1982-04-02 第96回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
○政府委員(藤仲貞一君) もうこれは申し上げるまでもないことでございますが、問題は北部訓練場というのが地位協定に基づく米軍の施設区域として提供されておりますことから、同区域内の森林の保安林指定についてはなかなかむずかしい問題があるわけでございますけれども、一方において沖繩本島北部の森林は、先生御指摘のとおり水源涵養という機能において非常に重要な役割りを果たしておるわけでございますので、水資源確保という
○政府委員(藤仲貞一君) もうこれは申し上げるまでもないことでございますが、問題は北部訓練場というのが地位協定に基づく米軍の施設区域として提供されておりますことから、同区域内の森林の保安林指定についてはなかなかむずかしい問題があるわけでございますけれども、一方において沖繩本島北部の森林は、先生御指摘のとおり水源涵養という機能において非常に重要な役割りを果たしておるわけでございますので、水資源確保という
私も聞いておったわけでありますが、しかし重ねてお聞きをしたいのは、沖繩県の長期水需給計画調査ですと、十年後の沖繩本島の水需要は生活用水と工業用水合わせて一日当たり七十三万トンと推計されている。この量は現在の一日当たり三十六万トンの約二倍に相当するということになると思うんで、したがって第二次振計で恐らくダム等がいろいろつくられると思うんですが、これが本当に私はできるんだろうか。
以上、着手しておるダムあるいはまた着手予定のダムのほかにも、現在沖繩本島におきましてダムの適地調査を実施しておるところでございます。物になるものから将来手がけていきたい、かように考えております。
これは御承知のように沖繩本島の二〇%、これは米軍の基地に使われて沖繩に集中しているわけです。そしてその取り扱いをめぐりまして五年前でございますか、沖繩公用地暫定使用法というものが制定をされました。これもなかなか問題がございました。それが制定されて今日まできたわけでございますけれども、いよいよそれが本年の五月十四日に失効をする。
○田中(眞)政府委員 南北大東へのテレビ中継でございますけれども、先生御存じのとおり、沖繩本島からかなりの距離にありまして、中継回線がないという現実にございます。
で、御指摘ありました三万トン以上の船につきましては、沖繩本島の中南部圏の中心としていま中城港という港を整備をいたしております。これをその地域、中南部地域の開発の拠点というような意味でも育てていきたいというふうに考えておりまして、ここに四万トン級の十三メーターという岸壁をつくる計画をすでに立案をいたしました。それで今年度から着工いたしております。
これはもう宮古島だけではなくて、五十七年度予算では沖繩本島南部地区に地下ダムの調査を始めるということにしておりますし、いま御指摘のような御趣旨を体しまして今後十分に検討してまいりたい、かように考えております。
○目黒今朝次郎君 沖繩本島だけ例をとると、大体一日三十六万トンの水を使っていると。
○中山国務大臣 私もこの多数の離島を抱えた沖繩、本島を含めて本土との往来、それが船便を利用するよりも航空路線に頼らざるを得ないという現実を踏まえて、この問題を非常に重要視いたしております。また、先ほども申しましたように、本土と離島との直行便の開設等も大きな課題として、二次振計を作成するに当たってはぜひそれを織り込んでまいらなければならない、このように考えております。
であるがゆえに、航空運賃の値上げのときにはいつも島ぐるみで大騒ぎをしておるいきさつも御存じかと思いますが、この利用者の沖繩のこの実情を踏まえて、そして、利用者の負担が軽減される形での運賃体系の確立をしていくことができないものであるかどうだろうか、大臣の御見解をお聞きし、特に私、もう一言申し上げたいことは、タイミングとして、さらに、裏づけて申し上げたいことは、沖繩ではこれまで国鉄の延長としての沖繩本島
○伊藤郁男君 あれ宮古ですか、地下ダムができているんですけれども、あれはもっぱら農業用の地下ダムとしてかなり有効的な活用がされておるようですが、沖繩本島ではあのような地下ダムというものが建設できる可能性というものはあるんでしょうか。
○説明員(山田哲朗君) 先生ただいま御指摘のとおり、沖繩本島の水資源開発の問題、非常に重要な課題でございます。私どもといたしましては、これに対処いたしまして特定多目的ダム等の整備を促進しなければいけないということで、かねてから沖繩本島北部で、通称五ダムと称しておりますが、五つのダムの開発を進めております。このうち二つはすでに完成しておりますが、なお残りの二つが来年度には完成の予定でございます。
果たしてそういう方々が西表島で本当に農業をやっていくのかどうか、恐らくしばらくして全部沖繩本島、那覇の方、あるいは本土の方に来るのじゃないかとかいろいろなことがあって、これは非常にむずかしい問題だなという感じもしたわけであります。
○伊藤(参)政府委員 米軍との話し合いの内容、それから、実際にどういう地点を調査しているかということについては現在、お答えする段階にございませんが、在沖繩部隊が主として使用する降下訓練場でございますので、沖繩本島の現有施設等を中心に調査しております。
アメリカ側に照会いたしました結果、私たちが承知しておりますのは、先生御指摘の四月四日にいまの飛行機二機が、沖繩本島の嘉手納の米軍飛行場とフィリピンの間の飛行の途次、目的は燃料給油のため、宮古空港に午後零時四十五分に着陸し、二時十五分離陸した、こういうことでございます。
皆さんが調査しているのは沖繩本島なのか離島なのか、日米間ではどのくらいこの話は詰まっているのか、それに対して明確に施設庁と外務省お答えください。何もくだくだたくさん言う必要はない。人の質問に答えてください。
