2009-04-07 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
なお、御指摘の近年の果汁工場にありまして非常に厳しい経営状況にあるということは私どもも承知いたしておりまして、新たに二十一年度から、果汁工場の実態を把握した上で、その適正配置案なりあるいは健全な工場経営モデルを策定するような検討を進めてまいりたいと思っておりまして、そういうものを踏まえて各工場に対して適切な指導、助言を行ってまいりたいと考えているところでございます。
なお、御指摘の近年の果汁工場にありまして非常に厳しい経営状況にあるということは私どもも承知いたしておりまして、新たに二十一年度から、果汁工場の実態を把握した上で、その適正配置案なりあるいは健全な工場経営モデルを策定するような検討を進めてまいりたいと思っておりまして、そういうものを踏まえて各工場に対して適切な指導、助言を行ってまいりたいと考えているところでございます。
それから、対策についてもお話がございましたけれども、果汁等の加工用につきましては、まず、先ほどお話をしましたような価格安定対策も講じておりますし、果汁工場の再編整備等々の合理化も行っているところでございます。
基本的な点で申し上げますと、高能率な園地への転換あるいは共同利用施設の整備、加工原料用果実の安定供給を図るための価格安定対策、こういうことを引き続き行うとともに、ウルグアイ・ラウンド関連果樹対策といたしまして、温州ミカンなどの園地転換並びに優良品種系統への改植、それから生果の需給調整のための高品質果汁への仕向けを促進する、さらには果汁工場の再編整備、新型設備の導入等に対します支援をする、それから需要拡大
そのほかに、果汁工場の再編対策の問題、それから同じミカンでございますけれども、他の優良品種系統への改植の問題、これは高糖度系のミカンヘかえていくといった対策も盛り込まれているところでございます。
特に厳しいのは、今もお話がございましたような、果汁工場、果汁の部分でございまして、これは一年おくれて自由化されておりましたが、内外価格差が大変大きいという点もございまして、輸入はいわば激増しておる。
また、将来に向けては、さらに先生お話しのように、産地の体質強化でありますとか、果汁工場の整備等ということをあわせて行わなければいけませんので、ガットのウルグアイ・ラウンド農業合意に伴います農業施策に関する基本方針に基づく検討課題の一つというふうに理解をしておるわけでございます。
そういう意味で、先ほど申し上げましたように、産地の体質強化とか果汁工場の整備、そういったものとあわせて、自由化に伴う一つの大きな問題だということで、検討課題の一つだと申し上げたわけでございます。
そこで、今申し上げましたような理由から、国産果汁の需要拡大対策、あるいはオレンジ果汁の輸入増の影響による国産かんきつ果汁原料の価格低下を補てんするための果汁原料用かんきつの価格安定対策、あるいは果汁工場の整備合理化、近代化、再編整備等を実施しまして、オレンジ果汁の自由化の影響を最小限にとどめるように努力しなければならないと、思いを新たにいたしておるところでございます。
そういう意味で、私どもとしますれば、当然のことながら果汁工場の施設の整備合理化でございますとか近代化、再編整備のほかに、実は昭和六十三年度から八年間の特別補てんということで、果汁原料の価格低下を補てんするための果汁原料用かんきつの価格安定対策をやっております。
このようなことから、我々今まで、園地の整備とかそういったことでの生産性それから品種の向上、あるいは果汁原料用の価格安定対策、あるいは果汁工場の整備対策による国産果汁産業の体質強化ということをしてきておりますが、引き続きこういった施策を推進してまいりたい、こんなふうに思っております。
リンゴの需要増進につきましては、リンゴ果汁を含めまして広報、宣伝、市場調査等につきまして助成をいたしておりますほか、特に高品質の果汁生産に向けた果汁工場の設備の近代化でございますとか、あるいは果汁原料用果実の価格安定対策というようなことでその需要の増進なり、あるいは生産対策を講じているというのが現状でございます。
また、果汁工場の設備の近代化も重要な課題でございますので、品質向上のための搾汁等の施設整備につきましては、これは助成の対象にしてございますし、かつまた工場全体の近代化、合理化のための特別の資金を先般法律でお認めいただいた、こういうことに相なっておるわけであります。
もう一つの課題は、果汁工場の施設の近代化であります。 農協系果汁工場の多くは昭和四十年代の後半に緊急整備されたものがほとんどでございまして、既に十数年も経過しており、当時の新鋭設備も現在の技術水準から見ますと陳腐化してきているものも少なくありません。
したがいまして、農協系統自体の果汁工場が高品質化なりあるいはまたコスト低減をしていくということは、じかに組合員自体の生活につながる課題でございますので、この問題については、地域経済の核となります農業部門を守るためにはやはり避けて通れない課題である、こういうふうに理解しております。
農水省は、昨年の自由化対策の中でも果汁工場設備の合理化、近代化、再編整備を打ち出しました。それを打ち出す以上、当然再編整備計画というのを持っているはずであります。このジュース工場の再編整備について農水省としての御見解をお聞かせいただきたいわけです。
