1948-12-15 第4回国会 衆議院 本会議 第13号 すなわち、厚生省檢定合格証紙を貼付してある薬品を法律に基いて強制的に注射した結果、かかる惨事を引起したのでありまして、國家檢定合格証紙を信用し、しかも適法に注射を行つた医師の側には、断じて責任はないのであります。 しかして、この猛毒を含む恐るべき毒殺注射薬は、大阪市にある日赤医薬学研究所で製造され、去る九月十六日付をもつて國家檢定に合格しているのであります。 山崎道子