2002-04-16 第154回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
○政府参考人(木下寛之君) なかなかお答えするのが難しい御質問でございますけれども、先ほど申し上げましたように、アユにとってみますと生息地域の喪失につながることには間違いありませんし、また、ダムができることによりまして河川流量等の変化につながるということで、ある意味では生息環境が変化をするというふうに考えております。
○政府参考人(木下寛之君) なかなかお答えするのが難しい御質問でございますけれども、先ほど申し上げましたように、アユにとってみますと生息地域の喪失につながることには間違いありませんし、また、ダムができることによりまして河川流量等の変化につながるということで、ある意味では生息環境が変化をするというふうに考えております。
○政府参考人(木下寛之君) 河川を漁場といたします内水面漁業、アユもその対象になるわけでございますけれども、ダムを整備いたしますと、漁場の喪失なり河川流量等の変化につながっていくというふうに考えております。
この農業用水の問題につきましては、与党の三党の調査項目の中で、「農業用水対策」ということで周辺の河川流量等の観測、それから農業用水対策の検討、あわせて、「土地利用・営農」ということで土地利用・営農計画の詳細検討ということが調査項目に入っておりまして、私どもは、これに沿って、来年度からの予定しております農業用水の対策について、営農計画とあわせて調査してまいりたいと考えております。
確かに河川流量等には影響が出るにしても、できるだけ再び人間の口に入らないように一番河口近くに持ってきて放流するというのも一つの有力な考え方だろうと思うわけでございます。特に最近のように化学物質による微量汚染がシビアな問題になってきた場合には、一概に河川に戻すことがいい、小規模に区切って河川に戻すことがいいとばかりも言い切れないものがあるのではないか。