2021-05-14 第204回国会 衆議院 環境委員会 第10号
ただ、海洋プラスチックごみについての課題、問題につきましては、もう委員が御指摘のとおり、水生生物に対する大きな影響等々を考えても、巡り巡って人類に対しても大きな脅威という指摘のあることも承知をしております。
ただ、海洋プラスチックごみについての課題、問題につきましては、もう委員が御指摘のとおり、水生生物に対する大きな影響等々を考えても、巡り巡って人類に対しても大きな脅威という指摘のあることも承知をしております。
化管法における生態影響につきましては、水生生物に関するOECDのテストガイドラインに従った毒性試験結果を有害性の根拠に採用しております。 一般的に、甲殻類としてミジンコの試験結果を用いておりましたが、物質によってはミジンコに比べてユスリカ幼虫に強い影響があるとの情報がございました。
すなわち、水生生物の中でも、底生生物、底にいる生物を使って検討したということは非常に重要なことだと思います。まず、その意義についてお伺いしたいと思います。
それは、これまで環境省においては、こういったものは最後は水に流れ込むから水生のものを使って評価をしてきたという、そういう思想性の下で検査を行ってきたんだろうと思いますけれども、例えばネオニコチノイド系農薬、これ水生生物については影響は少なく、ユスリカの幼虫については影響が多いということでありまして、蜜蜂などの評価も今後行うということは大変重要なことだと私は考えておりまして、そういった意味では、水生生物
そして我々環境省、環境大臣としては、今回のリニアであればJR東海、JR東海という事業者に対して、我々として、例えば河川の流量とか、水生生物に対する影響、そして国立公園に対する影響、こういったものに対して我々が思う意見は述べる、そういったことになっていますので、そこを御理解いただきたいと思います。
また、撤去されるまでの間、汚泥が河川に流出し、影響を与えたのではないかとの御指摘もございましたが、国土交通省では、富士川において、動植物や水生生物の生息状況等を定期的に調査する河川水辺の国勢調査を実施しており、平成二年度の調査開始以降、生物の生息状況について特段の異変は確認されておりません。 今後も、山梨県等と連携し、富士川の河川環境の保全等、適切な河川管理に努めてまいります。
アクリルアミドについては、人の健康や水生生物に有害なおそれが指摘されているものの、いまだ知見の蓄積が十分ではなく、現在、環境基準項目には位置づけられていないと承知しております。 令和の公害事件の可能性ということについては、国土交通省としては判断する立場にないと認識しております。
そして、同時に、おっしゃっていただいたように、漁業組合の皆様、大変な御知見がございますので、実施場所に関する水生生物や環境などについて必要な情報をいただいてきたところでもございます。 こうしたことは、具体的には事業実施者であるJOGMECや産総研等がやっておりますけれども、これからもこうした地元の漁業従事者の方との意見交換も伺いながらしっかり連携を図っていきたい、こう思っております。
環境省では、環境中におけるマイクロプラスチックの存在状況、マイクロプラスチックへの化学物質の吸着、それからマイクロプラスチックの暴露による水生生物への影響や健康影響に係る研究動向等々、調査研究を実施しておりまして、引き続きこれらの調査研究を進めることで、マイクロプラスチック対策の基礎となる科学的知見の集積に努めてまいりたいと考えております。
それが日光を受けると、藻類や植物プランクトン、こういう水生生物が増殖をして、これらが枯れたり腐敗したりすることで、水中に燐や窒素、こうしたものが放出をされる。これが富栄養化につながっている。こういう状況がやはり変わっていかない。
砂浜の動向ということだというふうに思いますけれども、この事業を実施するに当たりまして、県が、海岸あるいは水生生物、環境の専門家、あるいは地元住民等で構成をいたします嘉徳海岸侵食対策事業検討委員会を設置をして、工事の進め方等について検討したところでございますけれども、その中の議論といたしましては、一旦、台風で侵食された砂浜は自然に回復してくる見込みであるというようなことが議論をされているというふうに承知
その規模につきましては、これは把握することはなかなか困難でございますが、例えば、事例といたしまして、生態系への被害といたしましては、奄美大島や沖縄本島におけるマングースによるアマミノクロウサギやヤンバルクイナの、こういった希少種でございますが、捕食でございますとか、オオクチバスによる在来種の水生生物の減少の事例等が確認されているところでございます。
この計画に基づきまして、各地域における効果的、効率的な防除の推進等を進めてきているところでございまして、琵琶湖の外来水生生物、オオバナミズキンバイ防除でございますとか、奄美大島、沖縄島北部地域におきますマングース防除等、各地域における取組を進めてきたところでございます。 また、外来種問題に関しまして浸透を図れるように、パンフレット等におきましての普及啓発等も図ってきたところでございます。
