見られるということを伺つて非常に悲しいことだと思いますが、一人の遺伝梅毒の子供を産院に見ることがないようになりますように
宮崎県小学校職員の定額定数水準引上げに関する請願(委員長報告) 第六五 六・三制建築予算増額等に関する請願(委員長報告) 第六六 白河せき調査に関する請願(委員長報告) 第六七 視聽覚教育振興に関する請願(委員長報告) 第六八 不良出版物の取締強化に関する請願(委員長報告) 第六九 尾瀬ケ原保存に関する請願(委員長報告) 第七〇 未亡人、寡婦に年金支給等等の請願(委員長報告) 第七一 浮浪兒根絶対策
而もこれらの青少年浮浪兒に落ちて行くところの青少年をよく調査して見ると、最近は東北の農村からこういうものが流れて来ておる。もう溢れておるのです。引揚者と復員者と失業者が最近農村に溢れて行つて、そうして農村の過剰人口の問題の解決というものは非常に大きな問題になつておる。而もつくづく考えて見ると、太平洋戰争の大きな基盤はこのような過剩人口が低賃金制の実は温床であつた、補給金であつた。
○福田昌子君 では先ほどお願い申し上げました不良少年、こと浮浪兒が犯罪の一つの最もはなはだしい温床になつておりまするが、そういつた犯罪者の数、また知能状況、それからまたそういつた週間の成績というものを御報告願いたいと思います。
りまして、もう一点お尋ねいたしまするが、インフレーション防止の鍵といたしまして、私共財政の均衡ということは極めて重要な要件であると思いまするけれども、病人ができまして、ただ頭を冷やすだけでは不十分でありまして、足や胴に湯たんぽを入れましたり、又体が衰弱しておりまするときには注射をいたしたりすることが必要でありますが、例えば因業な御主人が財布の口を閉めただけでは女房は肺病となり、子供は教育費もなくて浮浪兒
また家出、浮浪兒に至つては約二十倍、そのほか不良行為に至つては三十数倍の多きに増加しているということが統計に示されているのでありまするが、こういつた現象は、その法の運営において非常に大きな欠陥があるのではないか。
こういうようなものが、不良兒、孤兒、浮浪兒の施設もそうでありますし、最もひどいのは更生資金の貸付で、これはほんとうに更生資金を必要とする者のみに必要ではないか、それがやはり平衡交付金の中に入つておる。身体障害者等の保護施設費というものも、やはりそれと同様に、これは奇妙なことになるではないかと思うのでありますが、こういう点の運用はいかが相なつておるのでありますか。
たとえば児童局関係の予算でありますが、不良兒、孤兒及び浮浪兒等の保護に必要な経費というようなものは、これはもう非常に地方的に偏在しておるわけで、東京のような大都市にはそこら中にごろごろいたしております。同じ都市でありましても、戰災を受けていな心大都市には、比較的そういうものはいない。幾ら小さな町村でも、戰災を受けておるところには相当いるものであります。
これは曾て青少年の犯罪のみならず、浮浪兒の増加はどうしたらいいかということを、政府は相当研究もいたし、私自身としても研究をいたしたのでありますが、何分これは或る機関を設けたとか、或る予算をとつて、そうして或る方法といいますか、防止のための機関を拵えて見ましても、従来のところ、多くは失敗に終つておるのであります。
それから兒童補導費でございますが、これは昨年非常に問題に大きく取上げられまして、内閣において不良化防止という問題として各省協力の下に大分力を入れておりました問題ございますが、これにつきまして兒童局といたしまして兒童補導対策協議会というものを中央地方に開催いたしまして、その不良化防止の徹底を期したい、又浮浪兒の根絶の徹底を期したいという考えでおります。