1986-04-23 第104回国会 参議院 建設委員会,大蔵委員会,運輸委員会連合審査会 第1号
これは欠陥車対策の強化の問題でございますけれども、トンネルの中を完全無欠な車でなしに、整備はその年度でされますけれども、やはりいろいろと欠陥車に近い走行の車があるわけですね。そうなってくると、トンネル内であれば、排ガスの問題とかいろんなもの、そしてもし事故が起きれば火災の要因であるとかいろんな条件がそこに備わってくるわけです。
これは欠陥車対策の強化の問題でございますけれども、トンネルの中を完全無欠な車でなしに、整備はその年度でされますけれども、やはりいろいろと欠陥車に近い走行の車があるわけですね。そうなってくると、トンネル内であれば、排ガスの問題とかいろんなもの、そしてもし事故が起きれば火災の要因であるとかいろんな条件がそこに備わってくるわけです。
○中路委員 たとえばこれは運輸省の資料ですけれども、自動車メーカー別の欠陥車対策の処理経費、リコールしたものだけの経費の詳しい資料を見ますと、十一社のをずっと比べてみますと、いすゞだけ過去十年のリコールというのが極端に少ないですね。少ないというか、百万単位で見ますとゼロになっているんですね。四十七年に六百万円のわずかの支出があるだけで、四十六年度もいすゞの場合は百万単位で見ますと数字が出てこない。
○犬丸(令)政府委員 御指摘のとおり、いわゆるこのリコールの問題につきましては、メーカーが運輸大臣に届け出て必要な措置を講ずるということになっておるわけでございますが、しかしながら、場合によったら必要な措置をとらないかもしれないというおそれもございますので、ここ数年私ども、この欠陥車対策の徹底のためにメーカーに対する監督を強化いたしてきておるわけでございます。
運輸省といたしましては、欠陥車対策といたしまして、欠陥車の回収制度というものを四十四年からやっておりまして、これにつきましては、自動車の構造、装置などが、設計とか生産上の欠陥によりまして道路運送車両の保安基準にあります安全とか公害の基準に適合しない、そういう状態が明らかになりました場合には、自動車メーカーは、その欠陥の状況がどうであるか、それからそれに対して改善をどういうふうにするのかということにつきまして
ところが、メーカーの側に行ってみると、欠陥車対策のための対策委員会というのがちゃんと設けられておって、日常ふだんにディーラーやその他から持ち込まれた問題はそこでちゃんと検討するようになっている。どこだって全部設けていますよ。そこではちゃんと情報も出しておる。
そうしないと、根本的な欠陥車対策なり冬の対策はできないと、こう思うので、その辺の考えを聞かせてもらいたいと思います。
○田付政府委員 私どものこの欠陥車対策の基本でありますが、あくまで私どもとしてできる範囲のことをすべきであるには間違いございませんけれども、やはり基本的に欠陥が出ないということを私どもとしては全精力を挙げてやりたい。
一生懸命努力をいたしまして当時の欠陥車対策に苦労してまいったわけでございますが、四十九年になりまして、研究所全体の体制は七十六名、そのうち審査部が二十五人ということでございます。なお、今国会に来年度予算提示をさせていただいておりますが、増員等を含めますと、さらにその七十六名がふえていくという予定でございます。
ただ、先ほど御説明いたしましたように、当時の新型型式指定につきます業務経費というのは実態的にもわりあいに軽便な設備と要員の規模でできだということが最大の原因であろうかと思いますが、その後リコールの問題に端を発しました欠陥車対策の安全審査、それから先ほど御指摘になりましたようないろいろなガス問題、公害にからむいろいろな強化の問題等がございまして、その後急遽私どもの審査体制が拡大されてまいりましたので、
また、9に欠陥車対策費というのがあがっておりまして、内容は、新型自動車の審査を厳重にいたしまして自動車の安全をはかろうと、こういうものでございまして、運輸省の関連でございます。 次に、2の「消費者選択の確保」でございます。
また9に上がっておりますものは、運輸省の欠陥車対策でございまして、内容は、備考にも書かれておりますように、新型自動車の審査を厳重にいたしまして、自動車の安全をはかるものでございます。
しかしながら、それは法律上のたてまえでございまして、先ほど来申し上げましたように、欠陥車問題の重要性にかんがみまして、自動車にとっておる欠陥車対策、リコール対策というようなものをいわば準用いたしまして、この制度を実際上運用いたしておるわけでございます。
危害の防止、安全確保対策関係につきましては、食品衛生向上対策、医薬品の品質確保対策、欠陥車対策等が引き続き行なわれますほか、新しく新規の事業といたしまして、まず、七ページの下のほうに一三といたしましてPCB汚染対策費、これが新規でございます。
まず危害の防止、安全確保対策関係について見ますと、食品衛生向上対策、医薬品の品質確保対策、欠陥車対策等が引き続いて行なわれますほか、新たに行なわれますものだけ列記いたしますと、七ページの下のほうでございますが、十三番、PCB汚染対策費、これが前年度ゼロで、四十八年度新規事業でございます。
○説明員(隅田豊君) 欠陥車対策の姿勢が運輸省として消極的であるという御指摘であろうかと思いますが、われわれといたしましては、整備工場の整備結果その他のデータによるところの情報、あるいは一般の民間の市民、要するに自動車ユーザーからの情報、こういうものをフルに活用しまして、現実に世の中に売られている車についての疑問点というものを入手しております。
そこで、この欠陥車対策について運輸省はどういうふうに思っているか、あるいは自動車工業に対していかなる対策をしているのか。
私は国会のほうも、これはとても一時間や二時間の問題で欠陥車の最終的な追及をすることは無理だと思いますから、私はあとで理事の皆さんと御相談をして、できれば欠陥車対策小委員会のようなものをこの委員会にもつくって、そして少数の方々で真剣に考えてみたいと思います。
したがって、今後これらの欠陥車対策には幾つかの対策が必要であります。一つは、最初に申しましたように、その自動車の目的によってある程度の制限を加える。たとえばスピードについても制限を加える。あるいはまた一方、メーカーにおいては製品一つ一つに対して完全なるいわゆる管理体制をしいてもらいたい。自分が与えるのでありますからして、したがって、諸種の検査については十分なる管理体制をしいてもらいたい。
私は、昨年の六月に初めて欠陥車問題を国政審議の場で追及いたしまして、現在の欠陥車対策の幾つかを提案したものでございます。したがいまして、欠陥車問題について、正しい方向で発展していくことを心から願っているものでございます。いたずらに政争の具や、ためにする騒動の道具にされることは、心から耐えられないものでございます。
ところで、私が去年の六月に当委員会におきましてこの欠陥車問題を最初に取り上げましたときからちょうど一年を経過したわけでございますが、この間に運輸省といたしましては欠陥車対策を発表して、その問題に対してどのような効果があがったか、その成果はどうであったか、これを承りたい。
○隅田説明員 ただいまの先生のお話しの欠陥車対策の問題でございますが、最近、昨年大騒ぎをやりまして、メーカーがまとめていろいろな全部の欠陥の状況を報告してまいりまして、それに対する対策は一応手を打ったわけでございます。それ以後ぼつぼつではございますが、欠陥車に対するリコールの問題の報告は、件数としては月に一件あるかないかというようなことかとも思いますが、一応来ております。