2014-03-18 第186回国会 衆議院 総務委員会 第8号
日本の航空管制は、民間空域は国土交通省、自衛隊空域は自衛隊、米軍空域は米軍がそれぞれ別々に担当しているため、極めて複雑なものとなっています。そのため、国土交通省管轄の管制機関と米軍の管制機関との間の情報伝達が煩雑であるばかりか、計器飛行方式で飛行する民間機と、有視界飛行方式で飛行することの多い自衛隊機、米軍機が狭い空域に多数混在することから、危険性が指摘されています。
日本の航空管制は、民間空域は国土交通省、自衛隊空域は自衛隊、米軍空域は米軍がそれぞれ別々に担当しているため、極めて複雑なものとなっています。そのため、国土交通省管轄の管制機関と米軍の管制機関との間の情報伝達が煩雑であるばかりか、計器飛行方式で飛行する民間機と、有視界飛行方式で飛行することの多い自衛隊機、米軍機が狭い空域に多数混在することから、危険性が指摘されています。
したがって、そういう協定であればもう少し外務省はしっかりしていただいて、民間空域におけるところのいわゆる訓練空域以外には飛行を差しとめるようにしていただきたいと要望します。 次に、嘉手納、厚木、横田などの米軍飛行場周辺の住民が米軍機の騒音に悩まされていることは御承知のとおりでありますけれども、これらの飛行場周辺では米軍との騒音防止協定が結ばれております。
現在の日本の空域については、七一年の雫石事故を契機に、民間空域と自衛隊訓練空域を完全分離するために見直されたものではありますが、その後の民間航空交通量の飛躍的な増加、あるいは民間機、自衛隊機の技術革新、性能向上、航行援助施設の性能向上等に伴う見直しというのは一切なされてきていないというふうに思っています。
○島袋宗康君 そこで、管制空域ですね、航空路の抜本的再編については現時点で非常に問われていると思いますけれども、先ほども米軍とかあるいは自衛隊との訓練空域、そういったふくそうした問題について本当に民間空域が安全が保てるのかどうかというふうなことは、これはもうもちろん沖縄も大変なんですけれども、やはり今回のニアミスについても大変その辺が問われると思いますけれども、どういうふうにお考えなんですか。
また、空域に関しては、民間空域と自衛隊の訓練空域というものが分離をされておりますけれども、自衛隊の基地と訓練空域の間には回廊というものがございまして、航空路が設定をされております。そのことが民間航空路を制約いたしているところでございます。民間航空機というのはもう本当に数がふえてきておるわけでありまして、しかし空域の方は全く拡大をしていない、こういうことでございます。
○瀬長委員 時間がありませんのでこれで終わりますが、航空安全のために日本は安保、安保と言わないで、あなた方、独立国と言っているんだから、日本自身の裁量権をうんと発揮してもらって、本当に空の安全、民間空域の安全を図るためにぜひ努力してもらいたいということを要請して、質問を終わります。
それも、たとえば成田と羽田、あるいはまた横田の問題が入ってきますし、むずかしい問題があると思うのですけれども、少なくとも民間空域の中に自衛隊も管制下に従っていく、そういうきちんとしたものができれば、あるいはそこにより安全度の高い措置が講じられはしないか、こんなような感じもするのですが、どうでしょうか。
空港が開港された場合でありますけれども、いままで民間航空機と自衛隊機が衝突事故を起こした、こういう例もありますし、それから幾つかのニアミスということが起きて問題になっておりますけれども、この成田国際空港は民間航空のために開設されるわけでありまして、もちろんその航空輸送の安全を確保するためにも、民間空域への自衛隊機、米軍機の立ち入り禁止、軍事利用は当然すべきものではない、私はこのように思うわけです。