1950-12-01 第9回国会 参議院 法務委員会 第1号
それから第三に、予備隊が軍隊のようである、こういう点についてお話があつたのでございまするが、警察予備隊の性格につきましてはたびたび申述べましたる通り、政府といたしましてはこれは一般警察力の補充といたしまして設けられましたる警察力でありまして、その任務は飽くまでも平和國家、文化國家、又民主國家としての我が國の平和と秩序を維持し、國内における公共の福祉を保障するということがその目的であります。
それから第三に、予備隊が軍隊のようである、こういう点についてお話があつたのでございまするが、警察予備隊の性格につきましてはたびたび申述べましたる通り、政府といたしましてはこれは一般警察力の補充といたしまして設けられましたる警察力でありまして、その任務は飽くまでも平和國家、文化國家、又民主國家としての我が國の平和と秩序を維持し、國内における公共の福祉を保障するということがその目的であります。
先般来朝せられました米國の教育使節団の報告書を読んで見ますと、非常に重大な示喚が含まれておりますが、その中で要約して私どもが理解いたします第一点は、教育財政について、教育に投ずる金というものは、民主國家においては最も有意義なる投資である、こういう意味のことを申して、教育財政というものは独立しなければならんということを示唆しております。
そこで私は朝鮮人連盟というのは朝鮮人全体の入つている、いわゆるそういうふうな朝鮮人一つの團体ということではなくして、これは大部分の者は入つておるけれども、併しながらその朝鮮人連盟というものの性格が民主國家にふさわしくないような性格であるために、それに解散を命ぜられた、朝鮮人に対して、朝鮮人そのものを非常に虐待しているというものではないのだから、朝鮮人というものが本当に立派な團体を作つて行くならば、これは
私は現在吉田内閣がとりつつある反労働者的な政策、特に全官公を中心とする行政整理の不当を諸國の代表に訴え、あわせて日本の労働者が平和擁護と民主國家建設のために勇敢に闘つていることを傳えたいつもりである。これは國鉄新聞の六月四日号から私は読み上げたわけですが、こういうふうな決意を今お持ちになつているかどうか。
そこで私はおそらくこれもただ一片の新聞その他で知つたのであるから、早急に自分の意思表示はできないけれども、もし國鉄の民主化を考えておるところの、また日本の民主國家としての行方を考えておる労働組合運動をなす者に、この下山氏に被害を加えたというようなことが判明し、それが國鉄労働組合員であるというような断定が下される場合には、私は國際信義上、國鉄労働組合の中央委員長としての職にとどまり得ないであろうということを
むしろ日本のいわゆる戰前の警察制度に対するところの復帰であるとか、あるいは特高警察の再現であるとかいうような観測を諸外國に招くことは、民主國家としてはなはだしく遺憾のように私は存ずるのであります。それらの点に関連をいたしまして、先ほど申されたいわゆる警察制度の改善、あるいは力強き警察力にするということの具体的な構想を、どういう点に持つておられるか、明快なる御答弁を伺いたいと思うのであります。
そうして我が國からこの種暴力團体を一掃して、平和な明朗な民主國家を作つて行きたいと考えておるわけであります。從來解散指定いたしました暴力團の具体的内容につきましては、書面で申上げた方が或いは適当ではなかろうかと考えておるのでありますが、委員長の御指示に從いたいと考えております。
その点で、今のようなおつしやり方でなく、樋貝さんはなかなか答弁がお上手だそうで私どもはごまかされると思いますが、ごまかさずに、眞劍な問題として、民主國家の民主警察の確立という見地から話していただきたいと思う。
中島さんのおつしやつた地方自治体警察というものを中心にするという御意見、これは私は非常に進歩的なりつぱな御意見で、この点やはり私どもは十分民主國家として、ああいう御意見を中心にして、あの御意見に沿うて、もつと研究すべきではないかということを考えております。
(拍手)これは、かかる地方自治体というようなものによりまして地方の自治体が條例をつくり、これに刑罰を科するということは、極端に狭く解釈することが民主國家の常態であります。これが、いやしくも憲法の成文はもちろん、憲法の全精神にも背反する場合におきましては、断画としてかかる條例をつくることは阻止しなければならぬと思うのでありまして、憲法の第十九條をわれわれは今一たび見る必要がある。
外務政務次官もされた方であり、外交的に識見の深い方で、民主党でも尊敬されている方と思いますが、この方の考え方では吉村隊事件を取上げることにも反対されておりますし、私がこの引揚促対についてはともかくソヴイエトを動かさなければならないのであり、ソヴイエト当局が最も神経を尖らしているのは國際情勢、もつとざつくばらんに言えば米ソ関係であり、これに対して日本國民の態度は特に一方的にしないこと、そうして平和國家として民主國家
