1955-07-29 第22回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第17号
それからまた、特にそれが調査員や審議委員からではなしに、文部省のその担当者の方から個別的にいろいろな干渉があるということも私どもは幾つか聞いておるのでありますが、そういうことによりまして、本来、検定教科書というものは、民間検定であり、民間編集であって、それは特色のある公教育に対して責任の負えるものを作って、それに対する検定を受けて、その検定にパスしたものが、現場教師の自主的な検討による採択によって成果
それからまた、特にそれが調査員や審議委員からではなしに、文部省のその担当者の方から個別的にいろいろな干渉があるということも私どもは幾つか聞いておるのでありますが、そういうことによりまして、本来、検定教科書というものは、民間検定であり、民間編集であって、それは特色のある公教育に対して責任の負えるものを作って、それに対する検定を受けて、その検定にパスしたものが、現場教師の自主的な検討による採択によって成果
そうして、特にもう一つは、先ほども申し上げました、やはり問題は、教科書の行政が、この教科書の民間編集検定制度を生かすためにはもっともっと努力をした本質的な手だてがこの際講じられなければならない時期である、こういうふうに考えておる次第でございます。 以上要約いたしまして、私どもがまとめておりますところの今日の現行教科書制度に対する改革についての所見を申し述べました。