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74件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1998-10-13 第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号

春名委員 二十九年二月の閣議決定が何かということを初めて言いますので言っておきますけれども、この閣議は、「戦後における経済実情に即応し、浮動購買力吸収政府及び地方公共団体財政資金調達のための特別の措置として暫定的にこれを実施することとしたものであって、その性質上、経済正常化に伴いなるべく早い機会廃止せらるべきものである。」こういう決定なんですね。

春名直章

1998-10-13 第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号

臨時、暫定的な措置として浮動購買力吸収するためにこういうものを導入したけれども、将来はそういうものに頼らないで健全な財政運営をすべきであるということを閣議決定し、将来できるだけ早く廃止をすべき対象であるということが正式な決定なのですね。それを廃止するのであれば、閣議決定廃止しなければなりません。そんなことはやっておりません。私は、そこの認識が非常に大事ではないかと思っております。

春名直章

1984-02-03 第101回国会 参議院 決算委員会 第5号

説明員石原信雄君) 大臣から御答弁申し上げる前に、私からただいま先生の御指摘についてでございますが、確かにこの当せん金附証票法は終戦直後にできた法律でございまして、当時の戦災復興資金をどうやって調達するか、また非常なインフレの中で浮動購買力をどのようにしてかき集めるか、吸収するか、こういう時代の背景のもとにできた法律であります。

石原信雄

1977-05-20 第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第24号

首藤政府委員 昭和二十九年二月十二日の閣議決定で、ただいま御指摘をいただきましたように、宝くじ発売については「戦後における経済実情に即応し、浮動購買力吸収政府及び地方公共団体財政資金調達のための特別の措置として暫定的にこれを実施することとした」したがって「経済正常化に伴いなるべく早い機会廃止せらるべきものである。」

首藤堯

1977-05-20 第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第24号

その沿革でございますが、昭和二十年七月に、浮動購買力吸収といった目的で、臨時資金調整法に基づき発売をされたのが最初でございまして、その後二十三年に、これは戦時中の立法でございますので、同法が廃止をされまして、かわりまして当せん金附証票法、ただいま申し上げた法律ができました。これに基づいて発売をされております。

首藤堯

1974-02-27 第72回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第6号

それは、インフレの目減りの補償という形ではなしに、インフレを起こさせないように、そういう貨幣所得について総需要を抑制する見地からもある特定の手段を講じて、そうして高い金利をもってそこに浮動購買力を誘導する措置について検討すべきではないかと。それは預金のスライディングということでもございません。あるいはまたマル優などの免税預金についての利子を上げるということでもありません。

内田常雄

1973-04-27 第71回国会 衆議院 運輸委員会公聴会 第1号

もう一つは、戦争中から戦後にかけて非常にはっきりしますように、旅客運賃の改定は浮動購買力吸収するという目的を持っておった。貨物運賃は物価安定あるいは国際競争力の強化あるいは経済再建というようないろいろな名目で、そのときどきの理由はありましたけれども、ともかく流通費を押えるという目的で押えられてきた。しかし結局これは企業流通費節約企業販路拡大に役立ってきたということがいえると思います。

広岡治哉

1969-04-24 第61回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号

こういうような段階の中で総需要を押える、国民のいわゆる消費生活のその需要面を抑制をする、こちらのほうをとるべきなんだという理論構成を立てますと、いわゆる浮動購買力というものを吸収する。これは昔からの経済理論の中にございました。浮動購買力吸収するためには増税をやったほうがいい、あるいは公共料金の値上げをやったほうがいい、こういうような理論構成が行なわれてきたのですよ。

村山喜一

1968-05-20 第58回国会 衆議院 商工委員会 第31号

浮動購買力といいますか、そういうようなものをそれによって吸収しようという意図もあるのでしょうが、今後やはりわれわれとしてはできる限り日本援助が有効に使われるためには、先方もそういうふうな気になってもらうことが必要だし、あるいはまたわれわれとして、いろいろと援助の場合に向こうとの連絡というものをもう少しとる余地が私はあるのではないかと思う。

三木武夫

1957-03-27 第26回国会 参議院 運輸委員会 第13号

政府委員權田良彦君) これはいささか私見に属しまして恐縮でございまするけれども、考え方によりましては、浮動購買力吸収となって、今度その資金生産資金に投下されまして、これは輸送力拡充となって返って参るという点から考えますると、いわゆる財政投資で、国民の税金で吸い上げて、これを財政投資が出ていくのとは姿が変った格好になるという意見も成り立ち得るかと思いまして、申し上げたのでございます。

