2019-03-19 第198回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
六月、プーチン大統領の訪日時に平和条約の枠組みとなる合意の署名を目指すとしているけれども、実現可能と考えるのかという質問に対して、一切の合意はなく、またあり得ない、枠組み合意案など一切見たことない、日本側が何を意味しているのか私には理解できないというふうに述べているんですね。
六月、プーチン大統領の訪日時に平和条約の枠組みとなる合意の署名を目指すとしているけれども、実現可能と考えるのかという質問に対して、一切の合意はなく、またあり得ない、枠組み合意案など一切見たことない、日本側が何を意味しているのか私には理解できないというふうに述べているんですね。
○河野国務大臣 北朝鮮とのあらゆる交渉が粘り強くやらなければいかぬというのは、もうこれまでの枠組み合意、六者協議その他から我々はよく学んでいることでございまして、当初、ポンペオ国務長官が北朝鮮といろいろと話合いを始めたころに、我々としては、これはもう粘り強くやるしかないんだ、北朝鮮というのは非常に交渉相手として手ごわい、だから、結果がすぐに出ないからといって落ち込む必要もないし、諦める必要もないというようなことを
○国務大臣(河野太郎君) おっしゃるように、九四年の枠組み合意や二〇〇五年の六者会合共同声明については、これは北朝鮮の首脳の署名がございませんでした。そのこともありまして、総理からトランプ大統領に四月のマーラ・ラゴの首脳会談の中で合意文書を言わば署名する形にしたらどうだということを提起をしまして、今回の米朝首脳共同声明は首脳間の合意を署名文書の形で確認をするということになりました。
九四年の枠組み合意においても、またあるいは二〇〇五年の六者協議の共同声明においても、これは言わば首脳がサインすることにはなっていないわけでございますが、今回は、まさに米国の、言わば最大の経済力と軍事力を持った米国の大統領に約束をしたということであります。その意義は大きいんだろうと、このように思います。
とりわけ九四年の枠組み合意など、過去とは違い、今回は拉致問題が国際的にきちんとテーブルにのっております。私は、拉致問題の解決に向けて、むしろ核・ミサイル問題など北朝鮮をめぐる状況に動きがあるときこそチャンスがあると考えております。是非、この米朝首脳会談で生じた波を生かして、拉致問題を解決に向かわせてほしいと切望いたします。
今、例として挙げられた一九九四年の枠組み合意でありますが、それ以来、四半世紀の歴史は、相互不信の下、相手の行動をいかに引き出すかという交渉でありました。しかし、九四年の枠組み合意や二〇〇五年の六者会合共同声明には北朝鮮の首脳の署名がなく、ほごにされてきたという経緯があります。
有名なものは、一九九四年の、ペリー・プロセス、米朝の枠組み合意というのもありますし、二〇〇五年の六者の声明といったものもあるわけであります。これらも含めて、私は全て失敗だったとは思わないのでありますが、ただ、結果が少なくとも出ていないということは言えるんだろうというふうに思います。
○河野国務大臣 まず、九四年の米朝枠組み合意でございますが、米国と北朝鮮の間で合意された米朝枠組み合意においては、アメリカが重油供給や軽水炉の提供、建設を北朝鮮に約束する一方、北朝鮮は、IAEAの監視のもと、黒鉛減速炉及び関連施設を凍結し、最終的にこれらを解体することに同意をいたしましたが、二〇〇二年十月、北朝鮮が濃縮ウラン計画をひそかに進めていたことを認めました。
米朝枠組み合意のときのアメリカ側の担当者だったペリー元国防長官が四月十一日に都内で講演をしておりますけれども、過去の成功と失敗から四つの教訓があると。その第一が、なぜ北朝鮮が核開発をするのかを理解することだと。我々が抑止力と呼ぶように、北朝鮮も自らの安全の保証を得ようとしている、ここを念頭に置くことが必要だと、こういうふうに述べております。これ教訓にするべきだと思うんですね。
○国務大臣(河野太郎君) これまでの米朝枠組み合意あるいは六者会合といったもので、北朝鮮が対話に応じる、あるいは北朝鮮が何かやったことに対して対価を出してきたということが間違いだったというのが国際社会の今共通認識になっているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、塚田委員がおっしゃったように、二〇〇四年の枠組み合意、そして二〇〇五年の六者会合の合意のときから、あのときの経緯からの言わば反省点として、北朝鮮の言わば時間稼ぎに付き合ってしまった、と同時に、見返りを与える、制裁解除を行うタイミングを間違えたということであります。
枠組み合意があって核を廃棄すると言いながら、実は取るものだけ取って核開発をどんどん進めて、ついには核保有をしてしまったと。
後藤委員が指摘をされたとおり、北朝鮮が、一九九四年の枠組み合意、ちょうど私が初当選をした翌年の出来事でございまして、外務委員会等、あるいは自民党の部会でも大変な議論になっておりました。そして、二〇〇五年の六者会合共同声明など、時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの教訓を踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がないということは明確であろうと考えています。
また、北朝鮮が、一九九四年の枠組み合意、二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発をその間進めてきたとの反省を踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がありません。過去の教訓を踏まえ、過去の轍を踏まないように、圧力強化を継続する方針を堅持しつつ、世界各国が一致して取り組むことが肝要と考えますが、総理の見解を伺います。
