2014-02-12 第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
それらの戦いに尊い命を捧げられたのが英霊であり、その英霊の武勲、御遺徳を顕彰し、英霊が歩まれた近代史の真実を明らかにするのが遊就館の持つ使命であります。」。 そういう立場で、あの侵略戦争を正しい戦争だったと美化をして、宣伝し続けているのが靖国神社であります。総理は、このことは当然承知されていますね。
それらの戦いに尊い命を捧げられたのが英霊であり、その英霊の武勲、御遺徳を顕彰し、英霊が歩まれた近代史の真実を明らかにするのが遊就館の持つ使命であります。」。 そういう立場で、あの侵略戦争を正しい戦争だったと美化をして、宣伝し続けているのが靖国神社であります。総理は、このことは当然承知されていますね。
そして、毎日新聞なんかでは、現在でも大武勲の事実報道をしていたとしていますが、当時、大武勲があれば必ずや逆に授与されたはずの金鵄勲章が、向井、野田両少尉には叙賜されていません。この事実は、日本政府が毎日新聞の記事が創作だったと判断していることになるわけでありますけれども。
靖国神社は、みずからの「使命」は「英霊の武勲の顕彰」だと述べております。これは、戦争で亡くなった方々を追悼することじゃありません。あの戦争を正当化する立場に立って、その戦争での武勲、つまり戦争行為そのものをたたえるということです。だからこそ、この神社には、A級戦犯は祭られていても、空襲や原爆、沖縄戦で亡くなった一般の国民は祭られていないのであります。
これを見ますと、「事変勃発以来ノ実情ニ徴スルニ嚇々タル武勲ノ反面ニ掠奪、強姦、放火、俘虜惨殺等皇軍タルノ本質ニ反スル幾多ノ犯行ヲ生シ為二聖戦ニ対スル内外ノ嫌悪反感ヲ招来シ」、「慰安施設ニ関シ周到ナル考慮ヲ払ヒ殺伐ナル感情及劣情ヲ緩和抑制スルコトニ留意スルヲ要ス」、「特ニ性的慰安所ヨリ受クル兵ノ精神的影響ハ最モ率直深刻ニシテ之カ指導監督ノ適否ハ志気ノ振興、軍紀ノ維持、犯罪及性病ノ予防等ニ影響スル所大ナルヲ
すなわち、激戦の沖縄戦で武勲を立てた兵士の名前をとってあのキャンプ名にしたということでございます。裏を返せば、彼らアメリカにとって、米軍にとって英雄といいますのは多くの日本兵また民間人を殺したということでございますから、キャンプ・ハンセンとかキャンプ・シュワブとかいうこの名前を、言葉を聞くたびに沖縄の方々の心はいかばかりであろうかと、このように思う次第でございます。
これを見ますと、「事変勃発以来ノ実情ニ徴スルニ赫々タル武勲ノ反面ニ掠奪、強姦、放火、俘虜惨殺等皇軍タルノ本質ニ反スル幾多ノ犯行を生シ為ニ聖戦ニ対スル内外ノ嫌悪反感ヲ招来シ」、「慰安施設ニ関シ周到ナル考慮ヲ払ヒ殺伐ナル感情及劣情ヲ緩和抑制スルコトニ留意スルヲ要ス」、「特ニ性的慰安所ヨリ受クル兵ノ精神的影響ハ最モ率直深刻ニシテ之カ指導監督ノ適否ハ志気ノ振興、軍紀ノ維持、犯罪及性病ノ予防等ニ影響スル所大ナルヲ
それから、まさに総理のおひざ元の肥後、熊本、ここで加藤清正、この加藤清正はトラ退治だとかあるいは賤ヶ岳の七本やりから始まるわけでありますが、あるいは朝鮮、今日で言えば朝鮮動乱でありますけれども、そういったことで武勲赫々たる人ではありますが、同時に肥後においては治水を一生懸命やられたのですね。私は現地に視察に行ったことがあります。
それはそのまま存置していく、それは結構だ、日本の過去の赫々たる武勲を明らかにする一つの歴史的事実だから結構だとおっしゃるなら、それは結構だと返事してくれればよろしい。どっちですか、イエスですかノーですか。アジアの諸民族は全部怒っていますよ。
反対の第二点は、この勲章が戦争中を中心にして、武功、武勲を立てた人々に対して与えられたものであることは私どもも理解をいたしております。しかし、過ぐる戦争がアジアを初めとする多くの人々に対する侵略ないしは加害者という位置を占めたものであったことは歴史が証言するとおりでございます。
個々の請願者の人々の考えや気持ちは別といたしまして、戦前、戦中のあの金鵄勲章が国外での戦争、つまり侵略戦争での武勲、武功を奨励するためのものであったこと、そしてまた軍国時代の軍隊の精神的支柱とされてきたことも否定しがたい歴史的事実であります。だからこそ一九四八年五月三日、現憲法の施行とまさに日を同じくしてこれが廃止されたのであります。 憲法前文は、御存じのようにこう述べております。
このように記載されておるわけでありますが、功名武勲かくかくたる——あえて私は武勲と言いたいのですが、功名武勲かくかくたるこの松田議長が、なぜ一体不信任されるか。こういう理由につきまして、以下提案者に説明をお聞きしたいと思います。 まず、この議長不信任案が冒頭に出されたということは、私は単なる議会、議事運営のかけ引きとか、技術的な問題ではなかろう。
