1991-10-02 第121回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
特に、格差の是正ということなんでありますが、一次振計、二次振計を通じて社会資本の整備はだんだんと本土水準に近づいてきていると言えるものが多いと思いますが、その根幹をなす県民の一人当たりの所得が、当初の目標でありましたいわゆる復帰二十年にして本土の八〇%ですか、そういう目標にはなかなか到達できないでいる。
特に、格差の是正ということなんでありますが、一次振計、二次振計を通じて社会資本の整備はだんだんと本土水準に近づいてきていると言えるものが多いと思いますが、その根幹をなす県民の一人当たりの所得が、当初の目標でありましたいわゆる復帰二十年にして本土の八〇%ですか、そういう目標にはなかなか到達できないでいる。
このことはさまざまな特別措置を定め、本土水準以下の料金による電気供給を求めた沖振法の趣旨に反する事態がずっと続けられてきた、こういうふうに言わざるを得ないわけです。 そこで続いて、沖縄駐留米軍の電力使用の実態をお聞きしたいわけです。 沖縄における大口電力の最大の使用者は米軍です。その大半は特別高圧電力で供給をされております。
御承知のとおり、四十七年復帰のときには沖縄は県民所得にしまして本土水準の約三分の一くらい、今おかげさまで十五年たって七五%くらいきていますけれども、やはり二十七年の空白というものは、しかもその前の第二次大戦の打撃というのは、沖縄に限らず日本全体がそうだったわけですが、特に沖縄の場合は唯一の地上戦が展開されたという、まさに壊滅的な打撃ですね。
水産庁長官にお伺いしたいのですが、沖縄が本土復帰した四十七年からちょうど十五年を経過しておりますが、沖縄の漁港の整備状況について、一般的な本土水準に比較しましてどういうふうな整備がされたのか、まず最初にその点をお伺いいたします。
復帰以来十五年にわたりまして、米麦価については徐々に本土水準に近づけるという努力が行われまして、その結果、米麦価に関する特例措置が六十二年五月で終了いたしまして本土と同一になったということ、それからまた、十五年間の間に流通体制の整備も進んできたというようなことがございまして、食糧管理法への移向がスムーズにできるというようになったという背景が一つございまして、国民の主食でありますお米の安定供給を図りますために
しかし、ソフト面は割とおくれているのだということをよく言われているわけでございますが、例えば学校教育施設につきましても、もうほとんど本土水準に達していると私たちは考えております。
その理由は、もちろん文部省当局初め沖縄開発庁、政府全体での復帰後の教育振興に予算措置あるいはいろいろな政策的配慮を相当してこられたからではあるわけですが、いわゆる施設整備が本土水準に達してこういうふうに需要が減ったんだというのが説明になっているわけですね。
具体的に申し上げましても、復帰以来この十年間におきまして、先生もお触れになりました離島の港湾の整備あるいは空港の整備、また離島はどうしても産業と申しますと農業、漁業が中心になるわけでございますが、そういう離島の基幹産業であります農業、水産業の振興、また特に離島で復帰当時問題とされておりました医療の施設の整備、これも病院、診療所の建設等が進めてこられておりますし、また学校施設も、最近ではほぼ本土水準に
の経済成長率を想定いたしませんと、十年後全国がどのぐらいになるかという算出はできないわけでございますが、御案内のように、わが国全体の経済の見込みにつきましては、現在経済審議会で長期計画を御審議の最中でございますので、なかなかこれと対比できる的確な数字が算出しにくいのでございますが、私どもといたしましては、今後十年間本土の経済成長率よりも高い成長で沖縄の経済の振興を図りまして、一人当たり県民所得も本土水準
○政府委員(美野輪俊三君) 公庫法の今回改正を提案いたしておりまして、その中で特にいわゆる借地方式についての宅地造成事業を融資の対象とするということの趣旨でございますが、沖繩におきまして住宅等その戸数におきましてはほぼ本土水準に達しておるわけでございますけれども、質等の面におきましてはまだまだ本土の水準に及ばないという状況がございます。
現行計画の総点検資料を見ますと、生活、産業基盤としての社会資本の整備の中で、すでに本土水準に達したもの、まだ格差の大きいものがあります。整備のおくれている分野のほとんどは、対象事業の補助率が相対的に低いものが大部分であります。沖縄の県、市町村の財政力が全国最下位グループであるため、補助率の高いものから整備されてきたのは当然であろうかと思います。
○上原委員 私は、何も本土並みというかあるいは本土水準、そういう比較論はどうかと思うのです。本土以上だって悪いということでないし、いいのですが、少なくとも客観的に見て、見直してもいいだろうというものが出てくると思うのですね。それまでとやかく言おうとは思いません。
加えて、本土との格差是正を初め、慢性化した高失業率など、沖繩の振興開発全般にわたって、同計画が目標とした本土水準の八〇%にさえはるかに及ばない実情にあります。
その中身は社会福祉、保健医療を早急に本土水準に引き上げる。まだまだ格差があります。四、安定した雇用機会を確保し、これがまた問題です。失業率のアップ。五つ、自立的発展の基礎固めとし、その中身に、一つ、亜熱帯性気候、二つ、海洋性自然、三つ、地理的位置などの有利な条件を積極的に生かし、四つ、特色ある産業、文化の振興を図る、こういうきちんとした柱が打ち立てられておるわけであります。
戦前の本土水準にまではまだ至っていないようなことで、公共事業も復興をやっておりますが十分でございませんので、今後は振興計画に基づいて地場産業の振興等も十分やっていきたいと考えております。 わが国の経済社会も著しく最近発達しましたが、それに比較するとどうも奄美杵島は取り残されているという感が深いのであります。
振興開発計画の一方の柱であります公共施設の整備におきましては、五十五年度までに開発事業費一兆五百億円が投入され、道路、港湾、空港及び学校など社会資本の整備は、おおむね本土水準に達するという成果を上げております。しかし、社会福祉施設及び保健医療施設等の整備は依然として立ちおくれているのが実情であります。
公共施設の整備につきましては、これは復帰後大幅に整備が進展いたしておりまして、とりわけ道路、空港、上下水道、公立学校施設等は、ほぼ本土水準に到達をし、あるいは計画期間中に到達しようという状況にあるわけでございます。 なお、県民の総生産あるいは県民の一人当たり所得という面から見てまいりますと、総生産では名目で四十七年の四千八百六億円から、五十三年度には一兆三千二百五億円と大幅に伸びております。
なお、公共施設の中でも、しさいに見ますと、本土水準を上回っておるものあるいは本土水準に到達しつつあるもの、なお今後の残された二年間という期間を考えまして格差是正が困難であろうかと思われるようなもの、いろいろございます。ただ、全体的には、先ほど申しましたように、施設の整備につきましてはおおむね順調に進んでおるのではなかろうか、私どもこのように考えておるわけでございます。
なお、振興開発事業につきましては、これまで鋭意予算の増額、事業の推進等に努めてまいっておりまして、全体的には復帰時に比べまして大幅に整備が進んでおりますが、とりわけ道路、空港、上下水道、公立学校施設、これらの施設につきましては、おおむね本土水準に達し、あるいは達しつつあるというのが大まかな状況でございます。
すなわち、道路、空港、上下水道、公立学校施設等につきましてはおおむね本土水準に達したと思われております。しかしながら、公園、医療施設、屎尿処理施設等ではまだ若干格差が残っておりますので、引き続きその整備に相努めておるところでございます。