1985-11-08 第103回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号
○刈田貞子君 そこで、少し業界のことについてお伺いをしたいんですけれども、この電力業界が持っている余剰金あるいは別途積立金というような問題については、昨年の四月、五十八年度業界決算を終わった時点で私は決算委員会で質問をいたしておりまして、そのときには例の原油値下がりによる余剰をどうするのかという分についての質問を私はいたしておるわけでございますけれども、そういった分も含めまして、やはり国民の前にこの
○刈田貞子君 そこで、少し業界のことについてお伺いをしたいんですけれども、この電力業界が持っている余剰金あるいは別途積立金というような問題については、昨年の四月、五十八年度業界決算を終わった時点で私は決算委員会で質問をいたしておりまして、そのときには例の原油値下がりによる余剰をどうするのかという分についての質問を私はいたしておるわけでございますけれども、そういった分も含めまして、やはり国民の前にこの
石油危機の業界決算第一号といわれた東亜燃料工業や三菱油化の十二月決算案、さらには大和証券がまとめた東京証券第一部上場会社三百七十三社の三月期決算見通しでも明らかなように、買い占め、売り惜しみなどによって暴利をあげた大企業が価格変動準備金、貸し倒れ引き当て金、退職給与引き当て金、海外投資等損失準備金など引き当て金、準備金を使い、あるいは減価償却制度の恣意的な変更やたな卸資産の評価がえなど、あらゆる手だてを
しかも十二月決算なんか、これは新聞等にも出ておりますが、「石油危機の業界決算第一号」、これは十二月期、東燃は三五%の大幅増益をあげておる。その利益を隠すためにまあいろいろと内部留保に積み重ねておるようでありますが、これは読んでみますというと、特別損益の項目で、前期わずか二千九百万円だった特別損失を今期は十二億五千万円に計上しておると、こうなってるんですね。
これは「石油危機の業界決算第一号」として、きょうの新聞にも出ていましたが、東亜燃料という会社の十二月分の決算の報告が出ているんですね。テレビにも出ましたね。これは樹脂だから、苗箱なんかをおそらくつくっているわけですね。ところが、この会社は、どういうふうに今度の決算をやったかというと、特別損失を十二億円計上しているのですね。