2021-06-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第15号
永久凍土が融解して、どんな病原菌が出てくるかも分かりません。実際にシベリアでありました。永久凍土が解けたために、閉じ込められていた炭疽菌の胞子が周辺の水や土壌に放出されて、食べ物に入り込んで、十二歳の少年を含む十数人がお亡くなりになられました。また、トナカイ約二千五百頭の死亡を確認したという報道もございました。このようなアウトブレーク、これがどのような頻度で生じるのか。
永久凍土が融解して、どんな病原菌が出てくるかも分かりません。実際にシベリアでありました。永久凍土が解けたために、閉じ込められていた炭疽菌の胞子が周辺の水や土壌に放出されて、食べ物に入り込んで、十二歳の少年を含む十数人がお亡くなりになられました。また、トナカイ約二千五百頭の死亡を確認したという報道もございました。このようなアウトブレーク、これがどのような頻度で生じるのか。
温暖化によりシベリアの永久凍土が解けるという話がありますね。そして、シベリアの永久凍土が解けると、これは結局、何か大変な、何かガスが出てくるんですよ。そんな話があるんですよね。 まず、北極の氷だな、温暖化が始まると、今もそうなんですけれども、北極の氷が何かちっちゃくなるんですね。
地球温暖化の下で永久凍土が融解して、炭疽菌に感染したトナカイの死骸が露出して炭疽菌が集団発生した事故に関わって、参考人から、永久凍土の中には見えない危険がいろいろ潜んでいる、温暖化が進むと大変だと早く警鐘を鳴らすことが大事だと指摘をされました。
IPCC、国連気候変動に関する政府間パネルが二〇一八年に発表した特別報告書は、産業革命前に比べ二度上昇した場合、洪水や永久凍土の融解などのリスクが一・五度上昇の場合よりもはるかに高まると指摘し、早ければ二〇三〇年にも一・五度以上の上昇となることを警告しました。一・五度上昇は地球にとって臨界点であり、それを超えると温暖化を加速させる現象が連鎖し、暴走を始める可能性も指摘されています。
シベリアで観測史上最高の三十八度という異常な高温が記録され、永久凍土の融解が進み、新種のウイルスが見付かったとの報道もありました。プラス一・二度でもこうした深刻な事態が広がっています。 国連気候変動に関する政府間パネル、IPCCの特別報告書は、このままでは早ければ二〇三〇年にもプラス一・五度を超えてしまうと警告しています。
温暖化は既に危険な状態にあり、猛暑や豪雨災害など直接的な被害だけでなく、氷河の急速な消失と永久凍土の融解、海洋の温度上昇と酸性化により、永続的な被害がもたらされる一歩手前に来ています。
シベリアで観測史上最高の三十八度という異常な高温を記録し、数万年にわたって解けずにいた永久凍土の融解が急速に進んで、新種のウイルスが見付かった。研究者グループは、新たな感染症の拡大の可能性が高いと報告していますなど、現在、一・二度、プラス一・二度の上昇でもこういう深刻な事態が起こっている。
地球温暖化が進んでいくと、よく言われるのは、永久凍土が解け始めて、その中に閉じ込められた菌とかウイルスが出てきて、更にまたパンデミックというのは世界中で起こりやすいんじゃないかと。あるいは、地球温暖化によって、例えば太平洋の海水温が上がって、そして、昔は五十年に一度とか百年に一度の大雨あるいは台風だったのがしょっちゅう来る。
先ほど、永久凍土のところからちょっと話がつながるんですけれども、永久凍土が解けることによって、実はメタンガスだけではなくて凍土中に眠っていたいろんな汚染物質、例えば水銀とかそういったものが海に流れ出してきていると危惧されています。
永久凍土が解け、メタンなどの温室効果ガスが大気に放出されています。メタンガスは、CO2の約二十五倍の温室効果があります。永久凍土は二一〇〇年に三三パーから五五%も減る可能性がありますというある研究者の話です。 そして、永久凍土の融解が原因と思われる燃料タンクの崩落と油の流出事故、これ、二〇二〇年、ロシア・ノリリスク。
北極圏では、今御指摘いただいたような永久凍土の融解というものが進んでいます。永久凍土は、ユーラシア大陸のかなりの部分を実は永久凍土が覆っているということで、かなりの面積を実は北半球の中で占めています。ですが、例えばシベリアに行っても、見かけはただの森林なのですね。それで、穴を掘ってみると下が凍っている、数百メートルにわたって凍っていると。