問題になっておりますOV10二機、これは沖繩本島の米軍飛行場とフィリピンの間の飛行をやっておりましたその途次、燃料給油のため宮古空港に四月四日午後零時四十五分着陸し、同じく二時十五分に離陸したというふうに回答を得ております。
○淺尾政府委員 この飛行機は、先ほど申し上げましたように沖繩本島の嘉手納からフィリピンに飛んでいた飛行機でございまして、先ほど申し上げましたように、積み荷がない場合、あるいは風向きによってはもちろん補助タンクをつければ直線で途中給油なしに飛べるわけでございますが、積み荷がある場合、あるいは風向きによっては途中で給油する必要があるということで、今回は宮古に着陸して給油したということであります。
しかし、あなた方の立論が整合性を持つためには、単にP3Cを買いますとか増枠するとか、あるいはF15を増枠するとかいう程度の、あるいはフリゲートをちょっと十杯ほどふやすという程度では話にならないで、やがてやっぱり「ひえい」「はるな」を上回るヘリ空母を装備したいとか、あるいは対潜巡洋艦という名前ですかどうかは別として、あるいはいわゆる千海里の扇形というと、沖繩本島だけではなくて、たとえば南鳥島、沖ノ鳥島
この着弾地点が設定されると、外務委員会でも、きのう内閣委員会でもお話し申し上げましたが、沖繩本島の大自然をそのまま維持している北部が完全に荒らされてくるのですね。ですから、これはどうあっても安保条約、日米地位協定に基づく五・一五メモの改悪になる。現状ではできぬから黙っているわけだ。
この撲滅というのが大きな課題だと思うわけでございますが、これについてはすでに久米島で成功をおさめて、順次、沖繩本島、宮古、八重山でもやるように伺っているわけでございます。そして、このウリミバエというのは本来、わが国にはいなかったものだそうでございまして、沖繩よりかもっと南方の台湾であるとか、もっとほかの島から入ってきているものだそうでございます。
なるほど海洋博のときにいろいろなホテルができましたけれども、それは沖繩本島に集中しておる。石垣に行きましても民宿中心でありますし、宮古に行ってもこれといったすばらしいホテルもない。しかし風光は明媚であります。
ただしかしながら数百万頭から、沖繩本島へいきますと一億頭のオーダーということもございますので、まず三千万頭を単位とする宮古から攻めて、それから本島へ上がり、それから八重山におりるというような計画になっております。
いまのCTSのあの辺は、沖繩本島の与那域そして約五キロぐらい離れたところに平安座島というのがありまして、そこに海中道路が約五キロできているわけです。これは一九七一年にできているわけです。そして今度は宮域島というのがあります。この宮域島と平安座島が埋め立てられてCTSができている。この海中道路ができているために、潮の流れだとか、それがヒューム管で穴はあけてありますけれども、非常に問題があるわけです。
○政府委員(二瓶博君) 大型の収穫機械といいますのは、これは沖繩本島等を考えました場合は確かに問題であろうかと思います。大東島等で使われておるということでございます。
キャンプ・ハンセンの演習場を含む沖繩本島北部山岳地帯は、広大な国、県、市町村、民有林地域で、水源かん養林地となっているばかりでなく本県の重要な森林資源地域である。 このようなかけがえのない自然が米軍演習によって破壊されていくということは、県民の生命財産の安全を脅かすものであり、大きな憤りを覚えるものである。
一つは健全な病気のない苗の生産、優良品種の導入ということでございまして、これは最近沖繩本島と種子島に原原種農場を整備いたしまして、これを起点として原種圃、採種圃という体系の整備が最近できてまいりましたので、こういったことでよい苗を供給していくというのが第一点であろうかと思います。
キャンプ・ハンセンの演習場を含む沖繩本島北部山岳地帯は、広大な国、県、市町村、民有林地域で、水源かん養林地域となっているばかりでなく、本島の主要な森林資源地域である。 このようなかけがえのない資源が米軍演習によって破壊されてゆくことは、県民の生命財産の安全を脅かすものであり、大きな憤りを覚えるものである。
また中城湾港の開発は、沖繩本島中部産業の発展につきましてもきわめて重要な関連を持っております。そういう認識に立ちまして私どもといたしましては、五十六年度予算にぜひひとつ入れてまいりたい、このように考え、大変厳しい財政事情でございますが、財政当局と鋭意折衝中でございます。これをもってお答えをさせていただきます。
私は従来、そのうち先島の分と沖繩本島の分とは切り離して考慮すべきであるとの見解に立ちまして、本問題の解決のために力を注いでまいった一人であります。本日は、そのうちの先島の分について質疑をいたしたいと思います。
森林法二十七条の保安林の指定でございますけれども、沖繩の水源涵養林というのはこの訓練場二つしかないのですよ、沖繩本島では。ほかには涵養林らしいものはないわけなんです。だから非常に貴重な財産であるわけです。沖繩の問題を今後解決するときには、真っ先に考えなければいかぬのは電気と水だとみんなが言っているのです。政治家という政治家、あらゆる政治家がそう言っている。
したがって、こういう要請がありました折にはぜひ御検討をいただきまして、離島と沖繩本島との石油の価格差をなくすための措置としてこれを使っているわけでございますから、お認めをいただくようにひとつお願いをしたい、このように思うわけでございます。
○塩田政府委員 東シナ海の真ん中の方までとおっしゃいましたけれども、確かに対馬海峡を出た後東シナ海に入るわけでございますけれども、先ほども申し上げましたように沖繩本島と宮古島の間で東に出るわけでございます。その回る地点がございます。飛行機の航路として回るこの地点などはそのまま進めば当然わが国の領空に入る地点でございます。