2014-03-13 第186回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○紙智子君 説明はして歩いているということなんですけど、例えば水田対策について、先ほどもちょっと出されていたんですけれども、例えば飼料米の生産について、作ってもそれが需要に合うのかどうか分からないと。 〔委員長退席、理事山田俊男君着席〕 水田フル活用ビジョンの目玉とされる飼料米の生産では、これまでも十アール当たり七万五千円が交付されていたと。
○紙智子君 説明はして歩いているということなんですけど、例えば水田対策について、先ほどもちょっと出されていたんですけれども、例えば飼料米の生産について、作ってもそれが需要に合うのかどうか分からないと。 〔委員長退席、理事山田俊男君着席〕 水田フル活用ビジョンの目玉とされる飼料米の生産では、これまでも十アール当たり七万五千円が交付されていたと。
特には、農業の部分につきまして言いますと、懸案のもろもろの水田対策、これは減反対策と言っていいでしょうが、これとともに出てきたのでありますが、やはり米粉利用というのが盛んに言われるようになってきました。そのとおりだと思うのでありますが、水田利用で米をつくる、水田の生産力こそ農業の生産力であります。
当時、四国の有名な水田対策といいますか、弘法大師は偉い人だなと思いましたが、しかし、それですらもことしは香川県、愛媛県を初め四国から九州、中国山地も大変でしたけれども、要は、どうしてこういうことになったかと言いますと、やっぱりそれはもちろん異常気象もありましょう。しかし、それ以上に水が枯渇するような原因を我々がつくっていたんじゃないだろうかということであります。
○政府委員(小川是君) この補助金は、まさに水田対策確立のための政策的な措置として歳出面において措置をされている補助金でございます。つまり、そこには政策的な配慮が既に働いている財政上の措置であると存じます。これを税法上の見地から見ますと、間違いなく収益補てん的な事業所得の収入である。
また、水田対策には、大豆栽培集団連絡協議会があって、三年に一度ずつ地区を定めて村の三割程度、六十二年度は国の百三十七ヘクタール割り当てに対し百三十七・二ヘクタール大豆をつくり、六十三年が百四十三ヘクタール割り当てのところ百四十六・七ヘクタールと、一〇〇%を超すところの大豆等栽培しておるところでございます。また畑作営農推進協議会がございますが、今後さらにこの会の活用が必要となっております。
特に大綱におきましては、市町村の段階から農業者の配分については極力生産者団体がみずから行うように指導するというふうに考えているところでございまして、これの考え方は、先ほど基本的な考え方を申し上げましたけれども、一つは、今度の水田対策が米あるいは転作作物を通ずる生産性の向上あるいは輪作体系の確立といったような営農に深くかかわっているものでございますので、そういう意味でこの点を極力行うようにということを
さらに、現行の水田対策、再編対策におきましては、農法的に申し上げれば、どちらかといいますと転換畑という思想に立ちまして、もちろん農林省の関係試験研究機関の中で田畑輪換といったような研究はずっと行われておりましたけれども、次期対策において我々が意図しております地域輪作農法といったようなものは、これらの狭義の意味での再編対策といったようなものの中には入っていなかったわけであります。
米価は常に適正でなければならない、このように考えておるわけでございまして、御案内のように諮問米価につきましては、膨大な潜在需給ギャップがさらに拡大しつつあるとか、あるいはこれに伴う巨額の財政負担がかかるとか、そのためには需給均衡を図らざるを得ないとか、あるいは来年度から開始される第三期水田対策後の、いわゆるポスト三期の再編対策の問題であるとか、そのために転作面積をさらに拡大せざるを得ないとか、いろいろの
その前に、バックグラウンドとして、米が一体どういう状況になっていくのか、あるいはポスト第三期水田対策、その中で他用途米等々の将来等について、若干前段として触れたいと思います。 それに入る前に、実はけさ読売新聞を見たのですが、新しいリン米農務長官が米の聖域にも踏み込む発言をしている。
○辻(一)委員 それではさっきの本論に返って、ハイテク活用による米の品種改良について聞きたいのですが、その前段として、先ほど申し上げたように、ポスト第三期水田対策ということになると、米の備蓄の積み増し分は予定したところは大体年度末で終わりそうに思いますが、その状況と見通し。
ところが、どうもこういう割合というのは少し不合理でないかというふうに思いますが、ポスト水田対策と言われている次の見直しの段階でもうこれ以上北海道には割り当てをふやさないということを強く要望したいと思うのですが、いかが。