それ故に我々は飽くまでもポツダム宣言の線に沿つた平和的民主國家になるということ、口だけではなく実行するということが引揚促進の核心だと思うのであります。
○委員外議員(星野芳樹君) 反動というのは日本がポツダム宣言の線に副つて、平和的民主國家になつてそれの方に進めるのが相当ですが、それを逆轉して、過去のごとき軍國主義的思想に引き戻そうとするのが反動であります。実際に吉村隊長というのは、考え方というのは誠にこれは軍國主義時代の産物であります。而もこれを了解し、これを支持するがごときは明らかに反動であると思うのであります。
あの赤旗を振る殺伐な氣持を殺げ捨てて、そしてあの平和の象徴である緑の色、日本國中を緑一色に塗りつぶそうではないかという平和の運動であり、そして日本全体をまた昔の緑なす國にしようではないかという挙國造林運動がこの國の津々浦々から起つて、國民がそれに情熱を傾けて、眞劍にこれを行うときこそ、日本が遂にはみごとに民主國家としてりつぱに再建をなし得るときであろうと思うのであります。
あるいはあなた方の民主國家の再建という大きな目標の中にあるかもしれないけれども、集中排除のための特定の指令案の中に、集中を強化するような現実の事実の認定の中に、これこれの株式会社の株を持つておるから集中をしておるのだと書いてある。集中の証拠に上つておる会社を合同してよろしいという指令を入れるのは、明らかに越権行為である。これは職権濫用である。
○政府委員(小島徳雄君) そういうような御意見というものはたびたび我々は拜聽いたすのでありまして、もつと徹底的に、惡いのがあるから取締つたらどうかという御意見はよく拜聽いたすのでありますが、現在の民主國家日本といたしましてはできる限り民主主義の方法によつてやるのが適当であると我々考えておるのであります。
ただいま共産党の方がおつしやられましたが、決してそんな意味のものはないので、われわれは民主國家として完璧を期そうとする第一歩といたしまして、このことから始めたいとかように考えまして、本案に賛意を表する次第であります。
このナホトカで民主運動をやることについて、舞鶴において殺されるということが言われておるけれども、これは事実かどうか、で私としては、勿論これはデマであつて、日本は終戰後、民主國家としてできている筈であるからして、決してそのような昔の特攻的なものは絶対にない筈だ、絶対に心配することはない、こういうことを私は彼に話しました。
こういう意味においてただそれは行政官廳だとおつしやるけれども、法務廳側から本日出席されておるのでありましようから、法務廳として立法対策としてこういう場合を予想されやしないか、こういう場合を予定して何らかの方策はないかという質問だと思いますから、この点を御答弁願いたい、如何に言論の自由と雖も現行新憲法による民主國家を破壞せんとするところの言論に対しては、これは公共の福祉を侵すものであるから取締らなければならんと
(拍手)この精神を把握したときに、わが國民は初めて國際社会に伍して世界の民主國家から尊敬される一員となると私は考えるのであります。 第二の問題といたしましては、勤労者のスポーツの振興ということが終戰後の一つの大きな目標にならなければならぬと思います。
以上の見地から今次改正原案を一瞥するに、さきの労働省試案当時の内容に比較すれば、わが総同盟の主張した意見が多分に織り込まれていることを認めるにやぶさかではありませんが、なお私どもの意見の盡くされぬ点が多多あり、改正原案の一貫して流れる精神は、現在発展途上にある日本労働組合運動を自由にして、独立の方向へ助長せしめるというより、逆にこれが往年のごとき取締り彈圧するという方向へ傾きつつあることは、民主國家日本
言うまでもなく、労働者がその労働條件を維持改善し、その地位の向上をはかりまするために労働組合えお結成し、そうして使用者に対し團体交渉権を行う、そしてその要求貫徹のためには、あるいは爭議に訴えることもできるというこの基本的人権は、今日世界の民主國家におきましては、いずれもこれを認めるところでございまするし、またわが新憲法におきましても、第二十八條において、明らかにこの基本的人権を保障しておるところでございます
終戰後、國民生活の物質的方面、特に経済のあらゆる分野におきまして、それぞれ根本的の改革が実現せられて参つておるのでありますが、若し國民生活の精神的方面であります教育の分野における改革をいたさないでいたといたしますならば、民主國家、平和國家建設の画龍に点睛を欠いておるものと言わなければならないのであります。