IPCCの評価報告によりますと、気候変動が感染症の発生や流行にも影響していることや、永久凍土の融解についての記載があります。 そこで、配付資料二でございますけれども、資料二の新聞記事には、北極圏の永久凍土が解けて閉じ込められた細菌が人に感染したことや、ウイルスを媒介する蚊が生息する地域を広げている等の記載があります。
例えば、温室効果ガス排出量がとめられず、最悪のシナリオになっていく場合には、永久凍土が解け出して、そこから新たなウイルスが噴出するのではないかということも言われていたり、あるいは森林伐採等々によって、エボラ出血熱がまさにそうですが、人里におりてきて、そこからコウモリから人間に感染した、そういう感染経路もありますから、そういった意味においては、国民の命、暮らしを守るためにも、やはり全力でこちらは連携をして
なお、先生が、永久凍土が解けることによってそこから未知のウイルスとか病原体とか、そういったものが放出をされる危険性があるということを触れられましたが、こういった研究とか報道があることは承知をしています。そして、そういったことに対しても気候変動等の影響に科学的な知見を把握することが必要ですから、そこをしっかりと把握することに努めたいと、そういうふうに考えております。
その上で、例えば現在では、その地球の温暖化で永久凍土が解けることで、この中に閉じ込められていたウイルスが現代によみがえることもあり得るという意見まであるわけです。 感染症と地球温暖化の関係につきまして、小泉大臣はどのようにお考えでしょうか。そして、二〇〇七年といいますから、ある種先駆けで、それから十三年経過しておりますけど、今後も踏まえての御所見、御知見がありましたら、よろしくお願いいたします。
そういうことも日々、日々といいますか季節によってはそういう状況にありますが、島嶼国家においては、実は、この海面の上昇、いわゆる地球の温暖化によって、南極や北極、あるいはツンドラ地帯の氷、永久凍土が解けて海面が上昇すると、とてつもない状況に陥ってしまう。
もう一つは、シベリアのツンドラ地帯にマンモスの子供が牧草を食べたまま、まだ消化されずにあったという、永久凍土から見付けられたという話も聞きました。
これは、日本が最先端の技術を誇るということは大変うれしいことだと思うんですけれども、日本だけで開発をするにしても限界があると思うので、例のカナダの永久凍土で、アメリカ、カナダ、ドイツ、日本でやりましたよね。ああいうような仕掛けで、例えば竹島周辺にも韓国がかなり力を入れています。中国は中国でこれをやろうとしているんですね。
また、メタンハイドレートに関しましては、平成十三年から、資源量の調査あるいは研究開発に着手をしてきたところでございますが、平成二十年には、これは日本とカナダとの国際共同研究を実施いたしまして、カナダの陸域での永久凍土層におきまして、減圧法を用いたガスの生産実験を、これも世界で初めて実施をしたところでございます。
そもそも、ほとんど地震のないフィンランドの、しかも永久凍土下の処分場ですら完全な安全は担保できないのに、どうして、荒ぶる列島、地震国の日本で処分場が設置できるというのでしょうか。これは、処分場候補地の選定が難しいという社会的な問題ではなく、技術的に困難をきわめるという、根本的な問題です。
それは何かというと、先ほどの渥美半島沖のは、要は海底からメタンハイドレートを取り出しましたということなんですが、その原理はある意味では同じでありますけれども、何が画期的かというと、アラスカ州の当地において、永久凍土の下にあるメタンハイドレートの層に二酸化炭素を注入して、そしてその圧力で、今度は逆にメタンハイドレートを取り出すという、このことに成功しているんですね。
その淡水のうちの約、かなりの、三分の二が氷河、それからシベリアの永久凍土でございまして、〇・二四億キロ立方メートル。残りますのが〇・一一億キロ立方メートルでございます。これが通常私どもが使える水でございます。このうち地表に流れております水は、一番右の一番下、御覧いただきたいと思いますが、河川、湖沼等で〇・〇〇一億立方キロメートルと、〇・〇一%でございます。
私も新聞を見てびっくりしたんですけれども、凍土が消失し富士山の植生が大きく変化するという可能性があると報道されて私もちょっとショックを受けたんですけれども、富士山の永久凍土の下限の標高が上昇していることは環境省の研究会報告、おととしの研究会報告ですけれども、地球温暖化の影響かどうかは現時点として断定はできないものの、その可能性が高い事例として挙げています。