○藤田委員 今の御説明を聞いていてももう一つよくわからないのですが、それでは単刀直入に聞きますが、過剰設備率についてお示しをいただいたように、搾汁能力は七十万トン、そしてそれは三十万トンということに合わせていくということになったら、結局再編整備計画の中には果汁工場の廃止も含まれている、これははっきりしていると思うのですが、そういうふうに理解していいですね。
○吉國政府委員 ミカン果汁工場の再編整備につきましての私どもの考え方でございますが、今後果汁の競争というものが激化をしてくるという中で、果汁工場の体質強化を図っていくということが基本でございますので、一つは適正な搾汁能力への調整ということが課題になってくるわけでございます。二番目の問題として製造コストの低減をいかに図っていくかという課題がございます。
こういう中で、今後厳しい条件のもとで、かんきつ生産の存立を守りまして、その体質強化を図っていく、こういう基本的な考え方に立ちまして国内対策が取りまとめられたところでございまして、その内容といたしましては、かんきつの生産性と品質の向上、さらには安定的な出荷、それからみかん園等の再編整備、果汁原料用かんきつの価格安定対策、果汁工場の設備の合理化、近代化、再編整備等、さらには国内、海外にわたる需要拡大対策等
このような厳しい条件のもとでかんきつ生産の存立を守るため、今後、かんきつの生産性・品質の向上と安定出荷、ミカン園等の再編整備、果汁原料用かんきつの価格安定対策、果汁工場の設備の合理化、近代化、再編整備等、国内、海外にわたる需要拡大対策等所要の措置を進めることとしており、これらの国内対策の予算としては全体で一千億円程度を確保したいと考えております。
また、新たに果実の需給事情等に対処し、果樹農業の体質強化を進めることとし、果汁製造新技術の導入、系統果汁工場の経営合理化等を行う果樹緊急特別対策事業に助成いたしました。このほか、原果汁の品質の向上、コストの低減、新製品の開発等により果汁の消費の拡大を図るため、新地域農業生産総合振興対策において、果実加工施設の高度化に助成いたしました。
こういった状況で、果汁工場の方の経営の立場からいたしますと、員外利用 を認めるということには問題があると考えているようでございます。 私ども、先ほど申しましたジュースによる需給調整というような見地から、基本的には当事者間の話し合いが一番望ましいと思っておりますが、必要に応じまして適切な指導を県とも相談をして行ってまいりたいと思っております。
また、かんきつにつきましては、需給及び価格の安定等を図るための緊急対策として、ミカン園の再編整備の推進、果汁原料用ミカン等の価格安定対策の拡充強化、果汁工場の設備の近代化、合理化、需要の拡大のための措置等を検討するとともに、国内かんきつ生産の競争力の確保を図るため、優良品種への転換、園地の整備等の推進を中心に鋭意検討を進めているところであります。
また、かんきつにつきましては、需給及び価格の安定等を図るための緊急対策として、ミカン園の再編整備の推進、果汁原料用ミカン等の価格安定対策の拡充強化、果汁工場の設備の近代化、合理化、需要の拡大のための措置等を検討するとともに、国内かんきつ生産の競争力の確保を図るため、優良品種への転換、園地の整備等の推進を中心に鋭意検討を進めているところであります。
また、かんきつにつきましては、需給及び価格の安定等を図るための緊急対策として、ミカン園の再編整備の推進、果汁原料用ミカン等の価格安定対策の拡充強化、果汁工場の設備の近代化、合理化、需要の拡大のための措置等を検討するとともに、国内かんきつ生産の競争力の確保を図るため、優良品種への転換、園地の整備等の推進を中心に鋭意検討を進めているところでありまして、これらの対策は予算措置による対応が中心になるものと考
だから、あなた方の方は果汁工場の整理統廃合、こういうことをやるというのは、これは新聞だけども盛んに流されておる。それから温州ミカンの減反だな。転換であったが、転換をやめて今度は減反。ともかくやめよ、永年作ですからね、やめよと。 この二つが、今考えられておるあなたのところの果樹に対する事後対策の中心になるやに漏れ承っておるんだが、どう見たってこれはいずれも大変後ろ向きの内容ですよね。
ミカンについていえば、オレンジの輸入枠は九〇年には減反の四割に当たる十九万二千トンになるわけで、これに四万トンものオレンジジュースの輸入がされましたら、ミカン農園はもちろん、適正在庫の七倍に当たる過剰在庫を抱えている国内の農協果汁工場が軒並みつぶされることは必至です。
○浜口政府委員 先生御質問のパインの問題につきましては、六十二年度の予算におきまして、繰り返すような形になりますが、果汁工場の新設等等の対策あるいは具体的な中央果実基金のもとに基金を設けまして、果汁に関連する価格対策を遂行する等々の施策を新規の予算として計上しておりまして、そういう形の上で従来から行われておりますパイン缶詰というものに対応いたしまして、それを果汁の中の一つの特別な果汁ということで、将来発展
パイナップルでございますが、これは沖縄県農業の基幹作物の一つでございますし、また、パイナップル産業は地域経済にとりましても極めて重要な分野であるというふうに理解しておりまして、農林水産省といたしましても従来からパイナップルの種苗対策といったような生産性の向上に努めてまいったところでございますが、六十二年度からはまた新たに、缶詰から今後需要の拡大が見込まれております果汁等への生産転換を図るパイナップル果汁工場