1979-07-11 第87回国会 衆議院 法務委員会 第20号
私が心配しておりますのは、先ほど列挙をいたしましたように、まず吹原弘宣、これは一時期で遮断されたようではありますが、吹原弘宣、笹川良一氏の弟の笹川良平氏、それから福田前総理のおいの福田朞、グアム鳥の横井庄一さんの奥さんの兄さんの幡新守也氏、それから松本明重氏、世界救世教外事対策委員長、日本民主同志会書記長、巷説には宮本身分帳の陰の黒幕だと言われている人、それから児玉誉士夫氏、それから名前は申しませんけれども
私が心配しておりますのは、先ほど列挙をいたしましたように、まず吹原弘宣、これは一時期で遮断されたようではありますが、吹原弘宣、笹川良一氏の弟の笹川良平氏、それから福田前総理のおいの福田朞、グアム鳥の横井庄一さんの奥さんの兄さんの幡新守也氏、それから松本明重氏、世界救世教外事対策委員長、日本民主同志会書記長、巷説には宮本身分帳の陰の黒幕だと言われている人、それから児玉誉士夫氏、それから名前は申しませんけれども
この間の森本特別検察官の冒頭陳述によりますと、東京新聞の朝刊に載りました「刊執行停止」という書類、それから松本明重氏などが発行している、リンチ殺人事件などと称する書物の中に引用されているもの、あるいは文芸春秋の立花隆著「日本共産党の研究」に引用されている部分に並んで、第四番に、新たに雑誌「創」の昭和五十二年六月号百九十二ページ以下の「極秘鑑定書を公開する」という記事中の極秘鑑定書に鑑定資料として利用
そして法務省当局が宮本委員長の身分帳事件について京都の右翼の松本明重の手元にあの身分帳の写しが流れたという疑いを払拭し切れないという、こういう公的な報告書をお出しになっておるということになれば、そういう思想傾向をたどっていくということの捜査は単なる人的人脈、友人関係というだけじゃない、それを越えた本件の背景を調べる上で大事ではないか。
四つ目には、右翼の人物と、たとえば松本明重氏を含み右翼の人物と交流関係があったと、こういう四つの、私がいま指摘した事実についてつかんでおられるかどうか、この点はいかがですか。
なり論調なりをごらんいただいてもおわかりのように、一本この事件の背景は何であったか、そしてまたこの鬼頭史郎が謀略電話をかけ、身分帳を閲覧した真意と動機と目的は何であったか、そして実際にこれは彼の単独犯にすぎないのかどうか、さらにはまたこの身分帳閲覧問題について法務省内部の体制がまさに厳重な管理ということにふさわしい状況であったのかどうか、あるいはこの閲覧謄写されたものが、これがこの調査によっても松本明重
さてそこで法務大臣に最後に伺いたいのは、この報告書によっても鬼頭氏が閲覧をして謄写までさしてとった資料が外部に流れている、松本明重の著書の基礎になり、あるいは東京新聞に掲載された春日委員長提供の「刑執行停止ノ件」という書類はまさにそのものだという断定をして一応石原局長のまとめられたこの報告でも鬼頭がこれを流した疑いがあるということにはこれは客観的にそうなっているわけですね。
○橋本敦君 そうだとすれば、松本明重に資料が流れた問題、あるいは民社党春日委員長所持の資料、これは鬼頭氏のところへまず行ったということと全く同一の書類ですから、これは一体どういう経路でそう流れたか、徹底的に究明する必要がありますよ。たとえば、あなた方は、鬼頭の罷免訴追でも、あのテープを読売新聞に持ち込んだという事実を重視して訴追請求をしましたね。
なぜ日本民主同志会と鬼頭とが重要な関係があるかという疑惑を持たれているかということは、もう御承知だと思いますが、この日本民主同志会の代表者、委員長をやっている松本明重、この人の名前で出されている「日共リンチ殺人事件」という本、この中に、鬼頭が網走から持ち帰って入手した資料を提供をしたのではないかと思われる宮本共産党委員長の関係の資料が登載をされている方なんです。
その結果御指摘のようなことになったのでございますが、私どもが確定いたしましたのは、昨年の一月二十九日づけ東京新聞に載った写真版は筆写物の写しと同一である、なお松本明重氏編著の日共リンチ殺人事件にある刑の執行停止上申書並びに診断書の部分につきましては、筆写物の誤りそのものがそのまま転載されている等の事情から筆写物を原稿としてつくられたものというふうに、これも断定いたしました。
さて、この鬼頭氏が手に入れた資料が、法務省が断定されたように一部が民社党の春日委員長が東京新聞に発表した資料と同一であり、松本明重の日共リンチ事件という本に記載されたそれとほぼ同一であるということが、これがはっきりしてきた。
