2010-05-12 第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
第三に、放射能汚染など深刻な環境破壊を内包する原発を非化石エネルギー源と位置づけ、高速増殖炉「もんじゅ」の再開強行とその商業化、次世代軽水炉の世界標準化や中小型炉の途上国へのトップセールスなど、エネルギー基本計画の見直しの一環として原発偏重を一層加速させる危険があるからであります。これは、再生可能エネルギーの爆発的な普及の障害ともなるものであり、賛成することはできません。
第三に、放射能汚染など深刻な環境破壊を内包する原発を非化石エネルギー源と位置づけ、高速増殖炉「もんじゅ」の再開強行とその商業化、次世代軽水炉の世界標準化や中小型炉の途上国へのトップセールスなど、エネルギー基本計画の見直しの一環として原発偏重を一層加速させる危険があるからであります。これは、再生可能エネルギーの爆発的な普及の障害ともなるものであり、賛成することはできません。
具体的に一、二申し上げますと、例えば、次世代軽水炉等の研究開発や、核燃料サイクルの確立に必要な技術開発、さらには国際的な原子力協力の推進や原子力発電施設の立地促進に取り組んでまいりたいと思っていまして、予算を成立させていただいたら、一歩ずつ着実に取り組まさせていただきたいというふうに思っています。
ただ、一点、この計画の中に織り込まれているものといたしまして、いずれにしても、二〇三〇年以降、導入が検討されております次世代軽水炉の経済性と比肩するようなものを目指すということが一つの目安になっているということは申し上げられると思います。
原子力に関しましても、短中期的対策の中に、軽水炉の高度利用、また中長期的な対策の中には、次世代軽水炉、あるいは高速増殖炉サイクルの開発普及といったような原子力関連技術も含まれているところでございます。
原子力白書にも書いてございますので今の御説明の部分はわかるんですけれども、その中で、今、原子力政策の部分についても若干御説明がありましたけれども、きょうは原子力政策についての質問ですのでその部分についてちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、この計画の中で、二〇五〇年までに地球規模で温室効果ガス半減という計画に向けて、今おっしゃったような次世代軽水炉ですとかといったもの、どれぐらいの規模でどういうふうに
また、先ほど来お話ありますけれども、原子力、これを軽水炉から、二〇三〇年ごろの代替需要を見越した次世代軽水炉、これを開発したい。そして、さらには二〇五〇年より前には高速増殖炉、これを商業化をしたい、こんなことを考えておりまして、引き続きこういった取組を通じて次世代エネルギーの技術開発を積極的に進めていきたいと思っております。
新たな経済成長戦略の柱として、安全、安心、信頼といった日本の持つ強みを更に突出させ、イノベーションの加速を図ってまいりますが、こうした観点からも、来年度予算においては、次世代環境航空機や次世代軽水炉、医療機器といった高信頼性産業群の創出に向け、研究開発に取り組んでまいります。加えて、知的財産制度の国際調和の推進や国際標準化の推進等に取り組みます。
新たな経済成長戦略の柱として、安全、安心、信頼といった日本の持つ強みをさらに突出させ、イノベーションの加速を図ってまいりますが、こうした観点からも、来年度予算においては、次世代環境航空機や次世代軽水炉、医療機器といった高信頼性産業群の創出に向け、研究開発に取り組んでまいります。加えて、知的財産制度の国際調和の推進や国際標準化の推進等に取り組みます。
あるいは、原子力発電におきましても、次世代軽水炉、中小型炉、高温ガス炉、高速増殖炉の開発、実用化によってゼロエミッションの原子力発電を大幅に拡大するとか今いろいろな技術は進められておりまして、国際的な協力体制もあるというふうに思うんですが、やはり私は、二酸化炭素の固形化、そしてそれを海底に沈めるとか地中に埋めていくとか石油を掘った後に入れていくとか、いろんなことが進められているようでございますけれども
この原子力立国計画には、電力自由化時代の原子力発電所の新増設の実現であるとか、高速増殖炉サイクルの早期実用化に向けた研究開発であるとか、あるいはウラン鉱山開発支援とか、次世代軽水炉の開発や現場技能者の育成支援による技術や人材の厚みの確保であるとか、放射性廃棄物対策などに取り組むということが策定をされているわけであります。
○望月政府参考人 今後、我が国は、将来の原子力を担う最先端の技術として次世代軽水炉開発あるいは高速増殖炉開発などを実施していくこととしておりますけれども、この高速増殖炉サイクル技術などの技術開発につきましても、世界をリードできる枢要戦略技術を中心といたしまして、その技術が海外における原子炉の開発、設計に採用されることなどを通じまして、国際的な標準となることを目指して取り組んでいるということが、私どもの
この対応の一環として、日本型次世代軽水炉の開発事業に官民一体となって取り組むこととしておりまして、本開発事業は、従事する多くの技術者に具体的な目標を与えることとなり、技術者の育成にも貢献するものと考えております。この実現のためには、平成十八年度予算案においては、本開発事業の事前調査費五千万円を新たに計上させていただいております。
日本メーカーといたしましても、国家プロジェクトとしての日本型次世代軽水炉の開発に期待し、それを通じて、安全性、信頼性、経済性等においてよりすぐれた国際競争力のあるプラントを確立していきたいというふうに思っております。 こうした将来に向かっての取り組みによりまして若い技術者が原子力の将来に夢を持つことができ、それがひいて人材の確保と原子力技術の維持向上に大いに効果があるものと考えております。
今後は、我が国の次世代軽水炉に採用される可能性のあるような受動安全システム、これはいろいろ今後もアイデアを考えないといけませんが、そういうかなり広い範囲の実験を行いまして、我が国の次世代の軽水炉の安全評価、あるいは安全性向上に役立つような研究を進めたい、こんなふうに思っているわけでございます。
間に何らの意思の疎通、何といいますか、意見の相違があるわけでは全くございませんで、現在、軽水炉が非常に順調に運転いたしておりまして、今の天然ウランの需給状況から見ましても、軽水炉でかなりな期間運転をやっていって天然ウランの不足とかというような事態に はならないのじゃないかというようなことから、軽水炉の期間が長くなるということから、それでは軽水炉をさらに一層技術の向上を図ろうじゃないかということで、次世代軽水炉開発
総合エネルギー調査会の計画についてでありますが、本計画は既存の軽水炉の開発、そして新型軽水炉の開発、また次世代軽水炉の開発という三段階を同時並行的に進め、その開発費の総額は二千三百億円というものでありますが、本計画を進める場合に、従来から進められてきておりましたATRの開発とのバランスについてはどのように考えておりますか。資金面、人材面でATRの開発に支障を来す結果にはならないでしょうか。
次世代軽水炉などということが提起をされているわけでありますが、この内容はどのようなものなんでありましょうか。
○稲村稔夫君 「ふげん」のことはまた後でちょっと伺いたいと思っていることがありますが、軽水炉、今のあれは今後の計画として現在のものの改良、それから新型に、そして次世代軽水炉にと三段階の大体計画を立てて、そして総額で二千三百億円ですか、というような計画を立てておられるようでありますが、私は、いろいろあれですけれども、何かこの辺の開発費というのがこれで果たして済むんだろうかなという気もしないわけではありません
○小澤(克)委員 質問は、先ほどから指摘している次世代軽水炉においてプルトニウムの生成、燃焼をより多く行わせるという一つのアイデアが示されているわけですが、この技術というのは高転換軽水炉とは全然別系統ということになるのでしょうか。それはそれでいいわけですか。