2012-06-20 第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
これに対して、本法律案では木材供給機能以外の公益的機能の維持増進を柱としているということでありますが、今法律案と再生プランの目指す十年後の木材自給率五〇%以上をどのように関連づけ、あるいは両者の整合をどのように図っていくのか、お伺いしたいと思います。 〔委員長退席、梶原委員長代理着席〕
これに対して、本法律案では木材供給機能以外の公益的機能の維持増進を柱としているということでありますが、今法律案と再生プランの目指す十年後の木材自給率五〇%以上をどのように関連づけ、あるいは両者の整合をどのように図っていくのか、お伺いしたいと思います。 〔委員長退席、梶原委員長代理着席〕
先生の御指摘になった問題につきましては、我々も同一方向で考えておりまして、昨年、林業基本法を改正いたしまして森林・林業基本法を制定いたしましたが、その中でも、木材供給機能にとどまらず、森林の持つ多面的な機能、環境保全であるとか水土保全であるとか、そういうものを重視して森林を整備していくということが重要という認識のもとで、例えば野生動植物の生息の場の提供などの面ですぐれた機能を持つ複層林であるとか、戦後針葉樹
私といたしましては、まず国土の六割を占める森林、しかもその森林はただ木材供給機能だけではなくて、昨年のたび重なる豪雨水害にも見られますように、山がしっかりしていることがいかに大切かということを改めて認識したところでございます。
森林は、木材供給機能に加えて、国土の保全、水資源の涵養あるいは自然環境の保全、形成等、きわめて多方面の公益的な機能を果たしているところでございます。このために、長期的視野に立って林業振興を図るとともに、国民各位の御理解と協力を得ながら、緑の資源の保護、森林を育てることは、わが国の林業政策の基本としてきわめて重視しておるところでございます。
国有林野事業の運営の基本といたしまして、私ども国民へ木材供給機能をより高めるという側面と、もう一つは、森林の持っておりますところの公益的機能を確保しながら事業能率の向上にさらに努力をするという考え方でやっております。
そしてまた、計画的、持続的な木材供給機能を充実していくためには、伐採童の伸びは当面余り期待ができない、こういう答弁も聞いているわけであります。 この場合、公益的機能を強く要請する国有林の仕事としては、ある時期においては投資の効率は低い面もあったといたしましても、長期的な展望に立って一般会計から金をつぎ込む、このこともやっぱりやらなければならない仕事であるというふうに思います。
御指摘ございましたように、林野庁といたしましては、森林の持っております木材供給機能並びに森林を中心といたしました公益的機能の両機能を充実させるということのために調和ある行政ということで施行いたしておるわけでございます。
しかし先ほどお答え申し上げましたように、森林が持っております木材供給機能、公益的機能、これを両立しながら日本の林政というものを推進すべきことは当然でございまして、その中での自給率向上の努力を当然すべきだ、このように考えておりまして、特に造林の推進のためには切るということが前提でございますので、林道の整備、これらを含めた基盤整備あるいは構造の改善、あるいは木材生産、それに消費流通の改善、それぞれ私どもは
したがって、そういう要請にこたえるということが大事でありますと同時に、木材供給機能というものも大事でございます。