○橋本敦君 捜査の観点から伺いますが、もし鬼頭が公にするつもりはないと言いながら手に入れて、そして公にする意図で初めからあったとか、そして公にする意図でこの資料を松本明重氏あるいは春日氏に流したのだということになれば、これは国家公務員法違反の秘密を開示したという罪に該当するという問題についてはどうお考えですか。−該当するかしないかだけ、時間がありませんから。
その結果、鬼頭判事補に渡した筆写物のコピーをもとにしたものが、東京新聞と松本明重氏の「日共リンチ殺人事件」という刊行物に載ったということがわかったのでありまして、果してどういう経路で渡ったかという点は、まず鬼頭判事補自身に聞いてみなければわかりません。その点は最高裁でおやりになっていることでございますので、私どもはいわば手をつけていないというのが実情でございます。
○志苫裕君 まあ東京新聞、さらに松本明重氏——結局、そう言いますと、突き詰めて言えば、鬼頭判事補以外には聞いていない、事情も調べていないということになるようでありますが、ちょっとこの問題はしょりまして、次のにせ電話のことを聞きまして、また一緒に聞きます。 にせ電話事件について申し上げますと、週刊新潮がこの問題を最初に取り上げたとされておりますが、事情聴取が行われていますか。
○志苫裕君 ここの問題については、最近公然と取り上げられたものには少なくとも三つのルートがありまして、一つが文芸春秋の立花論文、一つが民社党春日委員長の国会における代表質問、それからさらに松本明重氏の刊行物、この三ルートが表に見られているわけでありますが、そのほかにまだありますか、お調べになったか、あなたたち。検察当局どうですか。
そこで、この松本明重氏ですが、この方は京都において、そうして最高裁も御存じかと思いますが、右翼の日本民主同志会、これの代表、委員長をしている人である。そういうことは知っていますか。
○橋本敦君 ところで、別の側面でお伺いしますが、宮本委員長の診断書等がどこへ漏れたかというルートについて、矯正局長は、一つは松本明重氏、一つは民社党春日委員長、一つは文春の立花氏、こういった方面も調査の対象として調べる必要があるということは衆議院の答弁でもお認めになったかと思いますが、この点の調査はどう今後進められる予定か、また、進められる方法についてお伺いしたい。
○橋本敦君 最高裁に伺いますが、この鬼頭裁判官が松本明重氏と交友、交際、あるいは何らかの連絡関係があったかどうかについて調査されましたか。
これ職権乱用によって宮本関係文書が反共謀略宣伝のために、民社党、文薬春秋、さらに松本明重、こういった関係者に渡した疑いが大変強い。そして原稿をコピーしたのが、これは神田の中央大学の生協コピー部の竹石さんというところなんです。これはぜひ調査してもらいたいと思います。
五十年九月二十日、松本明重の著書である「志道花心録」、その出版記念会が行われました。総理はそこの発起人に名を連ねております。当日、竹内潔元首席秘書官、総理のですね。これが三木総理のメッセージを代読している。総理がこういう謀略の疑いを持たれている右翼関係者とかかわりを持っておる、きわめてゆゆしき事態です。御答弁をいただきたい。(資料を示す)
○青柳委員 宮本委員長の釈放の問題に絡んで、この身分帳の内容が外部に持ち出されたというのがいま大きな問題になっているのですが、そこで松本明重氏の出したリンチ共産党というような単行本がございますけれども、それを見ますと、診断書のほかに釈放許可書といいますか、刑務所長から検事の方に出した文書のようなものがあります。
○勝見最高裁判所長官代理者 民社党関係、それから文春関係、それから松本明重氏関係でございます。
実は松本明重氏に関しまする出国、帰国のカードを現在調査中でございますが、現在出たところ、昭和四十六年から四十八年の七月までの間の出入国記録だけが出ておりまして、鋭意、現在電子計算機に入力されておりますので、その操作中でございます。
○野田哲君 先日の委員会で、私は、先ほど報告のありました網走刑務所に鬼頭判事補が宮本顕治氏の保管されている資料を写しに行った、このことと非常に関連を持っている松本明重氏、彼が編集、出版している本に、鬼頭判事補が網走刑務所で写し取ったものが掲載をされているという指摘をしたわけでありますけれども、この鬼頭判事補と非常に深いつながりを持っているんじゃないかと思われる松本明重氏、これはこのにせ電話事件が公にされた
文部省に伺いますが、私はこの前の委員会で、鬼頭判事補のかかわり合いがあると思われる松本明重氏、この松本明重氏が勤務していた戦争中の興亜院のグループが設立に参加したといわれる京都産業大学の問題を提起をしたわけでありますが、この京都産業大学が設立された当時の役員はどういう人たちであったか、これを報告してもらいたいと思います。