○安倍内閣総理大臣 御指摘のとおり、北朝鮮が、一九九四年の枠組み合意、そして二〇〇五年の六者会合共同声明などを時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの教訓を踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がないわけであります。 特に、一九九四年の枠組み合意については、これは一般的に見て北朝鮮にとって割といい条件もあった、こう思うわけでございます。
一九九四年の米朝の枠組み合意、それから二〇〇五年の六者の合意。 まず、六者の合意について検証していきたいと思うんですけれども、二〇〇五年九月十九日の六者協議で共同声明が出されました。この共同声明の文章を改めて読むと、かなりのことがこれに書き込まれているわけですね。
きょうは触れませんが、米朝の枠組み合意も、アメリカ政府の中で、ネオコンと言われる人たちとそうでない人たちの間で確執があったということは私は言えると思うんですね。 かつ、では、外務省は、この資産凍結について、六者協議の合意をするときに承知していたんですか。
ただ、一方で、北朝鮮が九四年の枠組み合意、あるいは二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使って、核、ミサイルの開発を進めてきたという反省を踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がないというふうに思います。
今委員も御指摘のとおり、北朝鮮は、一九九四年の枠組み合意、あるいは二〇〇五年の六者会合共同声明等を時間稼ぎの場として使ってきたという状況でございますが、日本が外交をリードした結果としての最大限の圧力をかけるという方針から、北朝鮮が今対話を求めてきたという状況にございます。
これまで、北朝鮮とアメリカの米朝枠組み合意、あるいは朝鮮半島の南北の首脳会談というのもございました、あるいは六者協議というのもございましたが、いずれも非核化の成果につながらなかった。そのときに、日米韓を始め、北朝鮮に流れた金額というのは、少なく見積もっても数十億ドルに上るだろうと思います。
しかし、北朝鮮が、一九九四年の枠組み合意、二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核、ミサイルの開発を進めてきたとの反省を踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がないということが我々はわかっているわけであります。北朝鮮が非核化にコミットし、それに向けた具体的な行動をとるまで、意味のある対話は期待できません。
例えば、一九九四年十月の米朝枠組み合意にしても、二〇〇五年九月の第四回六者会合共同声明の事例を見ても、これまでの北朝鮮との核交渉の経緯というのは、同様のサイクルを繰り返して結局失敗に終わって、核、ミサイルの開発の時間稼ぎだけされた、そういう結果があるわけですね。
これは、米朝枠組み合意もあれば、六者会合もあれば、あるいは北朝鮮と韓国の南北の会談というのも幾つかあって、そこで確認されている限り、これぐらいの投資が北朝鮮に行われたというようなことをるる順番に申し上げ、およそ金額的にこれぐらいの金額を国際社会として北朝鮮に渡してきた結果、何も得るところがなく、恐らくその資金の多くは核、ミサイルの開発に使われていたという可能性もあるわけでございます。
○国務大臣(小野寺五典君) 北朝鮮が非核化を前提に話合いを始めるという動きを見せていることは承知をしておりますが、他方、北朝鮮は、一九九四年の枠組み合意、二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの反省を踏まえれば、北朝鮮との対話のための対話では意味がないということであります。
そういう中において北朝鮮が今、南北対話に動いているわけでございますが、しかし、今委員がおっしゃったように、北朝鮮はかつて、九四年の枠組み合意あるいは二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使って核やミサイル開発を進めてきたという現実もあるわけであります。
北朝鮮が一九九四年の枠組み合意や、あるいは二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの反省を踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がないわけであります。 事実、二〇〇五年の六者会合の共同声明において核を放棄するという趣旨のこの共同声明を行ったにもかかわらず、翌年にはもう核実験を行ったわけでありまして、我々はその教訓から学ばなければならない。
北朝鮮が、一九九四年の枠組み合意、二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの反省を踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がないだろう、こう思うわけであります。 過去にも韓国の首脳が訪朝をしたことはあるわけでありまして、二度首脳会談を行っています。
一九九三年から四年にかけまして、米朝枠組み合意もございました。また、六カ国協議もございました。北朝鮮の意思は、この二十七年間全く変わっておりません。金王朝の存続を米国から直接保証してもらいたい、その目的を達成するためには、核弾頭の小型化と運搬手段の大陸間弾道弾、ICBMの保有、実戦配備が不可欠である。
先生御案内のとおり、北朝鮮が、先ほどもお話ししましたが、一九九四年の枠組み合意、そして二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの反省を踏まえて、北朝鮮との対話のための対話では意味がないということを先ほどもお話しさせていただきました。
今、星野先生がおっしゃったとおり、北朝鮮は、一九九四年、枠組み合意、そして二〇〇五年、六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきております。一九九四年には核兵器も弾道ミサイル技術も成熟にほど遠かった北朝鮮が、今や核実験や弾道ミサイル発射を相次いで強行するようになっております。 このような経緯に鑑み、北朝鮮とは、対話のための対話では意味がないと申し上げております。