權田良彦

1957-03-19 第26回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号

ドッジの九原則、つまり税でもって強力に浮動購買力吸収し、そして一部はインベントリー・ファイナンスにして、いわば国の手で強制貯蓄を行うことによって、あのさしものインフレを収束さしたことを思うと、この所得税累進課税というものは、これはインフレの気がまえのときには減税すべきでない、これだけ考えれば、私はそのように思う。それはアメリカと日本とは、財政国民所得に対するワクの度合いも違います。

奧村又十郎

1957-03-13 第26回国会 衆議院 大蔵委員会公聴会 第1号

これはとにかく一応けっこうなことでありますが、今度それを軽減されるところの対象となりました方々につきまして、それだけの所得がふえてくるのでありますから、これが浮動購買力にならぬように、貨幣価値の安定と貯蓄の増強をはかる面にいろいろな措置が講ぜらるべきだろうと思うのであります。これが最後に申し上げます特別措置廃止の問題と関連を持つのであります。  次に法人税の問題についてであります。

寺尾威夫

1955-06-28 第22回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号

ただ自治庁といたしましても、方向としては世の中が落ちついて参りましたし、そもそもそういうような収入を一応予定いたしましたのは、やはり浮動購買力吸収するというのが主たるねらいでございます。世の中が落ちついて参りますと、さような収入地方財政が期待するという態勢はよろしくない、かように考えております。

柴田護

1954-03-06 第19回国会 衆議院 本会議 第16号

いわゆる宝くじは、当せん金附証票法に基きまして、政府都道府県五大市及び戦災都市にのみそ発売が認められて来たのでありますが、この制度は、戦後における経済実情に即応し、浮動購買力吸収と、財政資金調達のための暫定措置として実施されたものであり、経済正常化に伴いなるべく早い機会廃止さるべきものでありますので、この法案は昭和二十九年度から政府による宝くじ発売制度をとりやめようとするものであります

淺香忠雄

1954-02-25 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号

いわゆる宝くじは、当せん金附証票法に基きまして、政府都道府県五大市及び戦災都市にのみそ発売が認められてきたのでありますが、この制度は、戦後における経済実情に即応し、浮動購買力吸収政府及び地方公共団体財政資金調達のための暫定措置として実施されたものであり、経済正常化に伴い、なるべく早い機会廃止さるべきものであります。  

植木庚子郎

1954-02-23 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第8号

いわゆる宝くじは、当せん金附証票法に基きまして、政府都道府県五大市及び戦災都市にのみ、その発売が認められて来たのでありますが、この制度は、戦後における経済実情に即応し、浮動購買力吸収政府及び地方公共団体財政資金調達のための暫定措置として実施されたものであり、経済正常化に伴い成るべく早い機会廃止さるべきものであります。  

植木庚子郎

1952-05-22 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第55号

勿論これはすべてがいわゆる浮動購買力ではございませんが、資金吸收として大体目標を立てておりますのは六千八百億。その意味におきましては大体私ども資金吸收して行くという目標となつておる。ただ行き当りばつたりで資金を集めて行こうということではございません。そういう目標に従つていろいろな方法資金を集めて参りたいと、こういうふうに考えておる次第であります。

河野通一

1952-05-22 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第55号

政府委員河野通一君) 浮動購買力というものも金額的にはなかなかはつきり申上げるわけには参りません。私どもはこの浮動購買力吸収する方法としてこれが唯一の方法だとは考えてはおりません。たびたび申上げおるように、非常に一般の金融機関における預貯金の吸收、又先般御決議を頂きました新らしい方法による貸付信託、その他いろいろな方法でこれらの購買力吸收して参りたい。

河野通一

1952-05-22 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第55号

下條恭兵君 それではいま一つお尋ねしますが、この債券発行によつて浮動購買力吸收して云々ということが第一條に書いてありますが、私はこれは要するに零細な浮動購買力がそんなにあるとは考えられないのでありますけれども、若しありとすれば、どういう数字的根拠に基いて百億の債券発行することが可能だというふうに判定されたのか、その浮動購買力算定の根拠一つ御説明願いたいと思います。

下條恭兵

1952-05-09 第13回国会 参議院 本会議 第37号

浮動購買力吸収等は正常なる制度の下に行わるべきである。又宝くじはすでに国民の魅力を失つており、二十五億円程度の発売ではインフレ防止に役立たない。社会福祉の増進のために政府宝くじ発売することは石目的である。更に地方宝くじ発売をやめることによつて地方財政に及ぼす影響は少い等理由によつて、この際いわゆる宝くじ発行廃止すべきである」旨の反対意見が述べられました。

平沼彌太郎