全体を考えますと、第三期対策も含め日本の水田対策としては、需要から見て相当高い生産能力を潜在的には持っておる。この具体的な見方については、これはもちろん私どもさらに検討する必要があろうと考えておりますが、全体の構造的な関係については、やはり日本の稲の生産能力は需要から見ますと相当高いということで、転作政策のようなことは必要である、かように考えておる次第でございます。
その上、一期、二期、三期と水田対策による減反をさせられ、思うような収入の図れない転作を余儀なくされてきたところに今回の突然の韓国米輸入という事態が起こったのですから、ことしの米価は要求米価の実現ができないならば政府に協力はできない、何らかの実効ある手段に訴えるしかない、このような決意を固めておられるだろうと思います。
土壌の生産力の向上の面では、老朽化水田対策、不良土壌の解消対策、それから先ほどもお尋ねのございました畑作面を中心にしました連作障害回避技術の解明とか、こういうようなことをやっておりまして、全体の体制としましては、農業環境技術研究所というところが土壌、水それからいろいろな資材も含めました農業環境の保全、それからその機能の活用、こういうような基礎的な部門を担当しておりまして、これのもとに蚕糸、果樹あるいは
○木本平八郎君 昭和二十九年というのは大分よくなったときですけれども、それでも大変だったと思いますが、それで、まずそういう備荒対策を考えるときに日本の場合稲作技術といえばやっぱり水田だと思うんですけれども、その水田の生産力を上げるということが非常に必要だと思うんですけれども、水田対策についてどういうふうにお考えですか。
○政府委員(角道謙一君) 質問されたのは水田対策あるいは水田の重要性というような御質問だったと思いますが、日本の国土あるいは長い農業の歴史から見まして水田は農業のやはり基盤であり、これが今後この生産力を維持していく、最大限に維持していくことが一番必要だというふうに考えております。
水田対策で麦をつくったらいいじゃないかということでいろいろ指導をされたようでありますけれども、十年も十五年もやっておりませんと品種改良もできておりませんし、また農家の方もそれをつくる技術すらももうないという。農業というものは一朝一夕にできるものじゃない。やはり先人の積み上げたものを大事に受け継ぎ、そしてまた、その上に大きく発展をさせていく。
○小島(和)政府委員 在庫だけの事情から考えますと、例えば五十九年単年度で百万トンなら百万トン在庫造成をいたしまして、その後は、在庫がある程度できるわけですから、今度は転作目標の方をふやしていく、そういう対応というものも一つの選択としてはあり得るのではないかという議論が三期水田対策の議論の過程で行われたわけでございます。
水田対策については専門の委員会で深くやられるだろうから。そうじゃなくて、やはり私の思うのは、もう今十万トンしかないわけだ。常に計画より実績が下回っている。今までは、足りなかった分は古い米をおろして配給してやっとなった。今度はそれがゼロになったわけです。しかも十万トンしかないわけですね。そうすると、やはりアメリカに仰ぐしかないでしょう。どうなんです。
○金子国務大臣 私が申し上げておるのは、かねて通常国会でも申し上げておったと思うのですが、猫の目農政と言われて大変農家から心配されておりますので、猫の目でないような、いわゆる長期展望に立って三期水田対策は取り組んでいきたい、こういうことを申し上げております。したがって、それに基づいて目下鋭意いろいろな資料を、各区地方農政局長会をたびたびやりまして集めております。
各市、各町へ行ったら、どこがいままで水田対策でこういうポンプを使っておったか、すぐにわかる。あなた、こんなもの一々調べに行かなくったって、報告させたらすぐわかるわけです。そして、それをこの転作目標と連動させないといかぬと私は言うわけです。これは連動させますか、どうですか。
もう一つ、青森県の水田対策の湿田地帯にクルミを千二百町歩植えたのです。水田なものだから、クルミの根が生えてきて水のところに行くと死んでしまうんです。ところが、このクルミを営農指導する体制が県にも農業改良普及所にもないのです。したがって、こうなってもだれもどうすることもできないのです。そして、ことしはこれに対してペナルティーなんだ。それで農民は、転作とは一体何かと思う。
この農住について見ますと、これはもちろん水田対策という柱はございますが、住宅政策といった面から見ますと、いわゆる農協資金を住宅に活用するということ、それと農協のいろんな指導力を生かしてもらうということ、この二つが住宅政策上の大きなメリットではないかというように考えております。