まず、底層溶存酸素量でございますが、これは、湖沼や海域の底層、底の方の水ですけれども、底層の水中に溶けております酸素量を示す指標でございまして、これを確保することによりまして、水の底の方で生息をしております水生生物が生息あるいは再生産できる場を保全するということを目的といたしまして、平成二十八年三月に環境基準項目として設定されたものでございます。
干潟は、二枚貝などの砂泥中にすみます水生生物の生息場であるとともに、水中の有機物の分解など海水の浄化にも大きな役割を果たしてございます。しかしながら、高度経済成長期におけます沿岸域の開発等によりまして干潟の分布が大幅に減少しますとともに、近年では海水温の上昇や食害生物などによりましてその機能の低下も見られており、水産資源への影響が懸念されているところでございます。
閉鎖性水域におけます水質改善はいまだ十分ではなく、水域によっては貧酸素水塊の発生などによりまして水生生物の生息や水利用などに障害が生じている状況にありますことから、底層溶存酸素量、底の方の水にどれだけ酸素が溶けているかということですけれども、これに着目いたしまして、環境基準への追加を検討してきたところでございます。
藻場及び干潟でございますが、多くの水生生物の生活を支え、産卵や幼稚仔魚に生育の場を提供するといったことのほかに、水中の有機物を分解して栄養塩類や炭酸ガスを吸収し酸素を供給するといった、海水の浄化に大きな役割を果たしているところでございます。
私、さっき言ったように沖縄出身ですから、沖縄の事例を二、三ちょっと引き出してみますと、アユという水生生物がおりますけれど、魚がおりますけれど、これは日本各地あるいは台湾、フィリピン、インドネシア、あの一帯、大陸側もみんなおるんですね。 ところが、沖縄のアユはリュウキュウアユといって個体が独立しているんですよ。
生活環境被害については、さらにもう少し拡張して、水生生物について、食用にするような水生生物に関しても拡張する可能性も出てまいりますので、そこまで広げると、かなり規制対象はふえるというふうに考えているところでございます。
今はもう上水道の技術がかなり上がっていますので、琵琶湖の水質が悪化したから水道水が悪化するというような事例はなくなっているわけでございますけれども、やはりこういった外来水生生物等々も非常に水質に関しては大きな影響を与えますので、是非これからも継続的な取組をお願い申し上げたいというふうに思います。 また、外来魚の方も大変問題でございまして、琵琶湖は実は世界でも三番目に古い湖だと言われております。
それが、例えばそれを編んですだれにしたりだとか、かばんにしたりだとか、そういった生活に非常に深く関わった植物が群生していたわけですけれども、最近、外来水生生物ですオオバナミズキンバイというのが物すごい繁殖力で広がっておりまして、昨年末時点で約二十万平方メートルということで、この二年間で四・三倍にまで繁殖をしておりまして、それがやはりいわゆる船の航行でありますとか、漁師さんの漁具に絡み付いたりとか、それが
農林水産省では、平成二十四年度から、海洋生態系の放射性物質の挙動調査事業費というのを計上いたしておりまして、国立研究開発法人水産総合研究センターが福島県等の関係県と協力して、沿岸、沖合あるいは内水面において、水生生物の放射性物質の取り込みとか、その仕組みを解明するための研究開発を実施しております。
また、なぜ日本はEUと歩調をとってこの農薬の使用を禁止できないのかという委員の質問でございますが、このネオニコチノイド系の農薬に関しまして、ほかの殺虫剤に比べますと、人や水生生物に関する毒性が弱いなどということから、いわゆる稲作のカメムシを初めさまざまな作物の害虫の防除に広く使用されているものでございます。
農林水産省といたしましては、先ほど委員からもございました、滋賀県で取り組まれている化学肥料などを低減する環境こだわり農業に対し、環境保全型農業直接支払いによる支援、また、農業用水の水質汚濁防止に関しましては、地方公共団体が行う水生生物を活用した浄化水路や曝気施設等の設置に対する支援、あるいは森林の整備、また、漁業分野におきましても、湖沼内の水草の除去を図るために漁業者等が行う活動に対する支援などを行
○政府参考人(三好信俊君) 生態系を構成する生物要素としての淡水魚につきましては環境省で所管をいたしておりまして、先ほども申し上げましたとおり、環境からの影響で生物の生息でございますとか繁殖に影響を与えるようなものに関しましては環境基準を定めまして、水生生物の保全を図っているところでございます。
○政府参考人(三好信俊君) 食品の安全の観点からは厚労省さんの方で様々取組をされているところでございますけれども、私ども淡水魚の水生生物の保全の観点からは、様々な観点で検討いたしているところでございます。
○政府参考人(三好信俊君) 私どもは、水生生物の保全に係る水質目標というものを策定をしたいということを考えておりまして、水生生物への有害性が考えられる物質でございまして、かつ水生生物が継続して暴露する可能性が高い物質につきましてスクリーニングを行いまして、必要な環境基準などを定めてきているところでございます。
○林国務大臣 先ほど申し上げたロシア政府の見解でございますが、まず、流し網漁業の禁止が水生生物資源の保存にとって有する意義を考慮し、法制化することを支持する、これに鑑み、ロシア連邦政府は同法案を支持する、同法案の採択は、日ロ漁業協力協定の破棄の理由とはならない、こういうことを言っておるようでございます。