2021-05-21 第204回国会 参議院 本会議 第24号
しかし、法制審で委員を務めた橋爪隆参考人が述べたとおり、これは論理必然ではなく政策判断です。 少年院収容者の約六五%が中卒、高校中退者で、被虐待経験のある者は、本人が申告しただけでも男子で三五%、女子で五五%に上ります。発達障害や知的障害があるにもかかわらず、専門的な治療や療育を受けられなかった少年も少なくありません。
しかし、法制審で委員を務めた橋爪隆参考人が述べたとおり、これは論理必然ではなく政策判断です。 少年院収容者の約六五%が中卒、高校中退者で、被虐待経験のある者は、本人が申告しただけでも男子で三五%、女子で五五%に上ります。発達障害や知的障害があるにもかかわらず、専門的な治療や療育を受けられなかった少年も少なくありません。
法制審議会のメンバーであった橋爪参考人は、少年法の有効性を認めた上で、民法の成年年齢が引き下げられたことを法改正の理由として挙げられました。しかし、民法上の成年年齢とその他の法令上の年齢区分とはそもそも別個の問題です。法令ごとにその特質や状況等を踏まえて適切な年齢が検討されるべきであり、現に飲酒年齢や喫煙年齢は二十歳に据え置かれたままとなっています。
唯一の立法事実は公選法や民法の年齢引下げと合わせるというものですが、橋爪参考人が述べたとおり、論理必然ではありません。政策判断にほかならず、立法事実を欠く法案です。 その下で、法案は、少年法制に数々のゆがみをもたらすものとなっています。事件を家庭裁判所から検察官に送り返す原則逆送対象事件を大幅に拡大するとしています。
橋爪参考人は、今回の法改正は少年犯罪に対する厳罰化とは考えていないと述べていました。大臣に伺いますが、大臣も同じ認識でしょうか。原則逆送事件を始めとして、十八歳、十九歳の事件をこの法案によって刑罰化することになります。それに伴って、結果として保護処分による更生の機会が奪われることになります。そのことをどう認識しておられますか。
○山下雄平君 先週の参考人質疑でお越しいただいた東京大学の橋爪教授が法制審議会の部会で、十八歳、十九歳の者が成人であるか少年であるかは明確にされておらず、国民一般にとって理解しづらいといった側面は否めないと述べられているとおり、法体系としてすぱっと理解しやすいというわけではないとは思いますけれども、ただ、民法その他の改正を踏まえて権利や責任が変化する中では、私は必要な改正だというふうに思っております
私からも質問させていただきたいと思いますが、私も皆さんと一緒で、もやもやしながらこの法案の一連の調べ物をさせていただいていた人間でありますが、さきの参考人質疑で橋爪教授のお話を聞かせていただきまして、自分なりに割り切ったと申しますか、腹に落ちましたのは、いわゆる反対派、今回の法改正に反対派の皆様、方々は、このいわゆる少年法がこれまで機能してきている、有効に機能してきているということをもって法改正することの
御出席いただいております参考人は、東京大学大学院法学政治学研究科教授橋爪隆君、弁護士川村百合さん及び自営業大山一誠君でございます。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多忙のところ御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 皆様から忌憚のない御意見を賜りまして、今後の審査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
続きまして、橋爪参考人にお伺いしたいんですけれども、今ほどの川村参考人の御指摘を踏まえつつ、いわゆる少年法の適用年齢を引き下げるのではなくて、本人の成長であったり発達の度合いといった個々の実態に即した判断ができるような法体系にすべきだという主張について、橋爪参考人のお考えをお聞かせいただければと思います。
次に、再就職等監視委員会委員長井上弘通君並びに同委員伊東研祐君、篠原文也君、鍋島美香君及び平田眞理子君は本年三月二十日に任期満了となりますが、伊東研祐君の後任として橋爪隆君を、篠原文也君の後任として原田久君を任命し、井上弘通君、鍋島美香君及び平田眞理子君を再任いたしたいので、国家公務員法第百六条の八第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。
次に、再就職等監視委員会委員に橋爪隆さん及び原田久さんを任命することについて採決をいたします。 内閣申出のとおり同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。 〔賛成者起立〕
国家公務員等任命につき同意を求めるの件 総合科学技術・イノベーション会議議員 梶原ゆみ子君 2・28任期満了につき再任 佐藤 康博君 小林喜光君2・28任期満了につきその後任 橋本 和仁君 2・28任期満了につき再任 藤井 輝夫君 松尾清一君2・28任期満了につきその後任 再就職等監視委員会委員長及び同委員 委員長 井上 弘通君 3・20任期満了につき再任 委 員 橋爪
――――――――――――― 採決順序 1(反対 共産) 総合科学技術・イノベーション会議議員 梶原ゆみ子君 佐藤 康博君 橋本 和仁君 再就職等監視委員会委員長及び同委員 委員長 井上 弘通君 委 員 橋爪 隆君 原田 久君 鍋島 美香君 平田眞理子君 国家公安委員会委員
内閣からの申出中、 まず、 総合科学技術・イノベーション会議議員に梶原ゆみ子君、佐藤康博君及び橋本和仁君を、 再就職等監視委員会委員長に井上弘通君を、 同委員に橋爪隆君、原田久君、鍋島美香君及び平田眞理子君を、 国家公安委員会委員に宮崎緑君を、 預金保険機構理事長に三井秀範君を、 行政不服審査会委員に三宅俊光君を、 日本放送協会経営委員会委員に尾崎裕君及び葛西雅子君を、 中央更生保護審査会委員
○藤野委員 ちょっと、最後の橋爪参考人で、もう少し教えていただけますか。環境整備というのは具体的にはどのようなことなんでしょうか。
○藤野委員 同じ論点で橋爪参考人にもお伺いしたいんですが、やはりどうしても、こういう条文ですと、形式的に当てはまる、処罰範囲が広がってしまうという懸念に対して、橋爪参考人としましては、こういうやり方があるんじゃないか、そういうものがもしあれば、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
