1971-03-10 第65回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
○松本(守)政府委員 外材の輸入の見通しまた価格の見通しというお話でございますが、いま内地の建築に一番多く使われております杉の柱角、またそれに代替されようとしておる米ツガというのがございます。それを比較してみますと、三割ぐらい外材のほうが安い。そのときどきによって違いますけれども、そういう傾向がございます。確かに価格の面において、また供給の面において外材の影響を受けておる。
○松本(守)政府委員 外材の輸入の見通しまた価格の見通しというお話でございますが、いま内地の建築に一番多く使われております杉の柱角、またそれに代替されようとしておる米ツガというのがございます。それを比較してみますと、三割ぐらい外材のほうが安い。そのときどきによって違いますけれども、そういう傾向がございます。確かに価格の面において、また供給の面において外材の影響を受けておる。
○政府委員(山崎齊君) この国有林野特別会計の剰余金等を利用して、積極的に木材価格の引き下げということを直接はかるような施策を講ずるべきではないかという御質問のように考えるのでありまして、第一点、国有林野におきます木材の供給を見てみますと、現在需給の上で最も中心をなします針葉樹材、しかも柱角というようなものをとりますようなものが、国有林は従前におきまして、まあ経営的に申しますと、天然更新という方法をとって
しかも、これが年を追ってやはり増加するという余地を多分に残されているのでありまして、そういう観点から見ましても、わが国の木材の価格の一番重要な部門でありますいわゆる柱角というようなものの価格は、従来のような動き、価格の推移を見せるというようなことは大きく変わってくるというふうに第一点に考えなければならないように思うのであります。
ただ、木材価格については、先ほど大臣からお話がありました通り、アメリカからようやく柱角というようなものが相当計画的に大量に輸入することができるようなレベルまで参ったのでありまして、先ほど申し上げましたように、杉の一等が二万五百円といたしますと、アメリカからツガの同じような柱角を輸入いたしましても二万五、六百円でやはり日本に来るというふうな段階にも相なって参りましたので、従来と木材価格の大きい動きというものはだいぶん
三十六年度におきましてはツガの柱角というものが相当大幅に輸入されるのではないかというふうな機運に相なって参ったのであります。