2002-05-07 第154回国会 参議院 法務委員会 第14号
普通の商法上の決議事項をやる株主総会の後に株主懇談会というものを設けまして、そこでインフォーマルな形で経営者と株主の皆さんがかなり自由濶達に議論をするということで、これまで総会屋が牛耳っていた日本の株主総会とは相当大きく、たった数年の間ですけれども、非常に大きく変わってきたと。これは非常に健全な方向に来ているのではないか。
普通の商法上の決議事項をやる株主総会の後に株主懇談会というものを設けまして、そこでインフォーマルな形で経営者と株主の皆さんがかなり自由濶達に議論をするということで、これまで総会屋が牛耳っていた日本の株主総会とは相当大きく、たった数年の間ですけれども、非常に大きく変わってきたと。これは非常に健全な方向に来ているのではないか。
でもってもっと本質的な議論を、セレモニーじゃなくて実質的な議論をするということについても、よく東京電力の会長さんなんかがおっしゃっていますけれども、東京電力なんかでそういうことをやるとすれば、たしか株主が何万人でしたか何十万人だったか、何万人も一緒に会議室に集めてやるというようなことはなかなか実際にはできないわけなので、つまり株主への情報公開とか率直なディスカッションというようなことをやるためには別途株主懇談会
さような意味で株主総会の運営というようなものが、これは何しろ票でいくわけでございますから、大きな票によって処理されるということがあり、しかも、御指摘のような形骸化の一つの事例として、すべてがそうではございませんが、間々、事前に大株主懇談会というふうなことで事実上ある程度先に、根回しと申しますか、御了承を得て、そして、株主総会を進めていく、そういった例もあるように聞いております。
○加治木説明員 できるだけ結論を急がせるつもりでおりますが、引き受け権証書が具体的にどういうふうな出方になるか、ちょっとまだ見当つきませんが、株主懇談会等の話も聞きまして、結論はできるだけ急がなくてはならないと思います。
その結果七月の七日だつたと記憶いたしておりますが、三万株以上の株主の懇談会が開かれまして、その席上で重役の各位はこの際辞任をしたいという意思表示がございまして、株主懇談会でそれを了とせられまして、あとの経営者を選考いたしまする委員を七名決定をして、その七名の方々が帝石の事態を処理いたして行くということに相なつたわけでございます。