2013-03-15 第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
そして、浸透流解析の結果、先ほど申し上げている富岡T3層泥質部の上、非常に水が流れやすい砂層、ここを流れた場合に、これはダルシー流速というんですが、その流速は一日に九センチ。四十メーターほどですから、実は当時の計算でも約百八十日、六カ月で汚染水と地下水がまざれば海洋に到達するということです。これはとめなければならないというのが私どもの最大の関心事でもありました。
そして、浸透流解析の結果、先ほど申し上げている富岡T3層泥質部の上、非常に水が流れやすい砂層、ここを流れた場合に、これはダルシー流速というんですが、その流速は一日に九センチ。四十メーターほどですから、実は当時の計算でも約百八十日、六カ月で汚染水と地下水がまざれば海洋に到達するということです。これはとめなければならないというのが私どもの最大の関心事でもありました。
これは何かというと、当時、私は、先ほど申し上げた富岡T3層泥質部、難透水層まで深く掘り下げて、遮水壁で完全に閉じてしまうことが必要ではないかということを検討しておりました。それがこの四角囲みのところです。 これは、一昨年の六月十一日、私自身が福島第一原発の高線量下の中に一人、国会議員として初めて、原発建屋に入りながら、バウンダリーと呼ばれる境界を決定してきたんです。