なお前回の御質疑の際にも御指摘のありました、春日委員長初め民社党関係者と網走刑務所との関係、それから立花論文と診断書との関係、松本明重氏の著者における診断書との関係につきましては、われわれといたしましても重大な関心を持っているところでございまして、今後とも調査を続行するつもりでございます。
最近の私たちの調査によりますと、この執筆者は松本明重氏ではなくして、出版社の垣友出版の斉藤社長が責任者となったプロジェクトチームだということが判明しました。そして、この資料というのは民社党の春日一幸氏から渡されているに違いないという有力な証拠を私たちはつかむことができました。
なお、御指摘の松本明重氏の著書につきましても目下調査中でございます。ところが、任意調査にはおのずから限界と困難性が存することは諫山委員みずからおわかりだろうと思いますが、ただいまの有力な情報という点につきまして、お差し支えなければ院外におきましてでも私の方にお知らせ願いたいと思います。
だから、宮本委員長の診断書がいまは公然と松本明重氏の著書に出てくる、あるいは立花論文、あるいは国会で民社党春日委員長が問題にしてくるということの中で、だれがこの秘密を漏らしたかは、これまた重大な問題になってきている。そういう中で、彼が反共文献をつくって多数のコピーをとったという事実は、これは重要ですね。局長、徹底的に調査をしてくれますか。
いろいろ鬼頭の行動の周辺を調べるということが言われているわけですが、網走刑務所の秘密漏洩事件では、たとえば網走刑務所の中にしかないはずの診断書を持っているという民社党の人たち、あるいは著書の中に診断書と称しているものを引用している松本明重、こういう人たちについてはすでに接触を始めていますか。どこから手に入ったのか、これは鬼頭の入手したものと関係があるのかないのか。どうなっていますか。
○野田哲君 あの「日共リンチ殺人事件」という、この松本明重名で発行されておる本の中に掲載をされている宮本顕治氏にかかわる網走刑務所に保管をしてあるもの、これはやはり網走刑務所において現物を見なければ掲載できない内容のものだと、こういうふうに思うんですが、その点はいかがですか。
○野田哲君 公安調査庁が後で見えたら重ねてこの問題を伺いますが、この松本明重という人が編集をしているここに本があります。「赤い故郷を捨てた人々」、こういう本があります。最近は例の「日共リンチ殺人事件」、こういう本を編集して発行しております。この先ほど私が質問をした、防衛庁を退役をした最高幹部の人々が二百数十人会員となって安全保障懇話会という団体を構成をしている。
○説明員(谷藤助君) 日本民主同志会というのは、昭和三十六年の一月の十五日に京都市において、松本明重、これらが結成した団体でございまして、現在松本明重が中央執行委員長をしており、主に日本精神の高揚によって祖国と民族の繁栄を目指すというようなことをスローガンにいたしまして、現在の構成員はおよそ五十名と言われております。その程度です。
そうして京都の右翼である松本明重が発行した本にはその全文が登載されている。そして「文春」に出た日本共産党研究の立花氏の論文に一部が援用されている。そこで局長に聞きたいのです。この松本明重が援用しているこの診断書は事実そのものと相違ありませんね。
よくわかりませんが、松本明重というのですか、日本民主同志会中央執行委員長、こういう人との接触があるということが事実かどうかということについて聞いたか聞かないか、これが一点。それから、公安調査庁に出入りしたことがあるかないかということが第二点。それから第三点は、何かよくアメリカに出張しているということが言われておるのですが、そういう事実があるのかないのか。この三点です。
○勝見最高裁判所長官代理者 松本明重氏との関係につきましては、全然面識もない。それから公安調査庁に対するいわば出入りということについても、そういうことはない。それからアメリカに出張したあるいは出張命令を受けたことはありません。
もう一つは、いま私が指摘しました松本明重の著書のルート。もう一つは、鬼頭裁判官を通じたルート。これが四つ別々なルートで四回にわたってさまざまな資料が漏れたものなのか、一つのルートから漏れたのがずっと広がって悪用されてきたのか、そこのところはわかりません。しかし、これはきわめて重大な問題であることだけははっきりしています。
○諫山委員 私の手元に松本明重編「日共リンチ殺人事件」という著書があります。この中には宮本顕治氏の診断書と称するものが載っております。私も宮本顕治氏も、こういう診断書は見たことはないわけです。本物かどうかは知りません。しかし、こういうのが発表されているということは矯正局長は御存じですか。