続きまして、山本参考人、それから橋爪参考人にお伺いしたいと思います。 まず橋爪参考人に、昨日の委員会で、性犯罪の防止には性教育が重要だということを言及いたしました。この性犯罪の被害者にならない、あるいは加害者にもならないために、まず性教育が重要だというふうに思います。
本日御出席いただいております参考人は、東京大学大学院法学政治学研究科教授橋爪隆君及び刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト山本潤君でございます。 この際、参考人の方々に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
○山下参考人 なかなか難しい問題ですけれども、恐らく、いずれの事例も、その処罰範囲、処罰されるかどうかは変わるのではないかなというふうには思うんですが、ちょっと、ここは専門家の橋爪参考人の御意見を聞いていただいた方がよろしいかと思います。
○橋爪参考人 本法案におきましても客体を資金から利益に拡大しておりますので、そういった意味におきましては、今先生がおっしゃったようなバーチャルな利益につきましても本法案においてカバーできるように考えております。
次に、橋爪参考人にお願いいたします。
というのは、三・一一特別授業、君たちはどう生きるかという、あの社会学者の橋爪大三郎先生が書かれた本の中に、政治と税金の関係を次のように書いているところがあります。ちょっと読ませていただきます。 日本の平成二十四年度予算案は約九十兆円(一般会計)。そのうち、税金で集める予定になっているのはおよそ四十二兆円だけ。
本日は、作家半藤一利参考人、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授橋爪大三郎参考人及び敬愛大学国際学部助教授水口章参考人に御出席いただいております。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 各参考人におかれましては、御多忙中のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
○高野博師君 最初に橋爪先生にお伺いいたしますが、文明間の対話ということと対比して文明間の衝突というのは一体どういうことなのか。対話というのはだれとだれが一体何について対話するのかという、非常に難しいというお話がありましたが、それでは文明間の衝突というのはどういう意味なのか。これはこの対話と逆の概念としてとらえていいのかどうか。
その前が橋爪さんで、アラファトさんの件につきまして、片倉参考人、御答弁ありましたかしら。どうぞ。
本日は、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授橋爪大三郎参考人、一橋大学大学院経済学研究科教授加藤博参考人及び大東文化大学国際関係学部教授・元駐エジプト大使・元駐イラク大使片倉邦雄参考人に御出席をいただいております。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人におかれましては、御多忙中のところ本調査会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。
ちょうど大臣の年齢であれば、戦後、一番日本人が自信をなくしたときに、古橋とか橋爪とかが世界記録を出して、これで、日本人もやるわい、そういうことで、日本人の気持ちも高揚して、経済的にも文化的にも大きくなった、このように思うのですね。それから、プロレスなんかでいえば力道山であるとか、こういうスポーツの選手が世の中に与えた影響というのは極めてでかいのですね。
○有馬国務大臣 先生御指摘のとおり、私の若いころに古橋さん、橋爪さんが大いに頑張られた。それからもう一つ、湯川先生がノーベル賞をとられた、これが私どもの世代に決定的な影響を与えたということを申し上げておきたいと思います。
務審議官 高 為重君 参 考 人 〔東京家裁学院 大学長 (中央教育審 議会地方教育 行政小委員会 座長)〕 河野 重男君 参 考 人 〔東京工業大学 教授 (社会理工学 研究科)〕 橋爪大三郎君
本件調査のため、本日、参考人として東京家政学院大学長・中央教育審議会地方教育行政小委員会座長河野重男君、東京工業大学教授・社会理工学研究科橋爪大三郎君及び全日本中学校長会会長・東京都世田谷区立八幡中学校長安齋省一君の出席を求め、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
次に、橋爪参考人にお願いいたします。
「大安に仏滅」という映画で、私の好きな橋爪功さんや吉行和子さんが演じておるわけでございます。これは、主人公がかなり年配になって、娘を嫁がせるというような年齢になってマイホームを買った。
そう考えておりましたところ、一昨日の朝日新聞に、東京工業大学の橋爪教授が、「二十一世紀への提言」ということで、この科学技術創造立国について幾つかの提言をなさっておられます。それを要点だけ申し上げますと、アメリカに比べまして日本の研究費の総額は約二分の一ということでありますけれども、成果はアメリカの十分の一にも満たないということでありまして、まことに日本の研究は効率が悪過ぎるということであります。
ことしの九月二十五日の「警察官の友」の中に、警視庁刑事部捜査第一課長橋爪茂という人の講演らしい内容が載せられています。これを見ると、 被告の主張は共通して取調官に暴行、脅迫、誘導を受けた。無理やりにハンコを押させられたという、私達には身に覚えのない固定的な主張であります。そういったことを、一部の法曹会、弁護士の先生方が入れ知恵をして言わせているのかもしれない。
ところが、橋爪さんの場合はたまたま言い間違いではなくて、例えば少年三人に無罪という判決が報道された朝日新聞の中で、「捜査は適切」、こう言っているんですよ。「極めて残念な結果である。捜査は適正かつ綿密に行われており、少年三人が犯人であることは間違いないものと確信している。」、これは裁判所の無罪判決に対して謙虚に耳を傾ける態度ではないと思うんです。
あるいは橋爪年幸という人間も含まれていたというふうに思います。それから高田という人間も含まれていたというふうに記憶いたしております。それ以外に米津という人間も多分含まれていたと記憶いたしております。そんなところでよろしゅうございますでしょうか。