2008-05-22 第169回国会 参議院 環境委員会 第7号
しかし、たとえ豊洲地域で盛土などの対策が行われたとしても、不透水層ですね、水を通さない不透水層の上や下に汚染された地下水が存在する限り、毛細管現象やガス化蒸発で漏出する可能性というのは十分あるというふうに言われておりますし、直下型の地震で液状化の可能性もあると。私、マンションを買うときにここは大丈夫かと言ったら、保証の限りではありませんということを言われたぐらいの土地です。
しかし、たとえ豊洲地域で盛土などの対策が行われたとしても、不透水層ですね、水を通さない不透水層の上や下に汚染された地下水が存在する限り、毛細管現象やガス化蒸発で漏出する可能性というのは十分あるというふうに言われておりますし、直下型の地震で液状化の可能性もあると。私、マンションを買うときにここは大丈夫かと言ったら、保証の限りではありませんということを言われたぐらいの土地です。
私が申したいのは、地下から上がってくる分、毛細管現象で少なくとも二メートルは上がると言われています。現状で、五メートル積んでも上がってきているんです。土壌汚染法が制定されるときに、附帯決議の中で、まだまだこれから明らかにしなきゃいけない、例えば大気への放出あるいは生態系への影響など、今後の課題だということが述べられております。
ですから、国としては、そういう今の気象変動に伴うこうした土壌汚染物質の行動動態、あるいは地下水の、毛細管現象といって、上がってくる度合いも違うのですが、そこまで東京都に証明せよというのは、ある種無理があると思います。逆に言うと、いつまでも安全宣言は私は出せないであろうと。 しかし、これは、もともとそんな土地に行く必要があるんだろうかという問題がございます。
だけれども、どんどん毛細管現象で水を吸ってきてしまうのですね。 あるシンポジウムで有名なエコノミストの方と議論をしたことがあるのですけれども、三年ほど前のことでございます、この方がこうおっしゃったのです。恐慌だ、恐慌だと大騒ぎしてはいけない、恐慌というのは少なくともGDPが二、三割おっこちるような事態であって、たかが一%、二%のマイナスで大騒ぎしてはならないとおっしゃったのですね。
塩水を含んだ地下水が毛細管現象によって上昇してくるとか、あるいはもともと過剰に塩分を含んだかんがい水を利用して塩害につながるとか、いろいろ原因があるようでございますけれども、ダムに含まれているかどうかは別として、こういったかんがい事業が塩害を引き起こさないようにするための措置、これは別途技術協力の見地あるいはいろいろなアドバイスでやっております。
毛細管現象を使って水を抜き取るということでございます。しかし、そのほかの周りにおもしとして載せる部分については、例えば海砂でなくても十分それが、例えば鉱滓等が使えるんではないか、もしくはコンクリート殻、建設廃材、そういうものが使えるんではないかと思うわけでございまして、その代替材の研究開発が今どの程度進んで、今後どのようにされようとしているのか、お聞きしたいと思います。
毛細管現象を使って水を抜いていくわけでありますけれども、くいだけではなくて、海底に薄く敷砂を敷かないとうまく毛細管現象で水が抜けてまいりません。それで、この敷砂の厚さをなるべく均一に敷きまして薄くできないかとか、そういった形で海砂の量を極力減らせないかという検討は現在行っております。
それから耕作をしていない場合には、表面が粘土でございますから水が毛細管現象で上に上がってきて、この塩が全部土の中にたまってしまう。こういう現象は必ずこの地区でも出てくるわけでございます。世界じゅうでいろんなところの土壌が塩類土になっていくという現象、特に乾燥地域でございますが、そういうところでは塩水化が非常に進んでおって、もうどうにもならない。仮に洗い流そうと思っても洗い流す水がない。
そういうところで無理に農業がんがいをいたしますと、蒸発が非常に活発なものですから、泥の中に入っております塩分が毛細管現象でもって地面の表面に上がってまいりまして、そして地表面に塩分がたくさんたまってしまう、塩分がたくさんたまってしまいますと、ここは幾ら肥料をやりましても物ができない、結局それは放置して捨ててしまうということで、これはもう砂漠に転化していくということがございます。
そういうことから考えまして、相当程度、厚く覆土したとしても、やはり先ほど吉田参考人ですか、おっしゃっていましたが、数メートルということをすれば別ですが、数十センチという程度では十分、毛細管現象で上にしみ出してくる可能性を持っているというふうに思います。
○中島委員 もう一つお尋ねしたいのですが、先ほど先生のお話しでは、浅見輝男先生のレポートによれば、土中のクロムが毛細管現象で地表にしみ出てくる、したがって覆土は安全とは言えない、やはり対象物が何であるかを十分研究して、よく見きわめて対策をとるべきである。いずれにしろ覆土は安全とは言えないというお話しでございました。
砂漠の下にアスファルトを敷き詰めて、そうして毛細管現象によって地下の水分を吸い上げて上を緑化するというのは、これはいま東大で研究している。このことはOPEC、OAPECから油をいただく為替の一つの材料としてもう数年前からこの研究が行われているが、イラン、イラクからOPEC地区へ行ってこの問題を討議してみますると、夢物語だと言っている。
なぜかというと、水というものはサイフォン現象を呈するものもあるし、毛細管現象を呈するものもあるという水の特性がありまして、なかなか治まらない。
塩害の原因は、干拓地の表面が乾燥したため、地下に流れておる塩水を毛細管現象で地上に吸い上げ塩害を起こしたのでありまして、干拓地用水確保については、この方面からもとくと検討さるべきであると感じたのであります。続いて白石町を経て北方町朝日にある貯水量百二十八万立方メートル、灌漑水路十三キロ、二千ヘクタールの水田に給水しておる総工費三億円で建設された大型ため池を視察したのであります。
これが高くなってきますと、毛細管現象というか、何という現象ですか、幾ら内面に護岸がやってありましても、どんどん水がふき出てきまして、裏側の方に漏れて泉の状態を作る。そこが非常にうんできまして、長期に出水いたしますと、思いがけないところでこわれるという危険が出ているわけですね。こういう堤防を直すということになりますと、一回こわして直さなければならぬ。
○説明員(清野保君) 畑地の旱魃対等に際しまして、排水をやって毛細管現象を切る。旱魃が続きますというと、地下水が毛細管現象によって地上に上って参りまして、そのためにますます旱魃を受ける、こういう事例は、今お示しのように、全国各地に起きているのであります。
塩田の毛細管現象が全然起らないという状況になつて参りますので、相当下まで掘り起して復旧しなければならない。これを考えましても、流下式に直しておりますと、かりに災害を受けて水をかぶりましても、入浜塩田に比べますと、復旧がかなり容易であるというような事実をもはつきりつかんだわけであります。入浜塩田を流下式に転換することの効果が一層見られるわはであります。
海水は呼び水であり、この呼び水によつて、厚さ七十センチもある砂の層を毛細管現象によつて上つてきた水が、蒸発して「きられ」という特殊な砂の上について、その砂を業者が集めて、さらにこし箱の中で濃い鹹水をつくつて、製造するのであります。塩田の良否は、実にこの砂層の毛管現象の良否によつてきまるであります。 もし、ここ数箇月間塩田を使用せずに捨てておいたら、この厚い砂層はどうなるでしようか。