われわれは、疑いなく、本法案の内容というものは決してそういうものでなくして、かつての経済的既得権を失っておった人々に対して国家がどう補償するかという問題であって、命を捨てて国家のために尽くした行動そのものに対する報償的と申しまするか、あるいはそういうものに、先ほどお話しのありました老齢者を慰めるといったような要素を加味して、既得権を保護するというものであって、戦功を立てたものの評価を新しく見出して、武勲
武勲かくかくたる将軍であろうとも、悪縁あってこのような関係になりました者に対して勲章を与えたということは、与えたものを取り戻すわけにもまいりませんでしょうけれども、片手落ちでなかったかという疑問を持ちます。したがいまして、賞勲局からお見えになっておりますでしょうが、その問題について一言事情をお聞かせ願いたい。別にかれこれ言うわけではありませんけれども、事情だけは知っておきたいと思っております。
そういう行為を武勲奨励的な見地から評価をするということ、そうしてそれに何らかの報償的な一時金を出すということ、そういうことになりますと、これは許されないでしょう。しかし、生命を賭して国を守ったという行為を、そういう武勲といいますか、武勲を奨励する立場から離れて何らか評価をする、そういうことはちょうど人の命を救うために自分の命を賭してやった行為と若干共通するものがあってもいいんじゃないか。
○向井長年君 提案者はあとでいろいろ言われると思いますが、戦争がよかったか悪かったか、そんな問題はわかっておるのですが、そういう戦争に命を賭して戦った、そうして国を守るために抜群の武勲を立てられて、そうして栄典をもらった、そういう人たちを勲章の栄典からはずれて何らかの優遇措置をするのだ、こういうことになっておりますが、そういうことになると、先ほど鬼木さんが言われましたけれども、やはり何というか、生活扶助
現にその一人のごときは、三笠に乗って武勲を立てた者が今日でも現存しておりまして、われわれが尊敬している的となっている士官であります。こういう大切な三笠につきましては、お話の通り、国をあげて全体がこういうものを保存していくべきであるというように考えるのでありまして、御意見に全く同感であります。
「警備隊には朝鮮事変に際して米軍に協力」、命によつてですよ、「出動、武勲を立てた幾多の勇士が現在おる、戦死したものもおる、吉田首相は前に国会においてはそういうことはないと答弁したが誤りである」、こういう手紙をよこしておる。こういう場合にですよ、この朝鮮事変に米軍に協力したというような場合、これは経費なんかどうするのですか。経理関係、果してこういうことが実際にあつたとすれば、これは重大問題ですよ。
この朝鮮戦争についても、米軍に協力して、又命によつてそれで出動して、武勲をたてた人が相当あるというのです。この点は私はあいまいにできないと思いますので、私のほうも――、私もこの人を知りませんから、若し必要があれば、私はその人に会つて、そうして証人になつてもらう……、木村保安庁長官は絶対にないと言うのですから、そういうことについて私ははつきりしたいと思いますから……。
これは召集または現役兵の入営と何らかわつたところはないのでありまして、下士官兵にだけ限定するということも実情に即しないし、またわれわれ裁定をいたしております実際の状況を見ますと、戦地においてビルマ作戦に最初から参加し、非常な武勲を立て功績を立てまして、最後に捕虜となつて公務とは考えられない病気によつてなくなつておられる、こういう将校の方もおられますので、下士官兵にだけ限定して昔の制度を復活するということよりは
つまり栄える国は国民生活が豊かになり、武力強く力のある国は軍隊の将兵を中心に武勲をよくする。ちようど帝制時代のドイツやナポレオン時代のフランスであり、わずかに序する国、やつと存立する国では大夫が富む。大夫とは上層部の役人であります。わが国の現在の状態も大夫が富んでわずかに存在している状態であります。
それから金鵄勲章をもらうまでの武勲のなかつた人、極端に言いますれば大した働きをしなかつた人に与えられたものには瑞宝章と旭日章がある。これは認めておこう。そこに従来の勲章に対する政府の考え方で、はなはだ一貫しないものがあるのであります。公聴会でも問題になるかと思いますが、もう一回御意見を承りたい。やめるなら全部やめた方がいい。
軍國主義の時代には、武勲に對する多くの榮典があつたのでありますが、文化國家を日本がめざすとすれば、文化的な功績に對して、それに對應するような榮典の制度が設けられることは、ただちに考えらるべきところでありますし、私どももそうあつてほしいとと思うのであります。今日文化勲章があり、また一部分では藝術院賞があり、また藝術祭には大臣賞というものがありますが、これはきわめて小規模なものであります。